公開シンポジウム「テル・ゼロールからテル・レヘシュへ ── イスラエルにおける日本考古学調査団の50年の歩み ── 」

INFORMATION

  • 2014年11月29日(土)10:00~20:20
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール

2014年は、日本の考古学調査団がイスラエルのテル型遺跡において本格的な発掘調査を開始してから50年目にあたる。その間、テル・ゼロール、テル・エン・ゲヴ、テル・レヘシュと三つの遺跡において調査が実施され、その研究成果は国際的に高い評価を受けてきた。加えて、日本とイスラエル双方の研究者の相互理解や学問的な議論の発展にも多大な貢献がなされてきている。本シンポジウムにおいては、半世紀という節目にあって、これまでの日本・イスラエル合同の発掘調査を振り返り、またそれを関連する諸学問分野の発展の中に定位するとともに、現在の調査の現状と、今後の課題について、両国双方の研究者が膝と膝をつき合わせて議論する。※使用言語:英語(通訳あり)

10:00 歓迎の言葉 

本学文学部准教授
長谷川 修一

【セッション1 テル・ゼロール 1964-1966,1974】

10:15 「テル・ゼロールの発掘調査の思い出」

上智大学特任教授、本学名誉教授
月本 昭男

10:45 「テル・ゼロール発掘調査を追憶する」

イスラエル考古局研究員
エリ・ヤンナイ 氏

11:45 「日本調査団によるテル・ゼロール発掘調査 — シャロン海岸平野における考古学的調査の草分け—」

ハイファ大学准研究員
エズラ・マルクス 氏

12:45~14:00 昼食

【セッション2 テル・エン・ゲヴ 1990-1992,1998-1999,2001-2004,2010-2012】

14:00 「日本隊再結成~エン・ゲヴ遺跡発掘の始まりとペルシア・ヘレニズム時代の出土物」

鎌倉女子大学教授
牧野 久実 氏

14:30 「鉄器時代のエン・ゲヴ遺跡~イスラエル、ゲシュル、アラム・ダマスカス王国をめぐって」

慶應大学教授
杉本 智俊 氏

15:00-15:30 休憩

【セッション3 テル・レヘシュ 2006-2010, 2013-】

15:30 「発掘調査に照らしたテル・レヘシュの歴史 — 前期青銅器時代からローマ時代まで」

イスラエル考古局研究員/ベン・グリオン大学講師
イツハク・パズ 氏

16:30 「テル・レヘシュ発掘調査の意義と課題」

天理大学教授
桑原 久男 氏

17:00 ビデオ・スピーチ

エルサレム・ヘブライ大学名誉教授
アミハイ・マザール 氏

17:10 結びの言葉 

上智大学特任教授、本学名誉教授
月本 昭男

18:20 レセプション/贈呈式

詳細情報

名称

公開シンポジウム「テル・ゼロールからテル・レヘシュへ ── イスラエルにおける日本考古学調査団の50年の歩み ── 」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

キリスト教学研究科

お問い合わせ

学部事務1課 

TEL:03-3985-2521

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