観光学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2026)

2025/05/07

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

観光学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

観光学部観光学科4年次 金子 真陽さん(東京都 戸山高等学校)

好きな旅行や観光を守るため地域の活性化を研究しています
幼い頃から家族と日本各地を旅行してきましたが、活気に満ちた場所がある一方、魅力的な景観や食、伝統文化があるにもかかわらず、生かしきれていない観光地も多く見てきました。そういった経験から地域の魅力を伝える方法を考えるようになり、地域活性化について学ぶために観光学科へ進学しました。

ゼミでは美術館や国際芸術祭などアートを扱う場所において地域とどのように関わりあうのかという研究をしています。観光マーケティングで“地域を元気にする仕組みづくり”や“集客と満足の仕組みづくり”について考えてきました。そのなかで美術館は美術品を保存・研究・展示するという役割だけでなく、アートを利用して人流を活性化する、地域をアピールするという側面も持ち合わせていると考え、研究に励んでいます。

将来の目標は、地域住民と観光者の両者にとって満足できる観光を実現するため、地域における観光基盤を整備することです。大学で観光の理解を深めるなかで、観光が地域活性化の一助となる可能性を学びました。特に、地域住民にとっても受け入れやすい観光のあり方を探し求めています。就職先では、これまでの学びを生かし、さまざまな視点から観光産業を支えたいと考えています。

観光学部交流文化学科4年次 町山 奈々美さん(埼玉県 越谷北高等学校)

ペットは乗客?手荷物?観光をとおして現代社会を見る
高校生の時に、さまざまな社会問題について留学生と対話するプログラムに参加し、多様な文化的背景をもつ人々と交流することで幅広い価値観に触れられることを魅力に感じました。文化の交流が色濃く現れる観光について専門的に学びたいと考え、本学科を志望しました。

本学科では観光を俯瞰的に読み解き、地域や文化、社会の姿を捉え直します。その切り口が社会学や文化人類学、歴史学など多岐にわたるのが特徴です。観光社会学ゼミでは、近年ペットが「手荷物」から「乗客」へと変化していることに着目し、「ペット・ツーリズム」について研究。ペットを旅行に連れていくのは人間のエゴではないのかという問いを基に、人間と動物の関係性についてポスト・ヒューマニズムの観点から考察しました。学会で優秀賞を受賞できたことは、学習へのモチベーションをさらに高めるきっかけとなりました。

授業では学生のオリジナルな問いや考察が重視され、自分の考えをもって議論することを楽しめる学生が多いです。また、学外で行われる実習や社会連携事業に挑戦する学生も多く、座学とフィールドでの経験を往還しながら学びを深められることが魅力です。

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