懸賞論文奨学金をきっかけに、さらなる学びを追究する

理学部化学科2年次 妹尾史織さん

2018/04/02

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

立教大学には、優れた論文に対して奨学金を支給する独自の懸賞論文奨学金制度がある。「理学部創立30周年記念奨学金」もその一つ。2017年度の同奨学金で最優秀賞にあたる30万円を受給した妹尾史織さんに話を伺いました。

「理学部創立30周年記念奨学金」は、理学部創設30周年を記念して、1979年に理学部卒業生、教員、学内外の有志からの寄付により設立された。論文の題目は自然科学と数学に関わるものならば自由。その着想力や独創力の問われる奨学金だ。妹尾さんは「屈折計の学生実験への応用」と題した論文を提出し、2017年度の奨学金を受給した。

「私が着目したのは、化学科で実際に行われている、溶解度の温度依存性を考察する学生実験です」

この実験に屈折計を導入することにより、より多くのデータを収集できることを彼女は証明した。この研究がさらに進めば、学生実験の効率が向上し、さまざまな研究の後押しとなると期待されている。

「研究の自由度が高いため、すべて自分自身で計画を立てて実験と論文を進めていかなくてはならず、非常に大変でした。しかし、化学科の先生方にアドバイスをいただきながら、研究を進め、良い論文を仕上げることができました」

12月の奨学金授与式では、口頭発表も行われた。彼女の発表は多くの学生に大きな刺激となっただろう。

現在彼女は、サイエンス・インカレの第一関門となる書類審査に向けて論文をより発展させている。今年度のインカレの開催地は立教大学。何としても出場し、よい結果を残したいと妹尾さんは意欲を見せる。

【追記】妹尾さんはその後サイエンス・インカレで発表し、「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」DERUKUI賞を受賞しました。

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