国際シンポジウム「International Symposium“The Maritime Order and Social Integration in Southeast Asia” (東南アジアにおける海域秩序と社会統合)」6月27・28日

INFORMATION

  • 2015年6月27日(土)10:00~15:30
  • シンガポール 南洋理工大学 華裔館 2階ホール

東西海洋交通の要衝であったインド洋、南・東シナ海、太平洋には、来航者を受け入れ外部世界への窓口となる港市が、各地で発展を遂げた。港市は、諸海域を結びつけ広域ネットワークを形成するとともに、地域の結節点となり地元社会の構築にも寄与した。本シンポジウムでは、これらの港市が外来系住民や地元の人々を抱え込みながら、いかなる社会統合を展開したのか、その歴史的過程を考察し広域秩序や海域秩序さらに地域秩序の構築のされ方を、東南アジア地域を中心に、インド洋、太平洋地域も含めて検討する。なお、この研究成果報告会(シンポジウム)は「文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」における「21世紀の海域学の創成—「南洋」から南シナ海・インド洋・太平洋の現代的ビジョンへ—」プロジェクトの一環として行うものである。使用言語:英語

講師

アンソニー・リード(Anthony Reid)氏

1939年 生まれ。オーストラリアの歴史家。東南アジア史研究。ケンブリッジ大学博士。イェール大学、オークランド大学勤務ののち、オーストラリア国立大学在職中に、著書「Southeast Asia in the Age of Commerce 1450-1680」において、「交易の時代(Age of Commerce)」(邦訳あり)を提示。その後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校を経てシンガポール国立大学前教授。2002年に福岡アジア文化賞学術研究賞を受賞。

詳細情報

名称

国際シンポジウム「International Symposium“The Maritime Order and Social Integration in Southeast Asia” (東南アジアにおける海域秩序と社会統合)」6月27・28日

内容

登壇者
6月27日
《報告者》
 弘末 雅士(アジア地域研究所所員、文学部教授)
 Koh Keng We 氏 (南洋理工大学,Nanyang Technological University)
《モデレーター》
 Zhou Min 氏 (南洋理工大学,Nanyang Technological University)
《報告者》
 Reynaldo Ileto 氏 (南洋理工大学,Nanyang Technological University)
 竹中 千春(アジア地域研究所所員、法学部教授)
 堀本 武功 氏 (放送大学客員教授)
《モデレーター》
 豊田 由貴夫(アジア地域研究所副所長、観光学部教授)
 Wong Chee Meng 氏 (南洋理工大学、Nanyang Technological University)
 舛谷 鋭(アジア地域研究所所員、観光学部教授)
《モデレーター》
 Lim Boon Hock 氏 (南洋理工大学,Nanyang Technological University)
《講演およびディスカッション》
 Anthony Reid 氏 (シンガポール国立大学前教授)

対象者

主催・主催校 学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

アジア地域研究所「21世紀海域学の創成」プロジェクト

共催

南洋理工大学人文社会学部、南洋理工大学華裔館

後援

在シンガポール日本国大使館、国際交流基金クアラルンプールセンター

お問い合わせ

アジア地域研究所 TEL:03-3985-4492 kaiikigaku@rikkyo.ac.jp
現地お問合わせ先:南洋理工大学人文社会学部 舛谷 65-6592-1600

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