公開講演会「ガルシア=マルケスを読む ── ガルシア=マルケス受容の来し方行く末」

INFORMATION

  • 2014年10月4日(土)16:00~18 :00
  • 池袋キャンパス 14号館4階 D402教室

今年4月に逝去したコロンビア出身の作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの作品は、20世紀の文学界に金字塔を打ち立て、全世界の数多くの文学者や映像作家に影響を与えてきた。1955年に発表されデビュー作となった小説『落葉』以降、2004年に出された小説『わが悲しき娼婦たちの思い出』まで、半世紀間に及ぶ作家生活の中で膨大な数の作品が紡ぎ出された。中でも『百年の孤独』(1967年)は世界中の読者に強烈な衝撃を与え、現代小説の雛型として、繰り返し引用され参照されてきた。一方で、ガルシア=マルケスをはじめとする「ブーム」の作家に多く共通する「魔術的リアリズム」的な文学世界像に対して、近年、ポスト・ブームの作家からの問い直しがなされ始めている。本企画では、ガルシア=マルケスの受容における「過去」と「未来」のそれぞれを、独自の視点から批判的に検討し直すことを通じて、21世紀の現在、我々は20世紀文学をどのように継承していくことができるのか、その新たな可能性を考える。

詳細情報

名称

公開講演会「ガルシア=マルケスを読む ── ガルシア=マルケス受容の来し方行く末」

内容

「ガルシア=マルケスは誰が読んでいたのか?」
柳原 孝敦 氏(東京大学准教授)
【略歴】
東京外国語大学外国語学部卒業、同大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学、文学博士(2003年取得)。法政大学助教授(1996~2004年)、東京外国語大学助教授・准教授(2004~2013年)を経て、2013年より現職。専門はスペイン語圏の文学・文化研究。アレホ・カルペンティエール、アルフォンソ・レイェス、ホセ・マルティといったラテンアメリカを代表する作家や思想家を幅広く研究し、映像分析も多く手がけている。またラテンアメリカ文学を多数翻訳して積極的に日本に紹介してきている。

「これから読むガルシア=マルケス」
久野 量一 氏(東京外国語大学准教授)
慶應義塾大学文学部卒業、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学、文学修士。法政大学経済学部助教授(2005~2013年)を経て、2013年より現職。専門はラテンアメリカ文学。ガルシア=マルケスに関する論文・評論を多く手がける他、ロベルト・ボラーニョやホルヘ・ルイス・ボルヘスといった、ラテンアメリカを代表する作家の重要な主要作品の翻訳を数多く手がけている。

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

文学部文学科文芸・思想専修

お問い合わせ

学部事務1課 

TEL:03-3985-2500

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