法学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2024)
2023/05/18
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
法学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
法学部法学科4年次 猪倉 未彩さん(千葉県 佐原高等学校)
■おすすめの科目
「憲法」「刑法」「民法」は1年次から履修できる通年科目です。学習範囲が広くテスト直前に付け焼刃で勉強しても歯が立ちません。これらは法を学ぶ上での基礎となる科目で、2年次、3年次に履修する「憲法」や「刑法」「民法」は1年次の学習内容が前提となっています。さらに、「商法」などでも民法の知識が求められるので、しっかりと勉強しておくことをおすすめします。
■研究テーマ
所属するゼミの研究分野は政治思想です。今期はアダム・スミスを取り上げ、人間の感情や、道徳、正義といった観念はどういう過程で形成されるのか、また、社会秩序との関係などについて考察しています。人の感情について考える行為には、少し哲学的な部分があります。法学部のゼミでありながら法学部らしくない研究をすることに興味をもち、視野が広がると思い選択しました。実際に、小説を読むゼミは法学部ではほかに見当たりません。
■将来の目標
漠然とした目標ですが、世の中の役に立ちたいと思っています。そのためには、広くアンテナを張り、今何が求められているのかを理解する必要があります。内定先での配属先は未定ですが、法学部で培った論理的思考力はどの部署であっても必要な能力だと思います。大学時代に身につけた力を生かして情報を整理し、顧客のニーズを把握して、そのニーズに応えられる結果を実現したいです。
「憲法」「刑法」「民法」は1年次から履修できる通年科目です。学習範囲が広くテスト直前に付け焼刃で勉強しても歯が立ちません。これらは法を学ぶ上での基礎となる科目で、2年次、3年次に履修する「憲法」や「刑法」「民法」は1年次の学習内容が前提となっています。さらに、「商法」などでも民法の知識が求められるので、しっかりと勉強しておくことをおすすめします。
■研究テーマ
所属するゼミの研究分野は政治思想です。今期はアダム・スミスを取り上げ、人間の感情や、道徳、正義といった観念はどういう過程で形成されるのか、また、社会秩序との関係などについて考察しています。人の感情について考える行為には、少し哲学的な部分があります。法学部のゼミでありながら法学部らしくない研究をすることに興味をもち、視野が広がると思い選択しました。実際に、小説を読むゼミは法学部ではほかに見当たりません。
■将来の目標
漠然とした目標ですが、世の中の役に立ちたいと思っています。そのためには、広くアンテナを張り、今何が求められているのかを理解する必要があります。内定先での配属先は未定ですが、法学部で培った論理的思考力はどの部署であっても必要な能力だと思います。大学時代に身につけた力を生かして情報を整理し、顧客のニーズを把握して、そのニーズに応えられる結果を実現したいです。
法学部国際ビジネス法学科4年次 増渕 優太さん(愛知県 小牧南高等学校)
■学科での学びをとおして得たもの
法的知識だけでなく、物事を考えるための視点や思考法が身につきました。法を活用して問題を解決するには、「思考」の繰り返しが必要です。法を理解して覚えるだけでなく、解決に至る思考の道筋が重要だからです。学生時代に多様な学生とディスカッションを繰り返したおかげで、問題を整理して考え、バランス良く解決する力を養えたと感じます。また、問題や紛争に関わる当事者の立場を想像する力がつき、利害調整の方法や問題解決能力も培えました。これらの力は社会でも不可欠であり、私の強みとして生かせるでしょう。
■おすすめの科目
3年次に履修した演習「SDGsとビジネスロー」がおすすめです。このゼミ活動ではSDGs達成のためにビジネスローが果たす役割を学びました。現在、多くの民間企業が事業活動と社会課題解決の両立に取り組んでおり、一方では環境・社会・ガバナンスを考慮した投資も拡大しています。私はビジネスローの役割を理解した上で、興味をもった企業のSDGs活動を調査し、グループでディスカッションやプレゼンテーションを行いました。企業にとって社会課題に対する取り組みも重要であるという、新たな視点を得られました。
■将来の目標
将来の目標は、日本の社会課題を解決し、企業の国際競争力を高めることです。他の先進国に比べて生産性が低いという課題を、通信やIT、AI技術を活用して解決していきたいと思います。さまざまな分野にIT・通信を融合させれば、新たな可能性が生まれるでしょう。学生時代に体得した物事を考える視点や思考法を生かし、日本企業の新規ビジネスや既存ビジネスの拡大を支援することで、成長をサポートしたいです。加えて、海外拠点を所有する日系企業や海外企業とも「共創」を図っていきたいと思います。
法的知識だけでなく、物事を考えるための視点や思考法が身につきました。法を活用して問題を解決するには、「思考」の繰り返しが必要です。法を理解して覚えるだけでなく、解決に至る思考の道筋が重要だからです。学生時代に多様な学生とディスカッションを繰り返したおかげで、問題を整理して考え、バランス良く解決する力を養えたと感じます。また、問題や紛争に関わる当事者の立場を想像する力がつき、利害調整の方法や問題解決能力も培えました。これらの力は社会でも不可欠であり、私の強みとして生かせるでしょう。
■おすすめの科目
3年次に履修した演習「SDGsとビジネスロー」がおすすめです。このゼミ活動ではSDGs達成のためにビジネスローが果たす役割を学びました。現在、多くの民間企業が事業活動と社会課題解決の両立に取り組んでおり、一方では環境・社会・ガバナンスを考慮した投資も拡大しています。私はビジネスローの役割を理解した上で、興味をもった企業のSDGs活動を調査し、グループでディスカッションやプレゼンテーションを行いました。企業にとって社会課題に対する取り組みも重要であるという、新たな視点を得られました。
■将来の目標
将来の目標は、日本の社会課題を解決し、企業の国際競争力を高めることです。他の先進国に比べて生産性が低いという課題を、通信やIT、AI技術を活用して解決していきたいと思います。さまざまな分野にIT・通信を融合させれば、新たな可能性が生まれるでしょう。学生時代に体得した物事を考える視点や思考法を生かし、日本企業の新規ビジネスや既存ビジネスの拡大を支援することで、成長をサポートしたいです。加えて、海外拠点を所有する日系企業や海外企業とも「共創」を図っていきたいと思います。
法学部政治学科4年次 大惠 奏歩さん(愛媛県 済美平成中等教育学校)
■学科の魅力
もともとメディアに興味があり、1年次に笹井先生の「政治学基礎演習」を履修し、「日本政治とメディア」というテーマのもと、政治の後追い報道などを中心に学びを進めていきました。その中でアメリカの政治哲学者であるハンナ・アーレントに関心をもち、笹井先生に「その時代の政治を学ぶなら川崎先生の講義だ」と紹介していただきました。2年次には川崎先生の「現代政治理論」と「演習」を履修し、3年次でも継続して「演習」を履修。国境や時代を超えて民主主義について学び、現代に生きる私が関わる政治とは何なのかを追究できたように思います。このように、1つの学びから派生して関心のあるテーマを次々に見つけられる環境があることが本学科の魅力だと感じます。
■おすすめの科目
「英米における生殖補助医療と親子法」というテーマを学んだ秋元先生の「演習」が印象に残っています。講義で使用する英語で書かれた文献を読み解くのに苦労しながらも、生殖補助医療にもとづく親子関係の法規定がない日本において、望ましい法律とはどのようなものかを考察しました。生殖補助医療は、産みの親・育ての親・遺伝子の親それぞれの意思だけでなく、誕生した子の意思も非常に重要な観点です。そのような意思は時間とともに変化する可能性が高く、法律ひとつで解決を図れるような問題ではないと感じました。日本に特別な法規定がないからこそさまざまなケースを考えることができ、とても多くの学びを得た講義だったと思います。
■研究テーマ
座学で学んだ論理的思考力を社会で実践してみたいと考え、「法学部の学修と社会をつなぐ~まちづくりを題材に~」というテーマを掲げるゼミに所属しています。中でも力を入れたのはごみ問題に関する活動です。埼玉県川越市で観光客の増加に伴い深刻化するごみ問題に対して、地域住民と連携して取り組むワークショップを企画。ヒアリング調査で地域の方々から出た意見を拾い企画を練り、数珠つなぎのように多くの地域住民とつながる中で企画が大きくなっていく感覚は、他に代えがたい達成感がありました。
もともとメディアに興味があり、1年次に笹井先生の「政治学基礎演習」を履修し、「日本政治とメディア」というテーマのもと、政治の後追い報道などを中心に学びを進めていきました。その中でアメリカの政治哲学者であるハンナ・アーレントに関心をもち、笹井先生に「その時代の政治を学ぶなら川崎先生の講義だ」と紹介していただきました。2年次には川崎先生の「現代政治理論」と「演習」を履修し、3年次でも継続して「演習」を履修。国境や時代を超えて民主主義について学び、現代に生きる私が関わる政治とは何なのかを追究できたように思います。このように、1つの学びから派生して関心のあるテーマを次々に見つけられる環境があることが本学科の魅力だと感じます。
■おすすめの科目
「英米における生殖補助医療と親子法」というテーマを学んだ秋元先生の「演習」が印象に残っています。講義で使用する英語で書かれた文献を読み解くのに苦労しながらも、生殖補助医療にもとづく親子関係の法規定がない日本において、望ましい法律とはどのようなものかを考察しました。生殖補助医療は、産みの親・育ての親・遺伝子の親それぞれの意思だけでなく、誕生した子の意思も非常に重要な観点です。そのような意思は時間とともに変化する可能性が高く、法律ひとつで解決を図れるような問題ではないと感じました。日本に特別な法規定がないからこそさまざまなケースを考えることができ、とても多くの学びを得た講義だったと思います。
■研究テーマ
座学で学んだ論理的思考力を社会で実践してみたいと考え、「法学部の学修と社会をつなぐ~まちづくりを題材に~」というテーマを掲げるゼミに所属しています。中でも力を入れたのはごみ問題に関する活動です。埼玉県川越市で観光客の増加に伴い深刻化するごみ問題に対して、地域住民と連携して取り組むワークショップを企画。ヒアリング調査で地域の方々から出た意見を拾い企画を練り、数珠つなぎのように多くの地域住民とつながる中で企画が大きくなっていく感覚は、他に代えがたい達成感がありました。
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