
全学共通カリキュラム
運営センター部長
青木 康
(文学部教授)
立教大学全学共通カリキュラムの世界へようこそ。
立教大学は「専門性に立つ教養人」の育成を大学全体でめざしています。
そのため、私たちは、所属学部の別なくすべての学生に平等に開かれている全学共通カリキュラム(以下、全カリ)と、各学部が提供する、いわゆる専門科目とを用意し、両者があいまって、この目標を達成していくことができるように努力しています。全カリ運営センターと各学部は協力して、それぞれの授業科目の編成、個々の科目の内容の充実、授業方法の改善に努めているのです。こうした取組みのなかで、全カリはとても大きな役割をになっています。
立教大学に入学したひとりの学生が卒業するまでに必ず修得しなければならない必要単位数(卒業要件単位)という観点からみれば、どの学部の学生も全カリ科目を30単位(2010年度以降の入学者からは全学で統一されています)はとらなければならないことになっています。これは、卒業要件単位全体の4分の1弱にあたり、この割合自体、決して小さなものとは思いませんが、全カリは4分の1という数値から感じられる以上に大きな部分をしめていると考えています。
全カリでは、実に多種多様な科目が提供されています。その多くの科目については、学生は履修する年次・学期を自分で決めることができ、みずからのその時どきの必要や関心に応じて、履修科目を自由に決定していくことが可能です。卒業に必要な30単位を超えて、より多くの全カリ科目を履修することももちろんできます。また、全カリの授業では、学部・学科や学年を異にする仲間とともに学ぶ機会が多く、そうした仲間との交流から新たなものの見方、感じ方に気づくといったこともよくあります。
こうしたことから、全カリを通じて、立教の学生は、ひとりびとりが大学での学びを自分で設計し、その成果を組み換えて自由に使いこなすことができるようになっていくのです。その力を十分に身につけた学生、それが立教がめざす教養人です。