経済学部における「キャリア教育」とは
立教大学経済学部のカリキュラムでは、キャリア教育を一つの柱に置くことで、大学での学びが、「生きること」や「働くこと」とどう繋がっているのかを考えさせることを重視しています。専門科目で、学問としての経済学を深く学びながら、同時にキャリア科目で、企業・行政・NPOなど社会を構成する様々な主体と連携した実践的な教育を受け、経済学の知識を用いて、現に生じている経済的な問題の解決に取り組みます。
キャリア教育と聞くと、就職に特化した教育と思われがちですが、本学部でのキャリア教育とは、職業観や勤労観を育むことだけにとどまらず、主体的に学び、能動的に取り組む態度や意欲を育てるとともに、専門科目と連動させることで専門科目での学びをより深めることを目指しています。目まぐるしく変わる社会環境の変化に流されることなく、それに柔軟に対応していく知識と思考力を身につけ、自律的に自分の未来を切り開く能力を育成することが、本学部のキャリア教育の目的です。
キャリア教育の目的
経済学部における講義・演習・体験を通じ、自己のキャリアを自ら発展させていくことができる学生を育てる。
学習成果
- 自分の目標や関心を自分なりに見つけ、主体的に取り組む態度を備えている。
- 就労観や労働・職業に関する知識を持っている。
- 社会で必要とされる基礎的な能力を身につけている。
学習環境
上記の学習成果を達成するために、以下のような学習環境を整備しています。
- 受動的に知識を得るだけではなく、能動的にテーマや課題に取り組む機会が多く、能力向上を図ることができる。
- 企業・行政・NPOなど社会を構成する様々な主体との連携による実際的・実践的な教育内容により、社会をより深く理解することができる。