公開シンポジウム「なぜアフリカの紛争が長期化するのか?-大国の役割の観点から考える-」※要事前申込

INFORMATION

  • 2015年6月27日(土)13:00~17:00
  • 池袋キャンパス 9号館大教室
    ※会場が変更になりました

ルワンダ、コンゴ民主共和国、スーダン、ソマリア、ウガンダ、中央アフリカ共和国、ナイジェリア、マリ…。アフリカでは、特に1990年代以降、「内戦」「ジェノサイド」「民族浄化」「テロ戦争」が繰り返し勃発している。その結果、何百万人の人々が、殺害、強制移動、性的暴力や人質などの犠牲になっている。「国際社会」は紛争解決のためにさまざまな形で努力をしているにもかかわらず、なぜ依然として、アフリカは不安定のままで居続けているのだろうか。
「国際社会」がこのような残虐行為を止めて平和をもたらす方法を議論する前に、まずアフリカの紛争の本質を正確に理解する必要がある。国際政治が専門で、著名な調査ジャーナリスト、ピエール・ペアン氏が、自身の豊富な調査をもとにそれを分析する。特に、日本ではほとんど知られていない、アフリカにおける大国の役割や干渉を明らかにする。使用言語:日本語(フランス語から日本語への逐次通訳あり)

スピーカー

調査ジャーナリスト
ピエール・ペアン(Pierre Péan)氏

パリ政治学院で政治学を学ぶ。国際政治、安全保障、紛争(アフリカ、湾岸、コソヴォ)の分野に関して、30冊以上の著書を出版。主要な著書はCarnage: Les guerres secrètes des grandes puissances en Afrique(『大殺戮:アフリカにおける大国の内密の戦争』)(2010年)。フランス人、77歳。

モデレーター

法政大学客員教授、国連大学客員教授
長谷川 祐弘 氏

ワシントン大学国際関係開発学博士課程修了。第二次国連ソマリア活動(UNOSOM II)政策企画担当部長、ルワンダ国連常駐調整官など30年以上、国連機関に勤務。法政大学客員教授・国連大学客員教授。国連事務総長特別代表(東ティモール担当)

コメンテーター

明治学院大学平和研究所元所長
勝俣 誠 氏

パリ第一大学博士課程修了(開発経済学博士)。パリ第三大学、貿易研修センター(静岡)、アフリカ・ダカール大学、フランス社会科学高等学院、カナダ・モントリオール大学などの勤務を経て、明治学院大学教授を歴任。

21世紀社会デザイン研究科特任准教授、UNHCR元職員
米川 正子 氏

ケープタウン大学院で修士号取得(国際関係)。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で、ルワンダ、コンゴ民主共和国などアフリカ数か国で勤務。JICA客員専門員、宇都宮大学特任准教授を歴任。

詳細情報

名称

公開シンポジウム「なぜアフリカの紛争が長期化するのか?-大国の役割の観点から考える-」※要事前申込

対象者

本学学生、明治大学、国際大学、他大学学生、教職員、一般

申し込み

※グローバル教育センターHPよりWeb申込みによる事前のお申込みが必要です。(250名)

主催

立教大学、明治大学、国際大学「国際協力人材」育成プログラム

共催

日本アフリカ学会関東支部、平和構築研究会

備考

詳しいチラシはこちら

お問い合わせ

グローバル教育センター 

TEL:03-3985-4876

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。