第78回 ジェンダーセッション「女性像からみる原爆映画:スター・ヒロインと被爆者像の交錯」

INFORMATION

  • 2019年7月29日(月)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 14号館6階 D601教室

広島・長崎への原爆投下以降、日本では今日までに原水爆や被爆者を題材にした映画が200本以上製作されている。これら「原爆映画」は、その特殊な題材ゆえに専ら社会・政治的文脈から考察されてきた。しかし、原爆映画の画面や音声を丹念に読み解くと、それらが単に時代ごとの核を巡る言論を反映しているだけでなく、同時代の日本映画の潮流に沿って映画を構成していることが分かる。

本セッションでは、原爆映画が人気スターや流行のヒロイン像、類型的なプロットなどを取り入れながら、被爆者像を構築してきたことに着目し、映画の中の被爆者像がジェンダー規範に適った女性像で表象されてきたことを検討する。ジェンダー化された被爆者表象の分析を通じて、映画が未曽有の災厄としての原爆を、いかに清楚で無垢なイメージで映してきたかを考えたい。

講師

ジェンダーフォーラム教育研究嘱託、一橋大学博士研究員、至誠館大学非常勤講師
片岡 佑介(かたおか ゆうすけ) 氏

一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は映画研究・表象文化論。主な論文は、「占領の表象としての原爆映画におけるマリア像:熊井啓『地の群れ』を中心に」、東琢磨ほか編『忘却の記憶 広島』(月曜社、2018)など。

詳細情報

名称

第78回 ジェンダーセッション「女性像からみる原爆映画:スター・ヒロインと被爆者像の交錯」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

ジェンダーフォーラム

備考

お問い合わせ

ジェンダーフォーラム事務局