現代の企業活動は世界中のあらゆる国や地域をインターネットによってリアルタイムで結び、直接情報や資源、製品、労働力を取引しながら行われています。海外市場だけでなく日本国内にも多くの外資系企業が進出する一方で、日本の企業にもさまざまな国籍の従業員を雇用し、海外企業と提携するところが増えています。今日、他の国や地域の国民性や文化を理解することなしには、企業という大きな組織を動かし、またグローバルな市場の中でビジネスを成功させることはできません。経営学部では、このように国際化した企業の経済的機能と社会的役割を理解し、「グローバル・バリュー」つまり、国際社会でビジネスリーダーとして自己を実現させ、社会に貢献することのできる能力をもった人材を育成します。また、「経営」を単に合理性や効率の追求という観点だけでとらえるのではなく、異文化理解や企業の倫理的行動なども経営のひとつの要素と考え、マーケティング、会計学、ファイナンス、人材マネジメント、組織論、企業戦略論などのさまざまな経営分野をより実践的に、かつ総合的に学んでいきます。
実際の企業活動においては、組織のメンバーのそれぞれが、必要なときに誰でもリーダーになれるかどうかが成功への鍵になります。
必要なときにリーダーシップをとれる。リーダーを支えることもできる。それがデジタル時代のリーダーです。3~4人のグループワークを通じて「発表力・コミュニケーション能力・リーダーシップがあり、リーダーを支えることもでき、自分に自信をもった大人」になれるよう支援します。
専門知識を英語でインプットし、ビジネスの現場で、英語で議論ができる。それが国際化されたビジネス現場で通用するバイリンガル・ビジネスパーソンです。日本にいながらにして、経営学を英語で学び、英語でプレゼンテーションやネゴシエーションできる力を育てます。
経営学部では、活動状況を大学内外に報告しフィードバックを得るために、ウェブサイトの充実と双方向化に力を入れています。特に注目していただきたいのは、「COB Today」です。これは、経営学部の行事・イベントの報告や教員のエッセイを日誌形式のブログで発信しているものです。写真やムービーも含まれており、記事(エントリー)に対して学生や教員によるコメントやトラックバックも寄せられています。
経営学部のBLPとBBLプログラムが文科省の「質の高い大学教育推進プログラム」=教育GP(Good Practice)プログラムとして、全国の大学より多数の応募があった中から7倍近い倍率をくぐり抜け、選定されました。同じ大学の、しかも同じ学部で2つのプログラムが選定されるのは異例なことです。取り組み内容は、BLPが「ビジネス・リーダーシップ・プログラム~体験と知識を統合する新しい経営学カリキュラムの展開」、BBLが「高大産連携による英語・ビジネス教育の融合~国際通用性の高いバイリンガル・ビジネスリーダーの育成強化」です。BLPとBBLプログラムが全国的にも先端的かつ規範的な試みとして認知されたといえます。
1年次のリーダーシップ入門と、それに続くBLPでは、グループワーク、リサーチ、ディスカッション、プレゼンテーションなど、新しいコンセプトに基づく継続的なカリキュラムを提供します。また、学生が主体となって、実際のプロジェクトを立案し、実行し、成果を出すプロセスを体験することにより、ビジネス社会で必要とされる創造力を養います。さらに、インターンシップへの参加や、企業人セミナーなどを通じて、リーダーシップの意味をより深く理解することができます。
どのような業界、業種でもビジネスに必要なリテラシーがあります。1~2年次の早い段階で、情報リテラシー、データ処理、会計などのコア・スキルを修得します。
経営学科の専門選択科目は、マネジメント、マーケティング、アカウンティング&ファイナンス、コミュニケーションの4領域から構成されます。1年次の「経営学入門」で経営学の概要を学んだのち、講義と演習(ゼミナール)を両輪にして、経営学の理論を深く学んでいきます。どの分野も、豊富な研究実績と教育実績をもった教授陣を揃えています。
「Overseas EAP」「EAP1」「EAP2」「ESP」「BBP」のほか、「インベストメント」や「異文化コミュニケーション論」など、国際経営学科で開講されているさまざまな専門科目を履修することができます。また、海外の大学において英語で正規の授業を受講する海外留学プログラムに参加し、視野を拡げることができます。
本学科の専門科目の約7割は英語で開講されます。そのために必要な英語力を養う授業を入学時から学生の理解度にあわせて段階的に進め、専門科目の理解と定着を図ります。
「異文化コミュニケーション論」「Business Communication」「Intercultural Business Management」などの科目により、異なった文化的背景をもつ人々との交渉や対応能力などのスキルを身につけます。
3年次に開講される「Business Project」では、英語を使用する、あるいはバイリンガルな環境で働くことを想定し、少人数のグループでビジネス・プロジェクトを企画、提案、実現するまでの全プロセスを実体験します。
1年次の夏季休暇中に行われる「Overseas EAP」では、英語コミュニケーション能力の向上とビジネス・プロジェクト体験の機会を提供します。2年次以降は海外の大学で正規の専門科目を履修する「中期・長期海外スタディ」を設置し、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、香港、ヨーロッパなどの大学へ海外留学することができます。
「BLP」や、「企業の社会的責任」「リーダーシップ論」などの経営学科の専門科目を自分の興味にあわせて学ぶことができます。