公開講演会 「通訳研究の過去・現在・未来」

INFORMATION

  • 2018年8月4日(土)13:30~15:30
  • 池袋キャンパス 7号館3階 7301教室

東京オリンピック・パラリンピック競技大会を2年後に控え、ますます存在感を増している通訳者。その育成には理論と実践の両面が必要であることから、世界的には、高等教育機関がその育成を担ってきた。本学でも2016年度から異文化コミュニケーション学部で通訳・翻訳者養成プログラムを、大学院異文化コミュニケーション研究科で会議通訳者養成プログラムを提供しているが、このようなプログラムは日本ではまだ例が少ない。その理由の一つに、通訳者の育成を担うべき研究者・教育者の不足が挙げられる。通訳研究の最前線では今、どのようなトピックが注目されているのか。また、日本の研究者はどのような貢献を期待されているのか。本講演会では、「通訳研究の過去・現在・未来」と題して、米国・香港・台湾で長く通訳者教育にあたるとともに、通訳研究で国際的に最も権威がある国際学術雑誌の一つである Interpreting: International Journal of Research and Practice in Interpreting の共同編集長を務めている香港バプテスト大学のMin-hua Liu(劉 敏華)教授に、世界的な通訳研究の潮流と現状についてお話しいただく。本講演会の実施は、日本における通訳研究の発展に寄与するだけでなく、本学で通訳研究に取り組んでいる学生・教員や、本学に多数留学している中国語話者の学生にとって、自らの学びや研究に直結する情報が得られる貴重な機会だと思われる。

講演者

香港バプテスト大学教授
Min-hua Liu(劉 敏華) 氏

香港バプテスト大学教授。通訳研究者・教育者。主な研究分野は通訳プロセスの認知的側面および通訳試験における評価。テキサス大学オースティン校で博士号(外国語教育)取得(2001年)。台湾の輔仁大学(Adjunct Associate Professor, 2002-2013)国立台湾師範大学(Adjunct Associate Professor, 2003-2012)、米国のミドルベリー国際大学モントレー校(Associate Professor, 2011-2015)で教鞭を取り、2015年から現職。2012年からは国際学術雑誌 Interpreting: International Journal of Research and Practice in Interpreting の共同編集長を務め、通訳研究のトピックや方法論などに関する最近の動向についても精通している。

詳細情報

名称

公開講演会 「通訳研究の過去・現在・未来」

内容

13:30-13:40 開会のことばと講師の紹介:松下佳世(異文化コミュニケーション学部准教授)
13:50-14:50 講演「通訳研究の過去・現在・未来」
講演者:Min-hua Liu(劉 敏華) 氏
15:00-15:30 質疑応答
使用言語:英語、通訳なし

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

異文化コミュニケーション学部

備考

使用言語:英語(通訳なし)

お問い合わせ

学部事務4課 異文化コミュニケーション学部担当

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