先輩職員インタビュー教務部全学共通教育事務室 谷口 実桜里(新卒採用で2021年度入職)

立教学院専任職員採用に応募したきっかけを教えてください。

自分自身が大学生活において「何を学びたいのか、なぜ学ぶのか」に悩んだ経験から、学生がそのようなことに正面から向き合い、じっくりと考え、主体的に学ぶことができる環境づくりをしたいと思い、大学職員を志望するようになりました。

数ある大学のなかでも、「専門性に立つ教養人の育成」をめざすリベラル・アーツの立教では、学生が学問を通して「どのように生きるか」というヒントを見つけるサポートができると考え、立教学院専任職員採用に応募しました。

現在の担当業務について教えてください。

先輩職員との打ち合わせ

全学部・学年の学生が履修する「全学共通科目・総合系科目」のカリキュラム運営サポートを担当しています。

具体的には、総合系科目のカリキュラム編成や各種方針の検討、運営上のルール制定などを行う「総合チームミーティング」の運営といった大きなものから、授業に関する教員からの問合せやトラブル対応などの細かな授業支援まで行っています。さらに、次年度の科目開講に向けては、各学部・部局から選出された650コマ以上の科目担当者の取りまとめを行っています。

総合系科目は科目数が非常に多い分、かかわる教員も多く、それぞれの専門分野で研究されている教員の多様な考え方に触れられることはとても貴重な経験で、面白いなと感じます。また、だんだんと教員から名前を覚えていただき、頼りにしていただけるようになってきたことも嬉しく思います。

これまでの業務で一番嬉しかったこと(やりがいを感じたこと)を教えてください。

「総合チームミーティング」での決定は全学部へ大きく影響するため、例えば1つルールを変更するにも、カリキュラムの理念や過去の経緯、現状と問題点、そして変更によって起こりうる影響など、広い視野であらゆる判断材料を集めておく必要があります。この点はとても苦労しますが、その分学びも多く、無事に全学の場で承認された際の嬉しさも大きいです。

また、大学職員の業務では、その成果が数値として目に見えることは少ないのですが、自分が主体となって制作した科目パンフレットを多くの学生に手に取ってもらえたこと、さらには興味を持って履修してくれる学生が大幅に増えたことは、「頑張ってよかった」と大きなやりがいを感じました。

応募を検討中の方にメッセージをお願いします。

メーザーライブラリー記念館旧館前にて

大学職員として働くなかで、自分が大学生のときに当たり前に享受していた学習環境やカリキュラムを提供する裏側では、本当にたくさんの教員と職員がともに頭を悩ませ、学生のためにより良いものを提供しようと奮闘していることを知りました。

皆さまのこれまでのご経験も、きっと本学の職員として生かせる場面があるはずですので、就職活動では自信をもって熱意を伝えていただければと思います。一緒に働けるのを楽しみにしております!

代表的な1日のスケジュール

8:50 出勤
9:00 メール対応
10:00 全カリシンポジウムの開催に向けた打ち合わせ、資料作成
12:00 ランチ
13:00 総合チームミーティング(全学共通科目・総合系科目に関する各種報告や次年度の科目開講に向けたミーティング)
15:00 教務委員会開催準備
16:00 次年度準備(人事情報や授業形態の取りまとめなど)
18:00 退勤

およその年間スケジュール

 
4月 春学期授業関連対応、企画提案型科目募集準備
5月~6月 次年度の各種方針に関する検討
7月 総合系科目担当者連絡会(秋学期担当者向け)
9月 秋学期授業関連対応
10~3月 次年度準備(科目担当者人事手続きなど)
11月 次年度予算申請準備
12月~3月 広報関連業務(パンフレットの作成等)
1月 シラバスチェック
2月 総合系科目担当者連絡会(春学期担当者向け)

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。