2023/11/22 (WED)
2023年度立教学院「新入職員研修 in 陸前高田」を実施しました。
立教学院では2013年度から、入職2年目の職員を対象とした研修を陸前高田市で実施しています。コロナ禍等の影響により2019年度以降は中断していましたが昨年に再開、今年は10月18日(水)~20日(金)に実施しました。
本研修は、職員研修の共通テーマである「立教を知る」を根底として、本学の基本理念である「共にいきる」ということを学ぶとともに、陸前高田市に生きる方々の仕事への向き合い方や生き方に触れることで、職員としてどのように働いていくのかを考えることを目的に実施しています。
今年度は、2022年度に入職した計9名(新卒採用3名、中途採用6名)が受講しました。
本研修は、職員研修の共通テーマである「立教を知る」を根底として、本学の基本理念である「共にいきる」ということを学ぶとともに、陸前高田市に生きる方々の仕事への向き合い方や生き方に触れることで、職員としてどのように働いていくのかを考えることを目的に実施しています。
今年度は、2022年度に入職した計9名(新卒採用3名、中途採用6名)が受講しました。
初日は、東日本大震災津波伝承で震災の被害状況やその後の復興状況、自然災害の恐ろしさについて学んだ後、高田松原津波復興祈念公園内にある奇跡の一本松や気仙中学校などの震災遺構を見学しました。
その後、NPO法人SET提供の「高田民泊」を利用し、一般のご家庭に民泊しました。民泊先でも牡蠣などを沢山ご馳走になりながら震災当時のお話しを伺ったり、これからの市のあり方についての意見交換をし、充実した交流の時間を過ごしました。
その後、NPO法人SET提供の「高田民泊」を利用し、一般のご家庭に民泊しました。民泊先でも牡蠣などを沢山ご馳走になりながら震災当時のお話しを伺ったり、これからの市のあり方についての意見交換をし、充実した交流の時間を過ごしました。
2日目は、NPO法人SETのメンバーと交流及び対話を行い、震災後にSETを立ち上げた時のお話や移住した理由、これまでのキャリア等に関するお話を伺いながら、「共にいきることについて考えるグループワーク」を行いました。
午後は、語り部の米沢祐一さんにお願いし、米沢商会ビルでお話しを伺いました。地震発生直後から救助されるまでの米沢さんの行動をなぞりながら、実際に難を逃れたビルの屋上まで登らせていただき、想像を超える津波の恐ろしさを追体験することができました。震災当時の生々しい体験談と命を守るための教訓に全員が自分事として真剣に耳を傾けていました。
午後は、語り部の米沢祐一さんにお願いし、米沢商会ビルでお話しを伺いました。地震発生直後から救助されるまでの米沢さんの行動をなぞりながら、実際に難を逃れたビルの屋上まで登らせていただき、想像を超える津波の恐ろしさを追体験することができました。震災当時の生々しい体験談と命を守るための教訓に全員が自分事として真剣に耳を傾けていました。
最終日は、東海新報社の代表取締役社長で本学校友でもある鈴木英里さんにRTGCモンティ・ホールでご講話をいただきました。ご自身の経歴や職歴をご紹介いただきながら、震災当時の状況や新聞社としての使命、仕事をするうえで大切にしていること、誰のために仕事をしているのかを自問しつづけながら日々働いていることなどについてお話しを頂きました。仕事で悩んだり迷ったときには本学の建学の精神である「PRO DEO ET PATRIA」に立ち返っているというお話しに、みなが聞き入っていました。
その後、ワークショップルームで3日間のふりかえりを行い帰路につきました。
その後、ワークショップルームで3日間のふりかえりを行い帰路につきました。
限られた時間でしたが、色々な背景や立場をもった方々からお話しを伺い、また、実際に体験・体感したことで、それぞれに新たな想いを抱き、職員としての働き方について深く考える機会となりました。受講者からは「東日本大震災を教訓とし、どのように今後の人生を歩んでいくべきかという演習を通じて、改めて自身の今後の人生を考える機会となりました」といった声が聞かれました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
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