所員個人消息

市川 誠 (立教大学文学部キリスト教学科助教授)
 後期より在外研究の機会をいただきAteneo de Manila UniversityのPhilippineCulture研究所で
研修しております。不在の間、研究所を支えて下さった逸見先生をはじめ所員の方々に感謝申し上げます。
 研究活動としては、4月に5年ぶりとなる「2005年度日韓学生宗教意識調査」(「宗教と社会」学会・国学院大学
日本文化研究所)に参加し、本学からも多数学生に協力いただきました。また、近刊『アジアの就学前教育』
(池田充裕編著, 明石書店)のフィリピン章の原稿を夏休み中に仕上げ、渡航に間に合わせることが出来ました。
今年度は私が代表を務める科研費研究「フィリピンの異文化理解教育としての宗教教育の実証的研究」が終了
することでも、自分にとって一つの節目でありました。入れ替わるように新たな科研費研究「日本におけるキリスト教
教育の宗教的変容に関する基礎研究(研究代表 白百合女子大学・佐々木裕子)」に参加することになりました。
自分にとって手薄であった日本のテーマに取り組む機会として研究の展開に期待するとともに、本研究所の活動
との接点も模索できたらと、考えています。
 私事ですが、本年度末をもって教育学科へ移ることになりました。キリスト教学科在籍中に得た知的刺激と知見に
改めて感謝いたします。日本の大学界の中で、キリスト教をアカデミックに学ぶことの出来るユニークで貴重な場で
あるキリスト教学科が、本学の要としてさらに発展していくことを期待いたします。

大橋 邦一(立教新座中学・高等学校チャプレン)
 今年度は日々の礼拝の充実と学校での牧会に力を入れ、大変有意義な一年であった。特にアコライト(祭壇奉仕)
部員が増えて夏合宿、秋の修養会などを行うことができた。主日礼拝も求道者が熱心に出席され、クリスマスから
新年にかけて在校生や卒業生を含め5名の受洗者と7名の堅信者が与えられた。年間延べ約4万3千人以上が集う
新座中高を中心とする聖パウロ礼拝堂の礼拝は、キリスト教教育のみならず地域宣教の点で重要な拠点となっている。
今後大学生の活動が充実されることを期待しているところである。
 昨年に続き9月まで大学レディースクラブ「カウンセリング研究会」で聖書から学ぶ人間関係というテーマで講義をした。
研修等ではキ同盟全国聖書科研究集会で愛媛県松山市にある「松山城南高校」を訪れたことや関東地区聖書科研修
会が復活したことが印象深い。
 新年度に向けての礼拝式文改訂、礼拝カリキュラム改編、教科教育の準備に合わせ、学会発表、JICE公開講座、
米国研修が予定されており、それらの準備に日々過ごしている。

田中 司 (立教小学校教諭・立教学院本部調査役)
1.JICE所員として
 「未来の子どもを育てるキリスト教教育教養講座」開講、全13回

2.立教小学校教諭として
 3年生~6年生の理科授業を担当、4年生の理科に「天動説」の授業を新設
3.教会音楽研究所所員として
 ワークショップ「ルネッサンスの楽器を作ろう」(1)(2)
4.立教学院本部調査役として
 立教学院におけるキリスト教教育の一貫連携を検討するためのワーキンググループを立ち上げる。
5.著作
 「ギリシャの水オルガン模型作り」
(「教育研究紀要49」東京私立初等学校協会)
 「メッセージ性のある理科授業の試み」(立教小学校研究紀要NO.13)
 「いざ我らいでゆかん」(立教小学校PTA通信)
 「しつけ・成長・教育」(PTA通信特集号第58巻2号)
6.立教大学全カリ「身体知をさぐる」(コーディネーター松尾哲矢教授)を手伝う

●内藤 武 (新座学生相談所)
 2005年4月から新座学生相談所へ移動になりました。2006年4月から、2学科体制の現代心理学部
(心理学科・映像身体学科)が開設されます。既存の観光学部とコミュニティ福祉学部はそれぞれ
2学科体制になります。そのため学生数が増え2010年には4,000人弱のキャンパスになります。
キャンパスが多様な学生でにぎわうのと同時に、学生相談所を利用する学生も増えるのではないかと
スタッフで話しています。コミ福の福山清蔵先生をディレクターに2006年8月池袋キャンパスで学生部
提案全カリ科目として、「対人コミュニケーション」を集中講義形式で実施する予定です。JICEの体験学習
を多く取り入れた内容になる予定です。
「名張毒ぶどう酒殺人事件」は名古屋高裁で再審決定、「布川事件」も水戸地裁で再審決定されました。
が、無実の証拠があるにもかかわらず「袴田事件」と私が関わっている「狭山事件」は再審が棄却されました。
残念です。

●山野 繁子 (日本聖公会教区東京諸聖徒教会)
 2005年2月~3月、国連「女性の地位に関する委員会第49回会議」に、全聖公会中央協議会(ACC)、
聖公会国連事務所(AUNO)からの呼びかけによって傍聴し、同時に国際聖公会女性ネットワーク(IAWN)
に連なる世界の女性たちの生活と進行の一端に触れる経験を与えられた。この中から、私たちが日常的に
意識することの少ない世界の女性たちの現実、国連の提唱しているミレニアム開発目標(MDGs)・北京行動
綱領(BPfA)を、自覚的に教育の課題として受け止めることの必要性を感じている。
 聖公会神学院「アジア・キリスト教史Ⅰ」に関しても、これまでの概観的・通史的な部分を、より思想的・神学的
な方法にシフトしてゆきたいと願っている。その際、最近の地域研究的広がりを参照し、歴史的、体験的な視点を
尊重して、授業内容を組み立てたいと願っている。

●若林 一美 (山梨英和大学人間科学部)
 ベトナム戦争終結から40年、医療革命ともいわれた近代的ホスピス運動がイギリスではじまったのが1968年、
death awareness運動のなかでアメリカのミネソタ大学に「死の教育と研究センター」が設立されたのもちょうど
同じ頃でした。こういった動きがおこってまもなく40年を迎えようとしています。私自身が立教大学の中で、
日本の大学では初めてのことであったと記憶していますが、「死生観への挑戦」と題した半期の講義を担当させて
いただいたのが、アメリカからもどってすぐ1986年頃ではなかったかと思いますが、その時からも20年が経っています。
 生と死をとりまく状況は変化したのか否かを含め、自分自身の研究の総括の意味合いもあり、2度ほど取材の
ために出かけました。現在はまだリサーチと資料整理の段階ですが、ふりかえりとまとめをしていきたいと思って
います。世話人をしている子どもを亡くした親の会「ちいさな風の会」は1988年にはじまりましたが、子を亡くした
親の悲しみということから出発し、現在は自死のこと、兄弟姉妹の死、複数の家族の死と世代を超えた影響の
大きさなどが話しあわれることが多くなりました。















 

 

 

 


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