学生の方へ

キャリアデザイン論

  • 2020年度 春学期 水曜3限
  • 担当教員:翁 理香

社会で活躍し続けるためには、すべてが自由に「デザイン」できることばかりではありません。計画された偶発的出来事に前向きに挑む、セレンディピティを引き寄せるために自ら動く、与えられた環境で最大限の力を発揮して、自らのキャリアを切り拓く方法について、一緒に考え・語り・学ぶ科目です。

授業の目標

本科目では、自らが思い描く「キャリア」を切り拓くために、①主体的かつ持続的な就業力の育成②人間形成③社会的自立について考え、議論を繰り返しながら自分なりの解を探求することを大きな目標としています。

また就職をはじめとした目先のことに囚われすぎずに「将来の夢や目標に向かって一歩踏み出す大切さ」や「豊かな人生観を持つ面白さ」について学ぶことも目標としています。  

授業の内容

以下について学生主体で理論・ケーススタディを用いて学びと気づきを深めていきます。

  • 期初と期末に、ジェネリックスキル(思考力・コミュニケーション能力)を測定。目標設定を行い、目標達成に向けた継続的な行動を授業内外で実践。
  • キャリアデザインとは何か、社会で必要とされ続ける人材とはどういう人か(目指す姿)、自己理解形成のために必要な方法理解、課題解決思考(思考方法)の習得。
  • 個人ワーク・グループワーク(ディスカッション・発表)やワークショップを行う等、アクティブラーニングを活用した授業を展開。

※各人の積極的な発言及びリーダーシップの発揮やチームメンバー同士の関わり合いが必須。

授業計画

1. ジェネリックスキル(思考力・コミュニケーション能力)測定(1)
2. イントロダクション、「キャリア」を「デザイン」するとは何か?
3. 私たちを取り巻く社会の実態理解(1)_LIFE編 
4. 【Life Sift, Diversity, Lifelong Learning】と自分とを結びつけてみる
5. ジェネリックスキル測定結果解説(結果の返却は授業内に行う)
6. 私たちを取り巻く社会の実態理解(2)_WORK編
7. 組織(企業)での働き方、多様な働き方について考える(副業・起業・フリーランス)
8. キャリアに関する諸理論理解(1)_Planned Happenstance Theory
9. キャリアに関する諸理論理解(2)_ホランドの6角形モデル
10. 自己成長と経験(成功・失敗・挫折)との関係性
11. 社会に出てからも必要となる論理的思考とリーダーシップ(1)
12. 社会に出てからも必要となる論理的思考とリーダーシップ(2)
13. 自分にとって「働く意味(意義)」について再考する
14. 振り返り,目標設定と宣言(自らの提供価値について発表)、ジェネリックスキル測定(2)

授業時間外(予習・復習等)の学習

授業回によってはワークシート/発表資料作成などを課すことがあるため、以下は必須事項とします。

  • 個人/チームとして必要な事前準備(情報収集・整理、議論)と事後学習(不足情報収集・整理、議論、レポート作成など)を行うこと。
  • チーム単位で課題に取り組む際はメンバー全員が役割を担うこと。

成績評価方法・基準

レポート試験(Report Exam) 45 %
平常点(In-class Points) 55 %
内訳:【出席及びリアクションペーパー・ジェネリックスキル測定検査受検(2回)(45%)、課題提出・レポート(10%)】
原則、全回出席を義務付けます。遅刻2回で欠席1回分と見なす。3回目の欠席でD評価。
(原則として、大学で公欠と認められている以外の欠席への配慮はしません)

テキスト

授業内で必要に応じて指示します。基本的には、必要に応じて講義内で適宜プリントを配布します。

参考文献

授業内で必要に応じて指示します。

その他(HP等)

★履修に際しての留意点

【ジェネリックスキル測定検査(PROG)について】

①授業開講初期と最終回授業後の計2回受検していただきます(受検することが履修条件並びに成績評価対象となっています。あらかじめご留意ください)
②初回授業日(5/7)に受検方法・受検可能期間について説明を行いますので、履修者は必ず出席するようお願いします
③受検方法は自宅受検となります(できうる限りPCが望ましい)。
④最終回授業後(7/22)の受検期間については、7/22~8/7を予定しております(詳細は、追って授業内、Blackboardにて告知します)。

【オンライン授業について】

  • Zoomを活用して授業を行います。履修者にはBlackboardからZoomのアカウント作成方法・授業で使用するミーティングID/パスワードを連絡します。(※Zoomのアカウント作成は@rikkyo.ac.jpのアドレスで作成し、受講時は、必ずZoomにサインインしてからミーティングID/パスワードを入力してください。サインインをせずに接続した場合は、出席カウントできません。)
  • ワークシート作成(個人・チーム単位)、 Zoomのブレイクアウトセッションを活用したディスカッション/プレゼンテーションなども行います。
  • 授業で使用する投影資料(PDF)/配布資料などは,全てblackboardに掲載します。
  • 経済学部キャリア教育サイト「STORY」の情報発信に目を配るようにして下さい。
一覧へ戻る

学生の方へ

page top