日本文学専攻文学研究科/池袋キャンパス

OBJECTIVE.

日本とは何か?文学とは何か?を究める 世界に開かれた文学を求める

21世紀を生き抜く糧とするために日本の文学から叡知を学びます。
現代の文学とともに過去の優れた古典文学を今日に甦らせ、その意義を掘り下げます。
文学による自らの〈世界〉の創造をめざし、世界における日本文学の位置や役割を探求します。

専攻のポイント

  • 日本文学と日本語学の高度な研究

    古代から近現代に至る、日本文学の全領域と日本語学
    の高度な研究をめざします。研究領域の拡大を積極的
    に行い、学問の新たな地平を切り拓く方法論を常に模
    索しています。

  • 専門性の高い多様な人材を育成

    日本の文学・言語に関する、幅広い関心を受けとめる
    専攻分野の教員で構成されています。教育職・研究職
    から専門知識をもった職業人まで、多様な人材を育成
    します。

  • 独自に海外の大学と協定

    本専攻では、独自にコロンビア大学(アメリカ)、韓国
    外国語大学、北京日本学研究センターとの協定を結ん
    でいます。

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日本学研究所における活動

日本文学専攻と史学専攻を中心にして、日本学研究所を運営しています。毎年1回、公開シンポジウムを開催し、内外から多数の参加者を得て、大きな成果をあげています。その他、定例のセミナーも行っており、日本文学を多角的・国際的な視野の下で探求しつづけています。

日本文学専攻専任教員/研究テーマ

  • 石川 巧 教授

    主要研究テーマ:近現代日本文学

    教員紹介

    近代文学・現代文学を幅広く扱っている。近年の研究テーマは、①占領期の雑誌出版、②近代文学と「国語」の関係に関する研究、③高度経済成長期のメディアと表現、④菊池寛、川端康成を中心とする大正後期から昭和期にかけての小説研究、⑤探偵小説・ミステリー(江戸川乱歩、松本清張など)、⑥文学としての戯曲などである。

  • 金子 明雄 教授

    主要研究テーマ:近現代日本文学

    教員紹介

    研究領域は近現代日本文学。具体的なテーマとしては、①明治30年代から大正期におけるメディア状況と文学、②家庭小説の読者論的研究、③芸術としての文学ジャンルの成立期の文学史的研究、④物語論を中心とする文学理論および小説の方法論、⑤現代小説と現代の文化状況の関連性、など。

  • 尾崎 名津子 准教授

    主要研究テーマ:近現代日本文学

    教員紹介

    近代文学・現代文学や、出版、言論統制、戦時体制下の社会などと文学との関わりを研究している。具体的には①昭和期の創作の方法論、②内務省検閲とGHQ/SCAP検閲を中心とした言論統制と出版、③雑誌メディアにおける女性の書き手の位相、④日本統治期台湾の日本語文学、⑤都市と故郷に関する言説研究など。

  • 井野 葉子 教授(2023年度秋学期から2024年度春学期研究休暇)

    主要研究テーマ:平安文学

    教員紹介

    源氏物語を中心とする平安文学を研究している。具体的には、源氏物語を中心的な考察対象として、先行作品の引用の方法を考える引用論、和歌言語の役割を探究する歌ことば表現論、作中人物について論じる人物論、鍵語から読み解く主題論や作品論、文法という切り口から微細なニュアンスを読み取る表現論などを行っている。

  • 平井 吾門 准教授

    主要研究テーマ:国語史、国語学史

    教員紹介

    日本語学、特に近世国語辞書を主たる研究対象とする。辞書編纂の歴史について近世を中心に調査を進めており、表記・音韻・語彙をはじめとする日本語の歴史的変遷をふまえて、国語学史における近世国語辞書の再評価を試みている。また、国語辞書や新聞メディアと学校教育との関わりについても考察を進めている。  

  • 鈴木 彰 教授(2023年度秋学期研究休暇)

    主要研究テーマ:日本中世文学

    教員紹介

    日本中世文学を研究テーマとする。軍記物語、説話、語り物文芸、絵巻・絵入り本などをとおして、中世文芸の生成・受容・変容・再創造にかかわる動態の解明を試みている。また、南九州・薩摩などの地域の文化・文芸環境や、戦争と文学の関係史の研究にも取り組んでいる。

  • 家永 香織 特任教授

    主要研究テーマ:古典和歌

    教員紹介

    平安時代後期に詠まれた定数歌の注釈的研究をはじめとして、和歌ならびに和歌を含む作品等を広く対象とし、古典和歌について実証的・多角的に研究を進めている。

  • 水谷 隆之 教授

    主要研究テーマ:日本近世文学

    教員紹介

    日本近世文学を研究テーマとする。浮世草子や俳諧を中心に、散文・韻文にかかわらず近世文学全般を広く研究対象としている。また、近世出版メディアや遊女評判記など周辺諸ジャンルについての研究をも行っている。

  • 平澤 卓也 助教

    主要研究テーマ:日本文学・思想史

    教員紹介

    日本の古代・中世を中心に、前近代における神仏習合説話や寺社縁起などの宗教文芸・思想を研究テーマとする。また関連する分野として、日本神話の解釈史や日本漢文学についても研究を進めている。

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