比較文明学専攻文学研究科

OBJECTIVE.

Comparative Civilizations 新たな人文知の地平を開く

比較文明学は、文化現象を個別に論じるのではなく、人文知の可能性を最大限に探求する場です。
従来の学問領域に限定されない人文学の総合的な知を養っていきます。

専攻のポイント

  • 人文知の総合力

    文学、哲学、表象文化論、文化批評など、人文学の基礎を踏まえつつ、多様な視野と知識の習得を可能にします。

  • 時空を横断する文化研究

    現代思想や文芸の動向に触れながら、世界的な座標軸
    のなかに、みずからの研究を位置付けることを推奨し
    ます。

  • 創造的学習・研究を実施

    複合領域を学位論文テーマとする創造的学習・研究が可能です。多様な言語表現方法同士の交錯による創作的表現の可能性の問題を扱います。

Pick
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多様なアプローチ、充実したサポート体制

授業は、4つの研究領域(現代文明学・文明工学・言語多文化学・文明表象学)から構成され、多様な研究テーマに対応。また一線で活躍されている専門家を特任教員として招聘し、直接指導を受ける機会を提供します。

比較文明学専攻専任教員/研究テーマ

  • 小野 正嗣 教授

    主要研究テーマ:創作論、批評、現代フランス語圏文学

    教員紹介

    文芸創作論、現代フランス語圏文学など。カリブ海のフランス海外県(マルティニーク、グアドループ)やアフリカのフランス語圏地域に出自を持ち、多言語・多文化的状況のなかで書く作家たちを主として研究してきた。最近は、難民や移民たちの体験が文学をはじめとする芸術諸形式においてどのように表象されているかに関心がある。また、作家として小説と批評の実践を行なっている。

  • 菅野 聡美 教授

    主要研究テーマ:日本政治思想史、政治文化論、メディア論、文芸批評

    教員紹介

    日本政治思想史、政治文化論、メディア論、文芸批評など。これまで学術研究の対象としてまともに取り上げられることの少なかった近代の恋愛論、性愛学、「変態」概念の変遷などを研究対象としてきた。したがって周縁的なもの、マイナーなものに強い関心を持っている。また「楽園幻想の起源を求めて」という連作では、「消費される沖縄」という観点から研究を進めている。他に主要な関心領域としては、美術、舞台芸術・芸能、音楽、出版文化など。

  • 佐々木 一也 教授

    主要研究テーマ:哲学、現代哲学、ハイデガー研究など

    教員紹介

    哲学、現代哲学、ハイデガー研究、哲学的解釈学、日本近代哲学、西田幾多郎研究、無の思想、自我論、他者論、生命論、人生論、実存哲学、存在論、倫理論、哲学的人間学が研究分野のキーワード。現在は、ハイデガーを批判的に継承したガダマーの解釈学的哲学の方法を応用しつつ、日本の思想的伝統に根差した発想を援用して、解釈学的存在論を構想することに関心がある。

  • 林 文孝 教授

    主要研究テーマ:中国哲学

    教員紹介

    朱子学や陽明学、明末清初の経世致用の学など、近世儒教思想を中心とする中国哲学が研究対象。政治・倫理・歴史といったテーマにかかわる中国哲学のテクスト群から、自己と他者の関係をめぐるクリティカルな考察を掘り起こし分析することをつうじて、現代の常識的な問題関心を組み替えていくことをめざす。現在は、道徳教化の語り方に関心を持っている。

  • 林 みどり 教授

    主要研究テーマ:思想文化論・表象文化論

    教員紹介

    スペイン語圏ラテンアメリカ文化・文学を中心とする思想文化論・表象文化論、ポスト・コロニアル批評。制度的暴力や共同想起の問題を思想研究として扱ってきた。いわゆる「歴史の敗者」や強制失踪者など、歴史的な表象不可能性の深淵に触れなんとするものたちを指向する文学や芸術の可能性を探究することに関心がある。

  • 福嶋 亮大 准教授

    主要研究テーマ:文芸批評、中国近代現代文学

    教員紹介

    文芸批評、中国近現代文学など。日本の文学についての批評活動を展開するとともに、20世紀初頭から21世紀にかけての中国文学の変容(とりわけ大衆化の問題)を主な研究テーマとする。一国史観を超えて、東アジア規模の文化史を構築することを目指している。

  • 西谷 修 特任教授

    主要研究テーマ:フランス現代思想

    教員紹介

    フランス現代思想の研究をベースに、世界のグローバル化によって引き起こされる複合的な諸問題を、認識論を踏まえた思想史的観点から取り扱う。研究テーマは、戦争論、世界史論、メディア論、ドグマ人類学、身体・医療思想、芸術論など。