【2/19追記:開催延期】公開講演会「ギャンブル依存症と日本社会」

INFORMATION

  • 2020年3月6日(金)18:30~21:00
  • 池袋キャンパス 7号館1階 7102教室


2/19追記
【開催延期】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内での感染拡大を受け、本イベントは皆様の健康と安全のため開催を延期します。
日程が決まり次第、本サイトにてお知らせいたします。







ギャンブル依存症とは、ギャンブルにのめり込むことにより日常生活または社会生活に支障が生じている状態を言います。2017年に厚生労働省が発表したギャンブル依存症に関する疫学調査(中間結果)では、生涯で依存症が疑われる状態になったことのある人は3.6%(全国約320万人)と推計されています。

2016年に成立した統合型リゾート(IR)整備推進法に基づき、政府は2020年代半ばにカジノを含むIRを国内最大三ヶ所で開設する方針を示しています。IR推進法の成立にあたっては衆議院・参議院の両院にて「ギャンブル等依存症患者への対策を抜本的に強化すること」という趣旨の附帯決議が附され、2018年にはギャンブル等依存症対策基本法が施行されました。

ギャンブル依存症の予防には教育現場での取り組みも重要です。国立病院機構久里浜医療センターの調査によると、ギャンブルにのめり込み、同センターに治療に訪れる人の大部分は中高年の男性で、その多くは20歳頃からギャンブル等を開始し、20代後半から借金などのギャンブル等による問題が生じていると言います。こうした実態を踏まえると、大学等の教育機関の果たすべき役割も大きいと言えるでしょう。

2018年12月から2019年1月にかけて大阪市のホームレス状態にある人121人を対象に実施したヒヤリング調査(認定NPO法人ビッグイシュー基金と京都大学大学院医学研究科による共同研究)では、生涯でギャンブル依存症に該当すると考えられる人が42.1%にものぼっており、ギャンブル依存症と貧困リスクとの関連が明らかになりつつあります。

本講演会では、この調査研究を実施したビッグイシュー基金の関係者とギャンブル依存症患者の治療に取り組む精神科医をパネラーに招き、私たちの社会がギャンブル依存症問題にどう向き合うべきかを議論します。

講師

東京大学客員教授、認定NPO法人ビッグイシュー基金共同代表
米本 昌平 氏

1946年、名古屋市生まれ。京都大学理学部卒業後、証券会社で働きながら、科学史を独学。1976年に三菱化成生命科学研究所に入所し、その後、科学技術文明研究所長、東京大学先端科学技術研究所などを経て、現在に至る。
認定NPO法人ビッグイシュー基金に設けられた研究会「ギャンブル障害研究グループ」の中心メンバーとして、『新版 疑似カジノ化している日本—ギャンブル障害を乗りこえる社会へ』(2018年10月発行)等の報告書のとりまとめを行なう。

認定NPO法人ビッグイシュー基金事務局長・理事
高野 太一 氏

1981年、鹿児島生まれ。認定NPO法人ビッグイシュー基金に設けられた研究会「ギャンブル障害研究グループ」の事務局を担当。2018年12月から2019年1月にかけて同研究グループが京都大学大学院医学研究科との共同で実施した大阪のホームレス状態にある人121人へのヒヤリング調査研究の結果のとりまとめに関わる。
2019年11月、ニューデリーで開催された第21回国際嗜癖医学会年次学術総会において、上記ヒヤリング調査の結果を発表する。

ことぶき共同診療所医師、精神科医
越智 祥太 氏

1968年、横浜市生れ。千葉大学卒業後、内科医として3年勤務。その後、久里浜病院、多摩あおば病院、南晴病院長を経て、ことぶき共同診療所勤務。横浜のドヤ街、寿町で20年以上働き、ギャンブル等の依存症の人も多く診てきた。

コーディネーター

本学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授
稲葉 剛

詳細情報

名称

【2/19追記:開催延期】公開講演会「ギャンブル依存症と日本社会」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所

共催

社会デザイン学会、認定NPO法人ビッグイシュー基金

備考

立教大学における新型コロナウイルス関連肺炎(COVID-19)への対応について

お問い合わせ

社会デザイン研究所

TEL:03-3985-4725
11:00~18:00(月・水・金開室)