外務省国際協力60周年記念事業公開講演会「人道支援の今日的課題 ~ 『世界人道サミット』北・南東アジア地域準備会合の日本開催にむけて ~」※要事前申込

INFORMATION

  • 2014年6月27日(金)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール

東日本大震災を経験した日本において、緊急人道支援は今や自国の最重要課題の一つであるが国外においても紛争、自然災害、急速に進む人口増加、なかなか克服されない貧困、そして気候変動の影響で、毎年より多くの人々が人道支援を必要としている。国連の潘基文事務総長は、2012年1月、任期2期目の国連総会での所信表明にあたり「世界人道サミット」開催を提唱した。これは人道支援の世界規模の課題に立ち向かい、国際人道支援をより効果的かつ幅広い参加を伴うものにしようという試みで2016年にトルコで開催される本会議に向け、世界8つの地域毎の準備プロセスが本年よりスタートしている。
この準備プロセスでは「効果的な人道支援の実現」「脆弱性を減らし、リスクを管理する」「紛争にまきこまれた人々のニーズに応える」「イノベーションを通じた支援のあり方の変容」の4つの課題に沿って各地域毎に協議が行われるが、日本政府はインドネシア政府とともに7月23-24日に東京で開催される北・南東アジアの地域準備会合のホスト国となっている。この地域準備会合には域内16カ国の政府、地域機構、人道支援団体、市民社会、民間企業など約100名が参加予定である。
21世紀社会デザイン研究科では、この会議の国連側の担当機関である国連人道問題調整事務所と共催で、「世界人道サミット」を周知するとともに、人道支援の課題解決の重要性を広く訴える公開シンポジウムを開催する。

《講師》

国連人道問題調整事務所神戸事務所長
渡部 正樹 氏

海外経済協力基金(現在の国際協力機構)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)を経て、2008年5月よりOCHAニューヨーク本部勤務(スリランカ及び東日本大震災を担当)。2012年1月より現職。

外務省国際協力局緊急・人道支援課長
伊藤 毅 氏

1991年外務省入省。大臣官房国際報道官室首席事務官、欧州連合日本政府代表部一等書記官、 在エジプト日本国大使館参事官、国際協力局地球規模課題総括課企画官、内閣官房内閣参事官などを経て、2013年8月より現職。

《司会兼報告》

本学大学院21世紀社会デザイン研究科/社会学部教授、「世界人道サミット」北・南東アジア地域運営グループメンバー
長 有紀枝

詳細情報

名称

外務省国際協力60周年記念事業公開講演会「人道支援の今日的課題 ~ 『世界人道サミット』北・南東アジア地域準備会合の日本開催にむけて ~」※要事前申込

対象者

21世紀社会デザイン研究科学生、教職員、校友、一般
※入場無料

申し込み

所属、氏名、e-mailアドレス、シンポジウム開催日を記載のうえ、以下専用アドレス宛て申込

主催

21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所

共催

国連人道問題調整事務所(OCHA)

後援

特定非営利活動法人 難民を助ける会 【後援】 外務省

備考

詳しいチラシはこちらから

お問い合わせ

21世紀社会デザイン研究科委員長室

TEL:03-3985-2181(月~金11:00~18:00)

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