最高の環境と設備で研究に打ち込めた4年間
理学部4年 菅野 朱里さん
2020/10/28
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
立教に入学して驚いたのは施設の充実でした。他大学と比べて実験が多く、1年次から1人ずつに実験素材が用意され、研究意欲がかき立てられる場面がたくさんあります。さらに希望すれば3年次から研究室に所属し、それぞれの研究テーマに思う存分、打ち込むことができます。
※掲載している情報は取材時点(2020年3月)のものです。
1年次から研究に没頭できる理学部の好環境
私は3年次から化学科の松下研究室に所属し、無機化学分野の「金属錯体」について研究してきました。実験は地道な作業の繰り返しではあるものの、ようやく目指す結果が出たときはあらためて研究の楽しさと奥深さを実感しています。さらにコンピュータ・シミュレーションを駆使した合成物質の予測など、最先端サイエンスに触れる機会もあることから、研究へのモチベーションをより高めてくれるベストの環境だと思います。
理学部の留学プログラムでカリフォルニア大学へ
大学在学中に海外留学を経験したいと考えていた私にとって、留学プログラムの豊富さは立教大学を選ぶ決め手の一つでした。私は理学部の留学プログラムを利用して、念願の海外留学を果たしました。留学先はアメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)です。現地で3週間にわたりホームステイをしながら、アメリカ文化やリーダーシップ、プレゼンテーションなどを学んできました。そのほか、理学部の留学プログラムということで、UCR学内のラボ見学にも参加しました。ここで私と同じ分野を研究する大学院生と話す機会もあり、自身の研究を熱く語る姿を目にして大いに刺激を受けました。また、留学生は韓国や台湾など各国から来ていたことから、留学生同士の交流を通じて多言語、多文化への興味もわきました。
私の4年間を支えてくれた「自由の学府」奨学金
卒業後の進路は大学院進学ではなく、一般企業への就職を選びました。入学当初はそのまま大学院に進むことを漠然と思い描いていましたが、1年次に受講した授業「理学とキャリア」が転機となり、研究職だけではない将来のキャリアの可能性を探るようになったのです。かねてより広く社会に貢献したいという強い思いがあり、卒業後は社会基盤を担うIT企業でシステムエンジニアとして活躍する予定です。私は立教大学で大好きな研究に打ち込み、目標であった留学も実現し、とても充実した学生生活を送ることができました。そしてこれらを支えてくれたのが、大学独自の給付型奨学金である「自由の学府」奨学金です。年額70万円の奨学金は全額授業料にあて、このおかげで国公立大学と変わらない学費で4年間学ぶことができました。本当に立教大学で良かったと、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
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