公開講演会
「〈単なる吃音〉—ゲーテ『詩と真実』における人物描写術と観相学の伝統(„Ein bloßes Stottern“. Goethes Porträtkunst und die Tradition der Physiognomie in ‚Dichtung und Wahrheit‘.)」

INFORMATION

  • 2020年3月23日(月)14:30~16:30
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 カンファレンス・ルーム

18世紀スイス人ラヴァーターの『観相学断片』(1775~)とともに再発見された観相学の伝統は、人間の顔立ち・表情という「外面」からその人物の性格・人柄などの「内面」を判定するという関心に基づいた知の技術である。講演では、ヨーロッパの文化を通じて常に観察されるこの関心を、ゲーテがその『詩と真実』においてどのように受入れ、それをヘルダー、妹のコルネリア、そしてラヴァーター自身の人物描写に—批判もこめて—どのように生かしているかを、文化論の視点から考察する。

講師

ケルン大学名誉教授(ドイツ文学)
ヴィルヘルム・フォスカンプ(Wilhelm Voßkamp)氏

1936年生まれ。1965年キール大学博士号取得。1971年ケルン大学にて教授資格取得。1972年から1987年までビーレフェルト大学教授、1987年からケルン大学教授(2004年退官、現在同大学名誉教授)。1994年ベルリン・ブランデンブルク科学アカデミー会員、現在に至る。近・現代ドイツ文学、とくに教養小説、文芸ジャンルとしてのユートピア文学を中心に、文学ジャンルの歴史的変遷、文学システムと社会システムの相関を主な専門領域とする。

主要業績
『ドイツ長編小説の理論—マルティン・オーピッツからフリードリヒ・フォン・ブランケンブルクまで』(Romantheorie in Deutschland. Von Martin Opitz bis Friedrich von Blanckenburg)(1973)
『ユートピア研究。近世ユートピアに関する学際研究』(Utopieforschung.Interdisziplinäre Studien zur neuzeitlichen Utopie)(1982)
『人生の長編小説—教養とその歴史のアクチュアリティ』(Der Roman des Lebens: Die Aktualität der Bildung und ihre Geschichte)(2009)
『未来の紋章学。トマス・モアからローベルト・ムージルにいたる文学的ユートピアの詩学』(Emblematik der Zukunft. Poetik und Geschichte literarischer Utopien von Thomas Morus bis Robert Musil)(2016)
など。論文・著書多数。

詳細情報

名称

公開講演会
「〈単なる吃音〉—ゲーテ『詩と真実』における人物描写術と観相学の伝統(„Ein bloßes Stottern“. Goethes Porträtkunst und die Tradition der Physiognomie in ‚Dichtung und Wahrheit‘.)」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科

お問い合わせ

学部事務第1課