総長スピーチ集総長紹介

総長のスピーチやメッセージをご紹介します。

2019年度

新入生の皆さんへ -自分を信じて新たなことにチャレンジを-(2019年度入学式[学部・大学院])
2019年4月4日
立教大学総長 郭 洋春

厳しい受験を乗り越え、見事大輪の花を咲かせて立教大学に入学した新入生の皆さん。
ご入学おめでとうございます。また、今までご子息・ご息女の成長を見守り続けてこられた保護者の皆様。立教大学へのご入学、心よりお祝い申し上げます。皆さんの入学を祝福するように、キャンパスの桜は満開に咲き誇り、まばゆいばかりです。

さて今年立教大学は創立145周年を迎えます。今から145年前、立教大学の創立者チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教は、アメリカ聖公会の命を受け、東京築地の外国人居留地に、わずか数人の生徒に「聖書」と英語及び英語圏諸国の歴史や伝統、文化を学ぶ「英学」を教える私塾を開設しました。これが立教大学の始まりで、現在では学生数2万人、校友数20万人に数えるまでの大学へと発展しました。

さきほど聖書と英学を教えたと述べましたが、ウィリアムズ主教が目指したのは、聖書と英学の理解や修得だけではなく、当時の日本の教育が自分の幸福だけを考える功利主義や、現実的な利益を追求する実利主義的価値観に傾斜していくことに危機感を覚え、人はなぜ生きるのか、人はどのように社会に貢献できるのかを教える手段として聖書と英学を用いたのです。本学の教育の理念である「キリスト教に基づく教育」とは、人々が安心して暮らせる社会、お互いの価値観を尊重し共存共栄できる社会、世界の平和を願い実践する人材を養成することを目的として考えられたものです。「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ。」とは『マタイによる福音書』第19章19節の言葉ですが、こうした価値観こそ、今日世界中に見られる排外主義、自国中心主義的発想が跋扈する時代において、最も重要な価値観だと私は考えています。ですから、立教大学に入学した皆さんも自分を愛するように隣人を愛して下さい。そして、社会正義・世界平和に貢献できる人間になって下さい。

21世紀はグローバル化の時代です。そこでは異なる価値観、多様な文化の受け入れなど、多様性の尊重と異文化理解が重要になってきます。新入生の皆さんにはぜひ多様な価値観や、異なる社会を受け入れる寛容さを身につけてほしいと思います。

そのためにも今までの常識に捉われない柔軟な発想を身につけて下さい。なぜなら、常識とは人が社会生活を営むためにもつべき意見、行動様式の総体であり、それは経験の集積から生まれたものであり、時代や場所、階層が異なれば通用しないものであり、多くの場合、それは相対的なものにしかすぎないからです。従って、今日の常識は未来においては非常識になりうるものです。相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタインは、「Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.(常識とは18才までに得た偏見のコレクションである。)」と言っています。

まさに常識とはその時代の「偏見」、「先入観」であり、他の人と同じでなければならないという「同調圧力」のことを意味します。しかし大事なのは「常識」にとらわれず、自ら納得する解すなわち納得解を見つけることです。今までの常識に固執していては、新たな価値観、新たな世界は見えてきません。先ごろ引退した元メジャーリーガーのイチロー選手の振り子打法、野球界では不可能といわれた大谷選手の二刀流。徳川時代の剣豪宮本武蔵の二天一流など、彼らの行動は、それまでの常識では考えられない発想でした。しかし、自らの納得解を見出し、当時の常識を覆そうという新たな試みが、野球界に新風を巻き起こし、剣術の世界に新たな道を切り開いたのです。

ですから立教大学に入学した皆さんには、知識を深めると同時に、自らの人生観、世界観を確立しながら納得解を見つけ、新たな世界を切り開いて下さい。そのためには、新たなことに挑戦する気構え、未知の世界に踏み込もうとする勇気を持って下さい。

先ほど紹介した28年間の現役生活を引退したイチロー選手は「新しい世界に挑戦することは勇気がいる。成功すると思うからやってみたい、できないから行わないという判断基準では後悔を生む。できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思うから挑戦する。(そうすれば)どんな結果でも後悔はない」と言っています。
同じように、『トムソーヤの冒険』の作者であるマーク・トウェインも次のように言っています。「Twenty years from now you will be more disappointed by the things you didn't do than by the ones you did. So throw off the bowlines away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.(今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する。ゆえに、もやい綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風に帆をとらえよ。探検し、夢を見、発見せよ。)」と。
人生において、今まで何もしなかった自分に失望したり、若い時にチャレンジしておけば良かったなどと後悔するよりは、大変だと思ってもチャレンジすることが大切だということです。言い換えるならば、人生において何もしないこと、チャレンジしないことが最大の後悔だということです。チャレンジした数だけ人生は豊かになり、充実した人生を送ることができます。

ですから新入生の皆さんも大学在学中に、「やりたい」と思うことを見つけ、果敢にチャレンジしてみて下さい。私たちはその種をいくらでも蒔いてあります。その種を見つけるのは皆さん次第です。大学はそのお手伝いをする場所です。その種を見つけ、新しい世界に挑戦し、それが実現できたなら、どれほど人生が豊かになるでしょう。これは若い人の特権です。そう思うと、皆さんを待っているのは輝かしい未来です。

21世紀は皆さんの時代です。皆さんは日本社会、世界を動かすことができる可能性を秘めています。その可能性を他人に任せて受動的に生きるのか、自ら理想とする社会を目指す努力をするのか。大学生活はその分起点となります。立教大学にはそのための材料が至る所に準備がされています。是非大学時代に、人生の構想力を磨いて下さい。そして来るべき未来の主役・リーダーになって下さい。卒業時の自分に期待を込めながら。

最後に改めて新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。

2018年度

卒業生の皆さんへ(2018年度卒業式 [学部・大学院] )
すべての被災された方々と共に歩みます -一日も早い復興のために-
2019年3月11日
立教大学総長 郭 洋春

本日、東日本大震災から8年目を迎えました。この震災により亡くなられたすべての方々にお悔やみ申し上げますとともに、いまだ避難生活をされるすべての方々に一日も早く復興されることをお祈り申し上げます。

東日本大震災は私たちに多くのことを考えさせました。産業革命以来、科学技術こそ社会の発展にとって最も重要なものであり、自然の脅威をもそれらを通して乗り越えられるという科学技術万能主義、量的成長万能主義を礼賛する風潮が作られてきました。しかし、そのような考え方だけでは不十分であること、また人間を含め社会も自然の一部であることを改めて考えさせられました。
一方で、多くの人たちがボランティア活動・復興支援をするなど、人間のもつ気高い道徳性、献身性の素晴らしさを再認識する契機ともなりました。
本学も2011年4月22日に「東日本大震災に伴う立教大学の復興支援活動指針」を策定し、全学的な連携・協力の下、被災地の復興支援を進めてきました。学校法人立教学院は小学校から大学院まで「共に生きる」という理念を大切にしてきたからです。
2012年には岩手県陸前高田市と本学は、多様な分野で包括的に連携・協力する協定を締結しました。2015年には本学の中長期ビジョン「RIKKYO VISION 2024」のアクションプランの一つとして、陸前高田市との交流をさらに深化する具体的な交流拠点「立教大学陸前高田サテライト」の開設を提唱し、2017年4月には国立岩手大学と陸前高田市との協働で旧市立米崎中学校校舎に開設した「陸前高田グローバルキャンパス」の中で活動を開始しました。この「陸前高田グローバルキャンパス」には一年間で5000人以上の方々が訪れ、被災・復興について考え、行動しています。
2019年3月16日(土)・17日(日)には、多くの方々のご協力を得て陸前高田グローバルキャンパスにおいて「春呼び祭」を実施する予定です。この「春呼び祭」に全国から多くの大学生、大学関係者が訪れ、市民の方々と相互に関係性をつくる機会になればということで多彩な企画が実施される予定です。

立教大学はこれからも地域の方々に寄り添いながら復興支援を続けていきます。そして一日も早い復興を祈念しています。
卒業生の皆さんへ(2018年度大学院学位授与式・特別卒業式[9月])
2018年9月19日
立教大学総長 郭 洋春

卒業生の皆さん

ご卒業おめでとうございます。晴れて立教大学・大学院を卒業する皆さんに心よりお祝いの言葉を送ります。立教大学は今年創立144周年を迎えました。また、創立の場所である築地から池袋キャンパスに移転・開学して100周年。また新座キャンパスに観光学部とコミュニティ福祉学部が開設されてから20周年という節目の年に当たります。さらに、大学院に文学研究科、経済学研究科が設立されてから67年目の年であります。その結果、今日では20万人を越える校友が日本だけではなく、世界で活躍しています。今日からは皆さんも校友の一員となります。先輩に負けず社会で大いに活躍して下さい。

大学・大学院を卒業・終了するとは?学位記を授与されるとはどういうことか?卒業式・学位授与式に際し改めて考えてみたいと思います。皆さんは自らが選んだ学部・研究科で専門教育を学び、研究を深めてきました。それを習得するのに必要な単位をクリアし、研究成果をまとめることができたことを証明する証が学位記であるのです。それを習得するために費やした時間・労力を思い浮かべて下さい。とてつもなく多くの時間・労力を費やしたことが思い出されるでしょう。ですから卒業する皆さんは自信を持って自らが身につけた能力を発揮して下さい。

皆さんはこれからグローバル化した社会で生きていくことになります。そのとき一番重要なことは、相手のことや相手の社会を理解する前に、自分のことや自分の国のことを理解することです。言い換えれば、自らと自らに関連することに対するアイデンティティを確立することです。その時に先ほど述べた専門性が役に立つでしょう。

現在日本では人生100年時代という言葉が盛んに使われています。これは2007年に生まれた乳幼児が100年生きられると推計されたことから生まれた考え方です。ですから社会に出る皆さんにはこれからまだまだ長い人生が待っていることになります。皆さんは、100年後の自分・社会がどうなっているのかを想像ができますか。急速にグローバル化が進展し、変化が激しい時代では、100年先はもちろん、5年先10年先のことも分からないのが普通ではないかと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、世の中がどのように変化しても確固たる信念のもと、しっかりとしたアイデンティティを持っていれば、時代に流されることはないと思います。従って、これからはいかに人生の構想力を身につけるのかが極めて重要なことになると思います。人生100年時代においては大学で過ごした時間はごくわずかです。しかし、そこで学んだ知識、経験はこれからの人生で最も役に立つものと私は考えています。どうか自信を持って社会に出て下さい。

昨年200万部以上の大ベストセラーとなった吉野源三郎氏の『君たちはどう生きるか』のなかで、おじさんは主人公のコぺル君に次のように語りかけています。「英雄とか偉人と言われている人々の中で、本当に尊敬ができるのは、人類の進歩に役立った人だけだ。そして、彼らの非凡な事業のうち、真に値打ちのあるものは、ただこの流れに沿って行われた事業だけだ。」と。正に皆さんが構想する人生は、自分のことだけではなく、人類の進歩に役立つ価値観と創造力を身につけることができたならば、きっと充実した人生を歩むことができるでしょう。

現在の日本は少子高齢化、年金財源の枯渇危機、労働生産性の停滞、人口減少、地域間格差など課題先進国と言われています。これらだけを取り上げて考えると、皆さんが歩みだす未来は暗澹たる思いに駆られるでしょう。しかし見方を変えて、日本は今成熟社会に入りつつあり、成熟社会に向かうための試練と考えたら、それに立ち向かうということはどれほどやりがいのある課題ではないでしょうか。
コリント人への第一の手紙第10章13節には、「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。」とあります。これは試練にあった時、それを嘆き悲しむだけではなく、試練に合わせるように導いた神様の目的があるというということを考えなさいということです。試練から逃げるのではなく、苦しみも向きあって見る。私達に成長するきっかけになる苦しみではないのか。試練を打ち勝つことにより、新たな力を得ることができるのではないのか。そのために神様は、私達に試練を与えたのではないか、ということです。

私は皆さんにはそうした試練を乗り越えられる勇気と力があると信じています。なぜなら立教大学はそうした人生の生き方を教える大学だからです。立教大学の教育理念「道を伝えて己を伝えず」というのは、立教大学で学んだすべての学生に意識的であれ、無意識的であれ根づいている理念です。

21世紀は皆さんの時代です。その21世紀を本当に進歩と呼べる時代にして下さい。それこそが人々から尊敬される道であり、皆さんにとって正しい道だと思います。社会は今、「自分ファースト」に振り回される状況になりつつあります。自分ファーストとは、自分さえ良ければ他者がどうなろうが構わない、という考え方です。こうした考え方が蔓延すると、競争が助長され、時にはそれが対立へと拡大してしまうことがあります。これは功利主義、実利主義が蔓延していることの表れだと考えられます。ちょうど150年前、日本が開国し欧米に追いつこうとして顕在化した考え方が、これらの考え方でした。その時、立教学校の創立者チャニング・ムーア・ウィリアムズは、そうした風潮をいさめ、人間の道徳観、倫理観の重要性を説き、人が社会と共に生きる道を教えようとして設立したのが立教学校でした。この考え方は今でも一貫しています。ですから卒業生の皆さんには、「共に歩む」という意識のもと異文化理解、多様性の尊重、平和共存できる社会を作って下さい。立教大学の校歌の3番に「東西文化の粋美をこらし」というフレーズがあります。これは異文化理解であり、多様性の尊重そのものです。言い換えれば「自分ファースト」ではなく「思いやりファースト」こそが21世紀の成熟した社会の共通理念となるでしょう。その中心に皆さんがいることを期待しています。本日の卒業式はそれを再確認し、決意を新たにする場です。

卒業生の皆さん、改めて問います。立教大学での生活は満足できましたか!
最後に改めてご卒業おめでとうございます。そして立教大学に入学してくれて有難う!
President's Address on 2018 Fall Entrance Ceremony
Yangchoon Kwak, President
September 19,2018

To all new first-year students,

Welcome to Rikkyo University!

We would like to congratulate all of our new first-year students from around the world for being accepted at our university. It gives us great pleasure that you have courageously chosen to come to study at Rikkyo University from 200 countries and regions around the world and 780 universities and colleges inside Japan.

Rikkyo University was founded in 1874 by bishop Channing Moore Williams, a missionary of the Episcopal Church, in the foreign settlement of Tsukiji, Tokyo. It was originally founded as a private school to teach a few students the Christian Bible and English studies, but today, it has blossomed into a university with around 20,000 students and 200,000 alumni in total.

At Rikkyo, the study of the Christian Bible is not only for teaching doctrine but also for pursuing initiative in life; that is, how people should overcome hardships in life, how they should approach life or how they should relate to society. In this sense, we can say that this study is suitable for today’s vision toward an era of a 100-year lifespan.

The study of English, on the other hand, is not only for mastering the language but also for understanding the society, history, traditions and culture of the people in the English-speaking world, that is, the study leading to cross-cultural understanding and diversification in the age of globalization we are now facing.

Thus, Rikkyo University has consistently taught about initiative in life and cross-cultural understanding since its foundation, and we regard them as extremely important abilities for thriving in today’s globalized society. The educational purpose of Rikkyo University is to develop global human resources, or global leaders, who have the abilities to respond to global challenges and societal demands, detect problems and produce solutions from a broad perspective. “Global leaders” refers to individuals who take initiative to lead as a united force any group of people at any place even in the face of drastically changing circumstances. We think that such individuals are essential in 21st century society as the true elite.
During your time at Rikkyo University, we would like all of you to learn about those things that you can only learn here at the University or in Japan. First of all, please learn about Japan’s distinctive culture, history and traditions. For example, “Omotenashi”, the word which became famous in the 2020 Olympic bid presentation given by the Japanese delegation during the IOC session in 2013, really represents the distinctive culture of Japanese hospitality.

Japan is known for developing its culture particularly during the long period of national isolation, when it didn’t accept any foreign culture. As a result, Japan is now attracting increasing attention for its uniqueness. Not limited to culture, Japan has also created a set of values that are different from other countries in politics, economics and the social sphere, which is one of the reasons that Japan not only achieved postwar reconstruction in a short time despite the defeat in World War II but also took its place among the advanced countries. The keyword to understand this is “Japanization”. This means the process of integrating foreign cultural elements in a harmonious and effective way. You all will receive Japanized professional education in each department or graduate school. Based on this education, you will have perspectives and experiences that will enable you to play a unique role on the world stage than others who have received education in other countries.

In addition to study, please make at least three Japanese friends. The reason for three is that you should have friends who will share pleasant, sad and difficult situations with you in your daily life. You may think that even one friend can do so; however, having friends who share your values in each of those situations is likely to mean that your friends have different values to you. This will then connect you with a wider circle of friends with diverse values. Furthermore, such a circle of friends will lead to the formation of a wider network of personal connections, serving as a bridge between your countries and Japan. Such a wider network of personal connections will be the biggest asset for the betterment of your lives in the future.

A university is a place where the pleasures of teaching, learning and discovering new knowledge are to be enjoyed. In addition to this, Rikkyo University is a place where you can foster initiative in life.
Initiative in life refers to the ability to imagine your future clearly and consider what to do for the realization of that future image. Therefore, it is necessary to remain curious, acquire knowledge, collect the latest information and make effort day after day for study. This may seem to be abstract and unglamorous. However, when you can understand that all the efforts made in that way not only help you develop during life at this university but also lead to your growth 10 or 20 years later, you will feel that nothing is more interesting and more meaningful than such efforts.

The 21st century is the era for you. You have the potential to move Japanese society and the world. Do you want to live passively with the potential left in the hands of others, or do you want to make efforts to realize your ideal society and world? The university will mark a watershed in your life. Rikkyo is full of wonderful resources at your disposal. Please foster initiative in life while you are a student at this university, becoming a leading player in the future to come.

Finally, let us say again: congratulations on entering this university!
新入生の皆さんへ(2018年度入学式[経済学研究科経済学専攻社会人コース、ビジネスデザイン研究科および21世紀社会デザイン研究科])
2018年4月7日
立教大学総長 郭 洋春

立教大学大学院に入学の新入生の皆さん。ご入学おめでとうございます。立教大学は今年創立144年を迎えます。また池袋キャンパス100周年という記念すべき年でもあります。この記念すべき年に入学された皆さんを立教大学は心より歓迎いたします。

立教大学は、1874年にアメリカ聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教によって、東京築地の外国人居留地にわずか数人の生徒に聖書と英学を教える私塾として創設され、現在では学生数2万人、校友数20万人に上る大学へと発展しました。

立教大学の大学院の始まりは、1951年の文学研究科と経済学研究科の開設からです。世界的に見ても大学院の歴史は1876年にアメリカのジョンズ・ホプキンス大学に大学院が設置されたのが、世界でもっとも古いとされています。

日本では、1880年に東京大学で法学部・文学部・理学部に設置された「学士研究科」が大学院の起源とされ、第2次世界大戦後、新制大学になり大学院の設置が旧帝国大学以外でも可能になったことにより、多くの大学で大学院が設置されました。ですから1951年に立教大学が大学院を設置したのは、旧帝国大学以外ではかなり早い時期であったということができます。その後、1991年に文部科学省の大学審議会が、大学院の量的整備の緩和を答申し、それまでの研究者養成機関中心の大学院から、高度職業人を養成するための夜間大学院や専門職大学院などが加わり、今日に至っています。

現在日本には多くの大学に大学院が設置されていますが、その目的は種々様々です。学校教育法に定める大学院とは「学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめて、文化の進展に寄与することを目的とする。」としています(学校教育法第99条)。

また大学院の目的・役割は「あらゆる学問分野にわたり、基礎研究の推進を通じて学術研究の基礎を培うとともに、研究者の養成及び高度の専門的能力を有する人材の養成という役割を担うものであり、大学における教育研究の高度化はもとより、将来にわたって、我が国の学術研究水準の向上や社会・経済・文化の発展を図る上で、極めて重要な使命を担っている。」とされています(大学審議会)。ですから大学院に入学する皆さんは、ぜひこのことを理解したうえで、自らの知的好奇心を高め、社会に貢献する人間として専門的知識を修得してもらいたいと思います。

昨年日本政府は、人生100年時代構想を提唱し、人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインに係る検討を行うため、「人生100年時代構想会議」を設置しました。その中間報告の冒頭で、「我が国の長寿社会はどこまで進んでいくのか。ある海外の研究を基にすれば、「日本では、2007年に生まれた子供の半数が107歳より長く生きる」と推計されており、我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えている。こうした人生100年時代においては、人々は、「教育・仕事・老後」という3ステージの単線型の人生ではなく、マルチステージの人生を送るようになる。また、長い人生を通して自分の家族を支えなければならないため共働き世帯が増えるなど、家族の在り方も変化していく。100年という長い期間をより充実したものとするためには、生涯にわたる学習が重要である。スポーツや文化芸術活動・地域コミュニティ活動などに積極的に関わることも、個人の人生や社会を豊かにする。
こうした「超長寿社会」を世界に先駆けて迎える日本において、単線型ではない、多様な「人生の再設計」をどう可能としていくか。教育や雇用制度、社会保障など、国の制度はどうあるべきなのか。これこそが、本構想会議が人生100年時代を見据えて考えなければならない大きなテーマである。」と日本社会の将来を展望しました。
 
経済学研究科経済学専攻社会人コースとビジネスデザイン研究科、21世紀社会デザイン研究科は、こうした日本政府によるグランドデザインを設計する遥か以前の2002年に、日本社会の将来を見通し、多様な生き方、働き方を自らデザインできるようにサポートすることを目的に設立されました。

小説家であり天台宗の尼僧である瀬戸内寂聴氏は、「生きるということは、死ぬ日まで自分の可能性をあきらめず、与えられた才能や日々の仕事に努力しつづけることです」と説いています。人間の能力の発現は何歳になっても可能であり、それを追求する姿勢さえあれば成長し続けることができるということです。自らの可能性を信じ努力し続ける姿勢こそ、立教大学で学ぶすべての学生に堅持してほしい姿勢です。それを体現し実行しているのが経済学研究科経済学専攻社会人コースとビジネスデザイン研究科、21世紀社会デザイン研究科だと言えるでしょう。まさに経済学研究科経済学専攻社会人コースとビジネスデザイン研究科、21世紀社会デザイン研究科こそ人生100年時代を見据え、社会的要求に応えられる研究科なのです。新入生の皆さんには、そのような自覚を持って学生生活を送ってほしいと思います。

立教大学は、グローバルな課題と社会的要請に対応し、幅広い視野に立って社会的課題を発見・解決できる能力を持った人材を育成することを教育の目的としています。特に大学院では、自ら課題を見出し、それを調査・分析することで、新たな知見を発見し、社会の発展に貢献できる人材の育成に重点を置いています。ですから皆さんには、単に自らの研究に没頭するだけではなく、社会発展に貢献できる研究とそれを担う人間になってもらいたいと思います。

現在グローバル化が進展し、多様性よりは画一化された価値観が跋扈する中、3研究科の教育理念は多様性そのものであり、それこそ社会に貢献しうる研究だと考えています。

特に経済学研究科経済学専攻社会人コースは「自立した研究者を育成し、高度・専門的なデータ分析に取り組む専門家を育成」するだけではなく、「税理士など高度の資格取得を目指す人」を養成し、ビジネスデザイン研究科は「ビジネスの専門知識の修得に止まらず、多様な専門知識を総合する創造的能力を養成することを重視して」おり、21世紀社会デザイン研究科は「21世紀の市民社会が直面する諸問題に現実的に取り組み、新しい市民的知の結集と協働のネットワークの力によって、“いかに対処すべきか”の具体的な方法論を系統的な理論と実践として探求する」ことを教育理念としています。
 
それぞれの研究科における教育理念は異なっても、立教大学が目指す教育理念に違いはありません。そのことを理解しながら、充実した大学院生活を送ってください。

最後になりますが、新入生の皆さん。改めてご入学おめでとうございます。
新入生の皆さんへ(2018年度入学式[学部・大学院])
2018年4月5日
立教大学総長 郭 洋春

新入生の皆さん

ご入学おめでとうございます。
今年立教大学は創立144周年を迎えます。また、池袋キャンパス100周年という記念すべき年に当たります。この記念すべき年に入学したすべての新入生の皆さんに心からお祝いの言葉を送ります。
また、小学校から今までお子さんの成長を見守り続けてこられた保護者の皆様にも、心よりお祝いの言葉を送ります。

立教大学の良さは温かさにあります。キャンパスに入った瞬間、教職員・友人と接した瞬間、卒業生などに出会った瞬間、一瞬にして家族の一員であるかのよう温かさを感じることでしょう。その誰をも包み込む温かさと包容力。これこそが立教大学の個性あふれる研究・教育を作っている礎なのです。その立教大学に本日新たな家族が増えたことは、私たちにとってこの上ない喜びであります。これは保護者の皆さんも同様です。今日から家族の一員として共に立教大学を発展させるためにご協力いただければ幸いです。

さて新入生の皆さんは、長きにわたる受験勉強から解放され、ほっとしていると同時に、大学・大学院という新生活に大いなる希望と期待を持っている人もいれば、不安がいっぱいの人もいるでしょう。またそれ以外の気持ちを持ちながら入学した人もいると思います。しかし、それらすべての気持ちを卒業する時には、立教大学に入学してよかったと思えるよう、私たち教職員一同皆さんの成長のお手伝いをするつもりです。

立教大学は、1874年にアメリカ聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教によって、東京築地の外国人居留地にわずか数人の生徒に聖書と英語及び英語圏諸国に関する学問である英学を教える私塾として創設され、現在では学生数2万人、校友数20万人に上る大学へと発展しました。

当時の日本は、1858年に日米通商修好条約を締結したものの、キリスト教の布教については、外国人居留地のみで信教の自由と礼拝の自由が認められていただけでした。その後1873年に太政官布告によってキリスト教禁止の高礼が廃止されると、翌年2月に東京築地に立教学校を開設したのです。設立当時は、校舎と言えるほどの建物もなく、校名さえもなかったそうで、単に「ボーイズスクール」と呼んでいたそうです。

教える科目としては聖書と英学だけと述べましたが、ウィリアムズ主教が目指したのは、当時の日本の教育が功利主義、実利主義的価値観に傾斜していくことに危機感を持ち、このような時代の流れとは一線を画した西洋の伝統的な教育であるリベラルアーツ教育でした。リベラルアーツとは、古代ギリシャに起源を持ち、「人を自由にする学問」を指し、日本では一般的には「教養」と訳されることが多いですが、より正確には「人間の思考の軸が根差す根本を養う教養」のことです。言い換えれば人間の価値観の根本を養うのに必要な知識のことです。

先ほど述べました功利主義、実利主義的価値観は、現在のグローバル化社会では、さらに世界中に広がっています。現在のグローバル化社会で起きている現象は、自らの利益のみを追求し、価値観は画一化され、他者に対する慈愛の気持ちが失われ、協調よりは対立が、他者との共存・共栄よりは排除の論理が横行する社会になりつつあります。その結果、格差や貧困、地球温暖化に代表される環境破壊、テロなど、様々な問題・対立を生むことになりました。

立教大学は、グローバルな課題と社会的要請に対応し、広い視野に立って課題を発見・解決できる能力を持ったグローバルな人材、すなわちグローバルリーダーを育成することを教育の目的としています。グローバルリーダーとは、たとえ環境が大きく変化しても、どこでも、誰とでも自らの力を発揮し、皆をまとめひっぱっていく人材のことであり、これこそ21世紀の社会が求める人材、言い換えれば真のエリートだと考えています。

皆さんは、エリートと聞くと、特殊な能力を持った一部の人・集団と思うかもしれませんが、真のエリートとは特定のコミュニティの中で、人がやらないことや嫌われることでも、他者のため社会のために献身的に行動する人・集団のことです。皆さんにはその能力があると私は信じています。

2カ月前に日本はもちろん、世界中が熱狂した平昌オリンピックが開催されたのは、皆さんの記憶にも新しいと思います。その平昌オリンピックでメダルを獲得した日本人選手16人の平均年齢は約25歳でした。

こうした若い人の活躍はごく一部の限られた人・集団に当てはまるものだけではありません。皆さん自身にもその可能性、能力はあるのです。皆さんには私たちのような大人の世代にはない素晴らしい能力が2つあります。一つは想像力。もう一つは行動力です。
私たち大人の世代は、多くの経験を積んできた結果、既存のルール、価値観を当たり前のこととして受け入れ、新たな発想を持って未来を展望することがなかなかできません。それに対し、皆さんのような若い世代は柔軟な発想のもと新たな技術の開発、私たちが想像もできないような社会を想像する柔軟さを持っています。こうした柔軟な発想こそが未来を展望し新たな社会を生み出すのです。

もう一つは行動力。これも私たちのような大人の世代になると、現在の立場や地位を失うことを恐れ、今までの慣習に縛られ新たなことに踏み出すことに躊躇してしまいます。しかし、10代から20代は失敗が許され、何度でもやり直しができる世代なのです。そうした新たな行動こそ、社会を動かす原動力となるのです。
この想像力と行動力こそが、社会を発展させてきたのです。今からちょうど150年前、日本では、明治維新が起きました。それまでの武士が社会の中心であった江戸幕府が終わりをつげ、大政奉還を受けて明治政府の樹立へとつながる明治維新が起きました。その時まで400年間続いた幕藩体制が終わり、朝廷を中心とした明治政府が誕生するなどと誰が想像したでしょうか。この近代日本の夜明けの中心的役割を果たした一人が、皆さんご存知の坂本龍馬でした。彼は土佐藩を脱藩し、近代社会を夢み、自らの人生を近代日本実現のために捧げたのでした。その行動を起こした時、彼はまだ20代後半でした。
まさに坂本龍馬の想像力と行動力が、近代日本を切り開いたといっても過言ではないでしょう。私は皆さんにも十分にその能力があると信じています。その能力を自覚し、顕在化するために努力する場がここ立教大学であり、その手伝いをするのが我々教職員の役割なのです。ですから皆さんには、今の自分に満足するのではなく、卒業の時の自分の姿に期待してください。保護者の皆さんはお子さんの卒業の時の姿を楽しみに学生生活を見守ってください。必ずや見違えるほど、大きな人間に成長していることでしょう。

しかし、そのような想像力と行動力を持って新たな社会を切り開き、貢献できる人間になるには、日々の努力が必要です。そのために多くの経験を積むことが重要です。多くの経験とは、授業でしっかりと専門性を身につけることであり、多くの本を読むことであり、多くの友人を作ることでもあります。またクラブ活動やサークル活動を始めとした正課外活動も多くの経験を積むうえで重要な場です。極論すれば、大学生活の全てが皆さんの成長を促す場であり機会なのです。この多くの経験がいつ実をつけ、どのような形で花を咲かせるのかは皆さん次第です。

大学とは、教える喜び、学ぶ楽しみ、新たな知を発見する感動とそれを享受する場であります。そして立教大学とは皆さんの人生の構想力を磨く場です。

人生の構想力。それは自らの将来に対して確固たるイメージを持ち、その実現のために何をすべきかを考える力です。そのために、常に好奇心を持ち、知識を身につけ、最新の情報を収集し、研究するとともに、実行するという日々の研鑽が必要です。それは一見すると、抽象的であり、地味な作業のように映ります。しかし、そのすべての作業が大学時代だけではなく、10年後、20年後の皆さんの成長に結びつくと考えたなら、これほど楽しくやりがいのある作業はないと思います

21世紀は皆さんの時代です。皆さんは日本社会、世界を動かすことができる可能性を秘めています。その可能性を他人に任せて受動的に生きるのか、自ら理想とする社会を目指す努力をするのか。大学生活はその分起点となります。立教大学にはそのための材料が至る所に準備されています。是非大学時代に、人生の構想力を磨いてください。そして来るべき未来の主役・リーダーになってください。卒業時の自分に期待を込めながら。

最後に改めてご入学おめでとうございます。
総長就任にあたって(第21代総長就任宣誓式)
私は池袋キャンパス100年という記念すべき年に、第21代立教大学総長に就任したことを心より光栄に思うと同時に、先達が作り上げた輝かしい歴史と伝統を汚すことなく、さらに発展させなければならないという重責を感じ、若干の身震いと興奮を抑えきれない気持ちです。

言うまでもなく、本学は1874年築地に聖書と英学を教える私塾として開設されました。それが現在は学生数2万人、教職員数700名弱、校友数20万人以上の大学になりました。
創立者のチャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が蒔いた一粒の種が、日本をはじめ世界中で花を咲かせたのです。ウィリアムズ主教が生きていたらさぞかし驚き、喜ばれたことでしょう。

現在のグローバリゼーションが跋扈し、功利主義と実利主義が恰も是とされる時代状況を見たとき、ウィリアムズ主教は今こそ本学の果たすべき役割を強く説くのではないでしょうか。

1990年に入り、社会主義体制が崩壊した時、アメリカの政治学者フランシス・フクヤマは資本主義の勝利と言いましたが、その後の資本主義社会は、確かに発展はしましたがその一方で、格差は拡大し、紛争が頻発し、テロは多発し、環境破壊が深化するなどいまだ解決できていない問題が山積みしています。

歴史は繰り返すと言いますが、ウィリアムズ主教が生きていた時代と、現在の世界は驚くほど類似しているのです。
したがって、私たちは今こそ「建学の精神」に立ち返り、目まぐるしく変化する社会情勢の中で、自らの立ち位置、進むべき道が分からなくなった時、夜の航海で進むべき進路を指し示してくれる灯台のように、暗闇の道で今自分がどの方角にいるのかを教えてくれる北極星のように、常に社会に正しいメッセージを発信し、影響を与えられる大学として社会に貢献する時だと思います。
そのためには、従来の枠組みや発想のみにこだわることなく、常に次の時代に対する知的創造力と知見を持って行動しなければなりません。
マタイ福音書9章17節には「新しい葡萄酒は、新しい革袋に入れるものだ」という言葉があります。これは新しいぶどう酒は発酵力が強いので、古い革袋に入れると弾力性がないため破れてしまうというたとえであり、新しい考え方があっても、今までの価値観に固執していると新たな展開はできないということです。従って新しいことを行う時には柔軟な発想と行動力が必要だということです。この考えこそ今の立教大学に最も必要な考え方ではないでしょうか。

本来、大学とは知を探究・創造し、その成果を社会に発信することで社会の発展に貢献する組織であるとともに、その研究に基づく教育を展開することで時代の先端を切り開く、進取の気性をもった学生を世に送り出すことを使命とする高等教育機関でもあります。
特に、本学はキリスト教の理念を教育目標に掲げ、知の探究と創造を通じて社会をリードするにとどまらず、様々に異なる価値観を受け入れて社会的弱者に手を差し伸べ、社会に奉仕し貢献できる人材を育てることを、建学の精神としてきました。これが「自由の学府」の真の意味するところです。それを実現する教育こそ本学が目指すべき教育だと考えます。

しかし、現在、大学間競争、社会評価に汲々とするあまり、他の大学との違いがなくなり、本学の特色・良さが見失われつつあります。確かに、どの大学も社会の要請に応える必要はあるでしょう。しかし、「社会からの要請」には多種多様なものがあり、それに無批判に追随していわゆる「大学間競争」に埋もれてしまえば、一時は地位が上がったとしても、いつ本学の立脚点を失うかわかりません。 

大学が社会的存在である以上、社会の要請に応えるのは当然でありますが、それ以上に大学の理念・精神を社会に還元することのほうが大事です。従って、私は本学の建学の精神の原点に立ち戻り、それを現代の社会的課題に照らして展開しながら広めていく。それを本学運営の中心に据えたいと思います。
大学とは、教える喜び、学ぶ楽しみ、新たな知を発見し、その感動を享受する場であります。私は、立教大学をそのような大学にしたいと考えています。
そのためにすべての構成員が同じビジョンの下、強い使命感(ミッション)を持ち、情熱(パッション)を持って、生き生きと仕事・研究・教育・勉強ができる環境を創らなければなりません。そのためには常に一歩先のことを考え、知的創造作業が次々と生まれ、失敗しても励まし、再度の挑戦を促すことができる寛容と称賛が充ち溢れる大学にしたいと思います。それこそが私が目指すべき「日本で評価され、アジアで輝き、世界から注目される」大学であると考えます。

最後になりますが、この立教大学の発展のために尽力されてきたすべての先達・皆様に感謝して、私の就任の言葉に代えたいと思います。

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