「ヨーロッパからスポーツの基本を学ぶ — ヨーロッパにおける最新の体幹トレーニングセミナー — 」※要事前申込
INFORMATION
人間の身体の基本的動作の基本は、立つ、歩く、走る、止まる、ジャンプするなど、体幹の筋を使うものであり、スポーツの動作は、この体幹の筋を最大限に活用することが重要となる。また、ロコモティブシンドロームといわれる寝たきり予防に対する運動器の能力低下に対しても、体幹筋の機能向上が重要である。しかし、体幹の筋は、これまでの筋力トレーニングや持久的なエクササイズでは、非常にトレーニング効果が低い。また、この体幹の筋の機能が低下することが、スポーツでのけがや高齢者のけがの発生頻度の上昇につながっていくと言われている。したがって、競技力向上のため、けがの予防のためや年齢による筋の機能低下予防のために、近年、この体幹の筋を効率よく向上させるトレーニングの研究が世界各国で行われており、その最先端の知識を今回ヨーロッパから紹介する。※使用言語:英語(通訳あり)
講師
理学療法士、スポーツ治療師、アスレチックコーチ
ローマン・ヤホダ氏
理学療法士、スポーツ治療師、アスレチックコーチ柔道オーストリア代表選手として活躍し、選手引退後に、柔道のオーストリア代表コーチを10年以上務める。現在オーストリア、スロバキア、ベルギー、ドイツなどの大学で体幹トレーニングの教育を行っている。また、ヨーロッパサッカー協会のトレーニングインストラクター、オーストリアおよびスイス代表サッカーチーム、ビーチバレーボールオーストリア代表、ハンドボール・スロバキア代表、クライミング・オーストリア代表のフィジカルインストラクターを務める。世界サッカー連盟(FIFA)やヨーロッパサッカー連盟(UEFA)からの派遣として、競技力向上やケガの予防のための体幹トレーニングのセミナーを世界各地で行っており、この分野ではヨーロッパで第一人者である。
MBA Joseph Schumpeter Institute School
トーマス・ネッツアー氏
MBA Joseph Schumpeter Institute School、1998年からザルツブルグおよびチロルで柔道のヘッドコーチを、1999年からオーストリア柔道強化選手のコーチを務めている。2011年よりオーストリア・オリンピックセンターにてコーチを務め、2012年ロンドンオリンピックでオーストリア代表コーチとしてオリンピックに参加した。オーストリア柔道界では大変有名な人物である。2013年からヤホダ氏とともに、ヨーロッパにて体幹トレーニングの指導者としても第一人者である。また、大学にてMBAを取得しており、代表や強化選手のマネジメントを行うスポーツ・ダイレクターとしても活躍している。
詳細情報
名称
内容
14:20~17:00 「ワークショップ」 P402(フロア2)、P403(フロア3)
対象者
※定員50名、要事前申込、入場無料
申し込み
2014年8月1日(金)~9月15日(月)17:00締切
harukato@rikkyo.ac.jpにメールにて申込み
タイトルを「トレーニングセミナー申込み」とし、(1)氏名(フリガナ)、(2)所属、(3)連絡先(電話番号、メールアドレス)を記載すること