2018/03/26 (MON)

第7回サイエンス・インカレで、本学理学部生が「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」DERUKUI賞を受賞

キーワード:学生の活躍

OBJECTIVE.

3月3日、4日、立教大学を会場校として第7回サイエンス・インカレ(主催:文部科学省、共催:立教大学、後援:国立研究開発法人科学技術振興機構、等)が開催されました。本学理学部生が研究発表に参加し、「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」DERUKUI賞を受賞しました。

会場の様子(ポスターセッションのひとコマ)

今回で7回目となる「サイエンス・インカレ」は、自然科学分野を学ぶ全国の大学学部生や高等専門学校生が自主研究を発表し、切磋琢磨し合う場です。学生の能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的として、開催されます。

本学から、理学部化学科2年次の妹尾史織さんが研究発表者に選出され、「化学系学生実験を楽しくする新提案!屈折計を用いるシュウ酸析出過程の解析」をテーマとして発表。その結果、「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」を受賞しました。

【妹尾さんの研究発表の概要】
屈折計(屈折式糖度計)は、手軽な濃度チェックの装置として知られています。この装置を大学で行われている学生実験に導入すれば、今までよりも簡便・迅速に多くのデータを集められると閃きました。そこで、立教大学でも行われている化学系学生実験の「シュウ酸の溶解度の温度依存性と溶解熱」というテーマに注目。この実験では、様々な温度の飽和水溶液の濃度を求めるために中和滴定を行っていますが、中和滴定は手間がかかる作業であるため、学生実験という限られた時間内では多くのデータをとることは難しくなります。一方、屈折計を利用して溶液の屈折率を求めれば、より簡単に溶液の濃度が求めることができます。さらに、シュウ酸が析出する過程の濃度の変化をとらえる追加実験を新提案し、解析できることを示しました。このように、簡便・迅速な装置である屈折計を用いて多くのデータを得ると、考察要素が増え、より深い学生実験になると考えます。

メッセージ

MESSAGE

理学部化学科2年次妹尾 史織

サイエンス・インカレに出場するための第一関門は書類審査でした。その審査に通ったと分かったときは、飛び上がるほどうれしかったです。追加実験をして研究の完成度を高めてから、入念に発表準備をして本戦に臨みました。当日の口頭発表はとても緊張しましたが、「屈折計を学生実験に導入してほしい」という私の想いがたくさんの人に届くような良い発表ができたと思います。また、インカレ中は様々な大学のサイエンス仲間と交流できて楽しい時間を過ごせました。例えば、お互いの研究についてのコメントをしあったり、大学での授業や実験などの話で盛り上がりました。私にとってサイエンス・インカレは、準備・発表・交流のどれを通してもとても貴重な経験になりました。そして、「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」DERUKUI賞を受賞でき、とても嬉しいです。