科目紹介全学共通科目

全学共通科目の履修

全学共通科目は、各学部の教育の一環として、文字通り全学部生の1年次から4年次までを対象に、展開されている教養教育科目群です。
外国語のコミュニケーション能力と異文化対応能力を培う「言語系科目」と、広い視野と総合的な判断力をベースに、現代に対応した総合的な知性と感性を養う「総合系科目」の二つの大きな柱で構成されています。
卒業のためには、言語系科目ならびに総合系科目から、各学部(学科・専修・課程)ごとに定められた所定の単位数を修得する必要があります。

言語系科目

複数言語を学修し、多元的な視点を養う
異なる文化背景をもつ多様な人々とコミュニケーションをとるための言語運用能力と、異文化理解力の習得を目指します。英語は、レベル別に編成されたクラスで、自分の実力に合わせて「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの技能をバランスよく学修。
また、英語以外に複数の言語から選択できる初習言語も学びます。

英語

現代のグローバル社会で求められるのは、英語をツールとして使いこなしながら、多様な人々と協働し、さまざまなフィールドで課題を解決していくことができる人物です。そのためには、単に「英語を話す」だけでなく、「英語でロジカルに考える力」や「専門領域について英語で議論できる力」など、もう一歩進んだ英語運用能力が必要になります。
立教大学では、2020年度から新たな英語教育カリキュラムを導入し、こうした力を全ての学生が身につけることができる環境を整えています。

初習言語

1年次<必修科目>

ドイツ語/フランス語/スペイン語/中国語/朝鮮語/ロシア語*/日本語(外国人留学生のみ)
英語に加えて1言語を選択。基礎となる文法や会話を学びながら、言語や文化への理解を深めます。
*ロシア語:経営学部・理学部・コミュニティ福祉学部福祉学科の学生は、1年次に必修科目として履修することができませんが、2~4年次に自由科目として履修することができます。

2年次〜4年次<自由科目>

より高いレベルの言語運用能力の修得を目指して、4年間をとおして継続的に言語科目を履修できます。標準的なコミュニケーションから、海外で必要とされる高度な語学力まで、目的に合わせた学習が可能。必修科目の言語に加えて、ポルトガル語と日本手話も開講しています。

総合系科目

総合系科目は、価値観が多様化し社会の構造がますます複雑化する現代において、未来を的確に見据え問題を解決するため、自らの専門分野を深く追究するだけではなく、多くの分野に広く関心を持って学ぶことが求められ、このような広範な視野に立つことを実現するものです。現実にかたちを変えながら日々生起する問題を発見し、解決策を見出すためには、それぞれの分野で得た知識を具体的なテーマに則して自分の力で整理し、再構成してゆく、自ら主体的に考える力が求められます。
導入期、形成期、完成期、それぞれの学びの段階にあわせて、専門領域の枠を超えた人間としての深い認識や価値観、総合的な判断力を養うために用意された「学びの精神」、「多彩な学び」、「スポーツ実習」の3つの科目群で構成しています。
学びの精神
導入期:1 年次春学期~
大学で学び始めるにあたり、大学で学ぶこと、また立教大学という場で学ぶことの意味を理解する科目群です。宗教、人権、大学といった立教大学らしい基本となるテーマを包含した科目を用意し、また、教員との対話、学生同士の協働作業をとおして講義の受け方を体得します。自ら調べて考て発信する、大学での主体的な学びの姿勢を身につけます。
多彩な学び
形成期:1 年次秋学期~
専門分野の枠を超えた幅広い知識と教養、総合的な判断力を養うことを目的とした科目群です。リベラルアーツ教育の主軸となるさまざまな主題に基づく、かつ今日的なテーマを扱う6つのカテゴリで構成しています。なお、「立教ゼミナール発展編」のみ、高度で発展的な学習を含む科目として、完成期(3年次春学期~)での履修を推奨しています。
スポーツ実習
全期:1 年次春学期~
健康維持・増進を目的として、実践と講義をとおして科学的知識、技能、またスポーツにまつわる文化的背景を学ぶ科目群です。実技を中心とした「スポーツプログラム」、理論の講義をしっかりと取り入れた「スポーツスタディ」により、心身に関してバランスのとれた知性と判断力を養います。

シラバス(講義内容)

全学共通科目の詳細は、シラバス(講義内容)にてご覧いただけます。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。