2011.03.31
| 日時 | 2011年3月7日(月)~13日(日) |
| 場所 | 社会福祉法人 新生会 群馬県高崎市中室田町5983 |
| 協力 | 鈴木育三氏(榛名憩の園ディレクター、地域生活支援センター所長) 新生会ソーシャルケアワーカーの皆さん |
| コーディネーター | 香山洋人(立教大学ボランティアセンターセンター長、チャプレン) 渕博子(立教大学ボランティアセンター職員) |
| 参加者数 | ボランティアトレーニング:7名 |
| 内容 | さまざまなタイプの高齢者福祉施設で,ボランティアをすることにより触れ合う施設利用者や勤務員とのかかわりを通して,自分をみつめなおし,さらに生きること,老いること,そして共にあることとはどういうことかを共に考える。 午前・午後は配属された施設で働き,夜は施設の勤務員を交えて各人がどのような活動をしたか,1日のふりかえりをする。 |
<レポート>
自立生活をしている高齢者から認知症の高齢者、介助が必要な高齢者まで、様々な段階の入居者のいる総合的高齢者福祉施設で、1週間(実質ワークは4日間)のボランティア活動を行える貴重なプログラム。一人ひとりが大切にされ、そして人々が心豊かに生活する場として、文化的環境を整えるために心を砕かれており、参加者からは「入所者が本当に大切にされている」という感想もありました。
「ボランティアとは,自らすすんでするということ。みなさんは現地で自分から何をしたらいいのか,みつけてください,そして素人である,ということを大切に」という引率責任者の香山センター長(当時)からの挨拶を胸に出発しました。
現地でのオリエンテーションでは,ほぼ自立している方から認知症の方がいる施設まで見学し,また新生会の人々の誓いにある「最後までお世話します」という言葉通り,施設には霊安室まで完備されていることに,初めて接した学生たちは少なからずショックを受け,初日のふりかえりでは「怖い」「どうしていいかわからない」と率直な不安が語られました。
しかし若いということはほんとうに可塑性に富み,柔軟な思考ができるということです。
ただひたすら共にいることでいい。あるいは逆にその人の生き様に励まされる。
共にいて,ほんの小さな,昨日と違う反応に喜び,かけがえのないその時をその人と過す意味を徐々に参加者たちはみつけていきました。
新生会は,初心者には任せられない最低限のこと以外は,参加者自身がやりたいことをやればいい,と言い,いつもわたしたちの成長を見守ってくださる心強い味方です。
今回は3月11日の活動中にあの東日本大震災に遭遇したことで,昨年の大雪に続いて忘れられない日々となりました。
<参加者のリアクション>
・その場所にはその場所の,そこに生きる人にはそこに生きる人の時間の流れ(速さや流れ方)と呼吸があって,それに自分の歩調を合わせ,受けとめることの大切さを強く感じました。自分には今までの(20年の)歴史があるように80歳の方には80年分の,100歳の方には100年分の歴史があって,その中に自分も入りこんでいる!と思いました。
・自分から自然に動けた,これをしたいと思った。