公開セミナー「フィリピン南部の和平プロセス—課題と展望」(Peace Process in the Southern Philippines: Prospects and Challenge)

INFORMATION

  • 2015年11月15日(日)13:30~17:00
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール

本セミナーでは、MILFの和平交渉団長をつとめてきたモハゲル・イクバル氏をはじめ、和平プロセスに豊富な経験と知識をもつ3名のスピーカーをお招きし、フィリピン南部の和平プロセスの課題と展望を議論する。使用言語:英語、簡易逐次通訳あり

登壇者

モロイスラム解放戦線和平交渉団議長/バンサモロ移行委員会議長
Mr. Mohagher Iqbal

マニュエル・ケソン大学卒業。1997年からモロイスラム解放戦線の和平交渉団長を務める。Salah Jubairの名前で、The Long Road to Peace: Inside the GRP-MILF Peace Process, Bangsamoro: A Nation Under Endless Tyrannyなどの著作がある。

モロイスラム解放戦線和平交渉団メンバー
Mr. Abdulla Camlian

カイロ軍事アカデミー卒業。ムスリム関係所副所長、南部フィリピン開発庁職員など歴任。2010年からMILF和平交渉団のメンバーを数回にわたって務める。

フィリピンイスラム民主主義センター代表・弁護士
Ms. Salma Rasul

フィリピン大学法学部卒業。弁護士としてフィリピン開発銀行、移民団体、在フィリピンサウジアラビア大使館などでコンサルタントを歴任する。フィリピン大学イスラム法センターの代表を兼任する。

詳細情報

名称

公開セミナー「フィリピン南部の和平プロセス—課題と展望」(Peace Process in the Southern Philippines: Prospects and Challenge)

内容

1970年前後、政治の中心から追いやられ、経済的に窮乏したモロ(イスラム化したフィリピン南部の先住民)が、自決権を求めて武力蜂起した。以来45年が過ぎ、フィリピン南部の武力紛争は世界で最も長い紛争の一つとなった。その紛争に終止符を打つべく、フィリピン政府とモロイスラム解放戦線(MILF)は、2012年10月に最終和平合意にいたるまでのロードマップを記した枠組合意に署名した。これにより、2016年にフィリピン南部に新たな自治政府を設立する予定である。しかし、自治政府設立の法的根拠となる「バンサモロ基本法案」をめぐる公聴会、上院、下院での審議においてがさまざまな異なる意見が表出され、設立までの道のりは険しい。
フィリピン南部の和平プロセスには、日本政府も2006年から本格的な支援を開始した。J-BIRD(Japan-Bangsamoro Initiatives for Reconstruction and Development)と名付けられた支援プログラムのもと、国際監視団へ日本人開発専門家を派遣するなど、画期的かつ積極的な支援を展開している。果たして、国際社会、日本はどのように和平プロセスに貢献することができるのだろうか。

対象者

プロジェクトメンバー、本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

アジア平和構築ウェブ展開プロジェクト

共催

アジア地域研究所

お問い合わせ

大阪大学大学院国際公共政策研究科

松野研究室(Tel:06-6850-5646、E-mail: apb@osipp.osaka-u.ac.jp)

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