海外体験REPORT:国連ユースボランティア〈タンザニア〉

法学部法学科 4年次 米田 大志

2017/09/05

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

「全学共通カリキュラム総合教育科目/全学共通科目総合系科目」
国連ボランティア計画が大学と連携し、学生をボランティアとして開発途上国の国連事務所や政府機関、NGOなどへ派遣するプログラム。

【2016年度DATA】
期間:約5カ月/派遣先国・地域:アジア・アフリカなどの開発途上国/応募資格:全学部学生/単位数:12単位

自分に何ができるのかを模索し続けた5カ月間

大学で国際ボランティアサークルを立ち上げ、東南アジアでの支援活動に取り組んだ経験から、世界規模で支援を展開する国連に興味を抱き、本プログラムに参加しました。タンザニアを希望したのは、アフリカの最貧国の現状を自分の目で確かめたかったから。人々は一体どんな生活を送っているのか、その答えを探しに現地へ向かいました。

派遣先の国連ボランティア計画(UNV)では、主に広報業務を担当。SNSなどの運用・改善を行う傍ら、関連イベントのサポートを行い、多くの業務を抱え奔走する毎日でした。各分野のエキスパートが集う中、当初は無力さを痛感することもありましたが、自分なりの貢献方法を模索し、動画制作に力を注ぐことに。任期中に4本の広報動画を撮影し、他の動画制作や取材同行を頼まれるまでになりました。この経験から、今後いかなるチームに身を置いても、自分なりのバリューを発揮できる人でありたいと強く感じました。

他方では、楽観的でマイペースなタンザニアの人々の国民性に触れたことも大きな財産です。楽しそうに働く姿を見ていると、価値観は決して一つではないと気付かされました。出会いに恵まれた実習を終えたいま、現地でお世話になった方々のように、いつか私も寛大さと強さを併せ持つ国際人になりたいと思います。

【選考・事前準備】徹底した英語面接対策が実り、選考を通過

本プログラムでは、学内選考を経て大学の推薦を得た後に、国連による選考が行われます。私は英語面接対策に注力し、A4用紙20枚を超える想定問答集を作成。
職員の方や昨年の参加者に模擬面接を行っていただき、徹底的にアウトプットの練習を重ねました。合格後は、事前研修の集中講義合宿に参加し、国際協力分野やICTスキルの基礎を学びました。

【1〜2カ月目】国連ボランティア計画(UNV)で広報業務を担当

現地では広報担当として勤務し、運営メディアの改善検討や、イベントでの撮影・プレゼンテーション、国連の設立記念式典参加などを経験。
毎回の会議は専門的な内容で、当初は全く発言できませんでしたが、2カ月目に自身の案を通すことができた時はうれしかったです。その他、日本大使館への表敬訪問、現地企業の日本人との交流からも多くの刺激を受けました。

【3〜4カ月目】動画制作スキルを生かし、自分なりの貢献を探る

3カ月目からはジンバブエ人の国連ボランティアとシェアハウスを開始。業務面では、動画撮影・編集スキルを武器に、International Volunteer Day※1関連イベントのサポートや、SDGs※2PRムービーの制作を実施しました。さらに、ボランタリズムの啓発や活動の可視化を狙い、UNVスタッフへのインタビューをSNSで発信する自主企画もスタートさせました。

※1 ボランティアの意義の認知、推進を目的として国連により定められた国際デー。
※2 2015年9月の国連総会で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」

【5カ月目】一般の人を巻き込んだ自主企画イベントを開催

気候変動対策プロジェクトの取材で国内3カ所に出張。首都ダルエスサラームとは異なるタンザニアの新たな側面を知れたのは貴重な経験でした。また5カ月の集大成として、海岸清掃とフラッシュモブの同時開催イベントを企画。マイペースなタンザニア人スタッフならではのハプニングに見舞われながらも無事やり遂げ、反省点も含めて全てが大きな学びとなりました。

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