経済学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2026)

2025/05/07

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

経済学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

経済学部経済学科4年次 奥山 太陽さん(山形県 山形南高等学校)

経済の『なぜ』『どうして』を多角的な視点で読み解けるように
経済学科では経済史、経営史、欧州経済史、アメリカ経済史など歴史系の授業を学んでいますが、歴史的事象にとどまらず、ミクロ、マクロの視点や人々の生活、世界情勢まで、経済にまつわるさまざまな「なぜ」「どうして」という疑問を考察し、解決しています。

例えば、経済学科に入る前はただ物の値段が上がった、円安が進んでいるとしか考えていませんでしたが、学科での学びから「物の値段が上がる理由はなぜなのか。上がったらどのような影響が出るのか」「なぜ円安が進むのか、進んだらどう影響ができるのか」などをミクロ、マクロ、歴史、経済理論、データ分析などから学び、世の中の動きが多角的な視点で非常に面白く考えられるようになりました。この経験から物価、為替、株価などを多少は読み解けるようになり、世の中の「当たり前」には理由があるのだと考えるようになりました。

私はゼネコン業界に就職する予定で、中でも建築営業の職を希望しています。ゼミや講義で学んだ課題解決力や論理的思考力、統計分析力を生かして、発注者と受注者そしてその土地の人々をつなぐ架け橋として人々が幸せになれるような建物を作っていきたいです。

経済学部経済政策学科4年次 涌井 伶香さん(新潟県 新潟高等学校)

プレゼン、論文大会への出場を通じて課題発見・解決のための分析力を醸成
社会の仕組みを学びたいという強い想いと、「都市政策」や「金融政策」といった面から経済学を学べることを知り、単なる分析や批判を超えて、「問題解決力」や「課題分析力」を身につけたいと考え、経済政策学科を志望しました。

ゼミではプレゼン、論文大会への出場を通じて、経済学と経営学の視点から企業について考察しています。プレゼン大会では、「母親の育児ストレスの緩和」をテーマに調査などを通じて解決策をチームで提案し、本選に出場することができました。学外論文大会では、日本企業のグローバル化のためのダイバーシティ指数の向上策について定量分析を行い、英語でのプレゼンに挑戦しました。2度の学外大会への出場は、課題発見や課題解決のための分析力の醸成という面において、とても貴重な経験となりました。

卒業後は生命保険会社に就職予定です。お客様のニーズに合った保険のあり方を追求し、1人でも多くのお客様を笑顔にすることが目標です。経済学部で学んだ理論や歴史、政策の知識だけでなく、ゼミ活動を通じて得た「論理的思考力」や「プレゼンテーション力」を活かしつつ、社会人として成長していきたいと考えています。

経済学部会計ファイナンス学科4年次 岩井 優香子さん(茨城県 江戸川学園取手高等学校)

経済動向や財務情報をもとに企業を分析する力を養います
会計ファイナンス学科ではアカウンティング、ファイナンス、マネジメントの3つの科目を軸として、経済動向や財務情報をもとに企業を分析する力を養います。多くの授業で簿記の基礎知識が求められ、新たに学ぶ内容と簿記とのつながりが見えた際には、社会経済における会計の重要さを実感しています。また、異なる授業でも、3科目が相互に影響し合っていることに気づかされ、会計を学ぶことの面白さを感じています。義務教育では学ぶことができない、お金についての知識を基礎から応用まで学ぶことができ、将来に生きるスキルを身につけられることも魅力だと考えます。

中小企業と地域経済について研究する所属ゼミでは論文活動に注力し、取材や調査を経て中小企業懸賞論文で本賞を受賞しました。この経験を通じて、社会人基礎力をはじめ、客観的に物事を観る力や論理的思考力、最後までやり切る力を身につけ、仲間と共に成長を実感できました。

将来は、大学生活で身につけた物事を客観的にかつ多面的に見て分析する力を生かし、地方の人々が豊かに暮らせるようなサービスを商品化することで地方の地域活性化を実現したいです。

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