キリスト教教育研究所 活動報告
              


【2007年度】活動報告

2007年度研究所活動報告   所長 逸見敏郎

2007年度は以下の活動が展開されました。 

1.講座・講演会
カウンセリング講座 公開講演会
日 程:2007年9月29日 
場 所:立教大学 新座キャンパスN211教室
講 師:岩佐壽夫氏(家庭ケースワーカー研究所所長)
テーマ:「思春期の子育ては親育ち -いま、求められている新たな視点からの家庭教育-」
参加者:60名

2.出版
紀要『キリスト教教育研究』第25号発行

3.所員会
第1回所員会 2007年5月16日
第2回所員会 2008年2月 5日
所員会総会  2008年3月11日


4
.その他
1)研究所内図書資料整理を夏季休業期間に行った。OPACに登録されている図書で、原則として研究図書以外
は総合研究センター図書室に配架した。
2)ラボラトリートレーニング用の16mmフィルム(5本)を長期保存が可能なDVDに焼き直した。 

 2007年度は、カウンセリング講座公開講演会「思春期の子育ては親育ち」を新座キャンパスにて開催することができました。参加者は、一般及び学生
で60名が参加いたしました。
 その他の活動は日程調整等諸般の事情で次年度へ繰り越さざるを得ない状況となりました。
 現在の日本の高等教育機関をめぐる様々な動きの中に本学も置かれています。所員会ではJICEの将来展望も議論され、全学的組織の再編もあり得る
状況下において、原点に立ち返り「キリスト教教育とは」「JICEのミッションとは」について追究することは喫緊の課題であると認識するに至りました。この点
については、次年度の中心的課題となります。
 次年度以降もJICEの研究・教育実践活動のために所員及び研究員おひとりおひとりのご助力とキリスト教教育に携わる方々からのご教示を賜れるよう
願っております。どうぞよろしくお願いいたします。



【2006年度】活動報告

2006年度研究所活動報告   所長代理  逸見敏郎

2006年度は以下の活動が展開されました。

1.公開講座・講演会・シンポジウム・セミナー
2006年度JICEカウンセリング講座「ヒューマンリレーション・セミナー」
【講義】
講 師:逸見敏郎(所長・立教大学学校社会教育講座助教授)
    大橋邦一(所員・立教新座中学高校チャプレン)
    星野一朗(立教大学日精研アサーション認定トレーナー)
日 時:2006年7月1日/8日/15日/22日/29日、8月5日(各回13:00~16:30)
場 所:立教大学池袋キャンパス
参加者:10名(学生3名 一般7名)

【合宿】
講 師:大橋邦一(所員・立教新座中学高校チャプレン)
     池谷清子(所員・いのちの電話研修トレーナー)
     逸見敏郎(所長・立教大学学校社会教育講座助教授)
日 時:2006年10月7日~10月9日(2泊3日)
場 所:独立行政法人国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町)
参加者:11名(学生2名 一般9名)

2.出版
紀要『キリスト教教育研究』第24号発行


 
2006年度はカウンセリング講座「ヒューマンリレーション・セミナー」を開催することができました。参加者の感想には日常の対人関係を見直す機会とな
ったこと、自己理解と他者理解への気づきの視点を得ることができたことなどが寄せられ、概ね好評であったことが窺えました。
 その他の活動は日程調整等諸般の事情で次年度へ繰り越さざる得ない状況となりました。
 現在の日本の高等教育機関をめぐる様々な動きの中に本学も置かれています。所員会ではJICEの将来展望も議論され、全学的組織の再構成もあり
得る状況下において、原点に立ち返り「キリスト教教育とは」「JICEのミッションとは」については次年度の中心的課題となります。
 人事に関しては、2006年4月から逸見が所長に就任いたしました。
 次年度以降もJICEの研究・教育実践のために所員及び研究員おひとりおひとりのご助力とキリスト教教育に携わる方々からのご教示を賜れるよう願
っております。どうぞ宜しくお願いいたします。


【2005年度】活動報告

2005年度研究所活動報告      所長代理  逸見敏郎

2005年度は以下の活動が展開されました。

1.JICE「未来の子どもを育てるキリスト教教育講座」
期 日:2005年6月7日~2006年1月31日 13:10~14:40 (全13回)
講 師:水戸茂雄/輿石勇/神田久男/関正勝/辻誠治/松尾哲矢/西原廉太/小林豊/飯守泰次郎/山本陽史/守安功
コーディネーター:田中司(副所長)

2.実践神学研究会公開講演会「私たちの課題―現場から 『今、<精神の病>を考える』」
期 日:2005年11月25日(金) 18:00~20:30
講 師:半田佳世子 (豊島区精神障害者社会復帰施設「フレンドシップ作業所」代表)
コーディネーター:金子啓一(所員)/内藤武(所員)/八木正言(所員)

3.紀要『キリスト教教育研究』第23号発行
編集委員長:八木正言(所員)

編集委員:西原廉太(所員)、逸見敏郎(所員)

 「未来の子供を育てるキリスト教教育講座」は新たな試みとして今年度開催しました。
 参加者は立教小学校の保護者を中心に毎回30名ほどでした。受講生の感想は、概ね良好であり意義あるプログラムであったと思います。しかし一方
で内容の精選は今後一層行っていくことが必要であるという問題点も見られました。
 次年度はこの点を鑑みて新たなプログラムを提供できるよう検討して参ります。

 実践神学研究会による公開講演会は、本学学生および一般からの参加者が50名を上回り、盛況でした。今後もJICEとして社会的弱者へまなざしを向
ける講座及び公開講演会を開催していきたいと思います。
 紀要は研究論文3本が掲載されることになりました。先年度より市川所長の方針で研究論文主体の紀要シフトするようになりましたが、まだ論文数が少
ない状況です。今後の所員及び研究員の 研究活動を活性化することはJICEの大きな課題と言えます。
 なお、予定されていた「カウンセリング講座:ヒューマンリレーションセミナー」は受講希望者が実施最小人員に達しなかったなめ中止せざるを得ません
でした。
 人事に関しては、2005年10月から2006年9月まで市川誠所長が在外研究となったため、2005年10月から2006年3月まで逸見は所長代理を務めました。
 研究員は内藤幹子研究員に加え安倍愛樹研究員、宮内ふじ乃研究員が所定の手続きを経て就任しました。
 またJICE所員、研究員を対象にしたメーリングリストを作成しました。講座やセミナーの案内などに活用され始めました。事務局は4月より米山祐子さん
が総合研究センター内でJICE担当となりました。迅速かつ的確な事務対応JICEの活動を支えて下さっています。
 次年度以降もJICEの研究・教育実践活動のために所員及び研究員おひとりおひとりのご助力とキリスト教育に携わる方々からのご教示を賜れるよう願
っております。どうぞ宜しくお願い致します。




【2004年度】活動報告

2005年度研究所活動報告      所長 市川 誠

 6年間所長を務められた永見勇先生が、2004年3月をもって立教大学を退職されたのにともない所長を退かれた後を継ぎ、4月より所長を拝命いたしました。
 2004年度には以下のようなプログラムが行われたことに加え、本紀要の編集体制が整えられました。
 具体的には、『紀要編集規定』『査読要綱』『投稿規程』が定められ、これに基づいて紀要編集委員会が組織されました。今号は、この新体制のもとで編集さ
れました。レフェリー制の採用で、掲載論文にはより高いステータスが付与されることになりました。編集委員会のメンバーの方々、特に編集委員長をされまし
た。逸見所員には、諸規定の作成や新体制の立ち上げに並々ならぬご尽力をいただき、大変感謝しています。
 また、2004年度に立教大学総合研究センターで本研究所の事務を担当してくださった小澤閲子さんが2005年3月をもって退職されます。この一年間研究所
を縁の下で支えていただき、感謝しています。
 2005年以降も、本研究所の研究・教育活動のために、所員・研究員の皆様のご助力と、キリスト教教育に関わる方々からのご教示を賜れますよう願っています。


1.セミナーの開催
「JICEヒューマンリレーションセミナー」

理論研修
9月11日「キリスト教における出会いと関わり」(所員:大橋邦一)
9月25日「カウンセリングの原理とは」(所員:逸見敏郎)
10月2日「アサーション:さわやかな自己表現」(講師:星野一朗)

合宿研修
10月9日~11日 (社)新生会 梅香ハイツ高齢者開発センター
(所員:大橋邦一、池谷清子、鈴木育三)

フォローアップ研修
10月30日「現代社会における対人関係を振り返って」
(所員:大橋邦一、逸見敏郎、池谷清子 講師:星野一朗)





【2003年度】活動報告

講座・講演会
1.「 いま、葬儀を問う」
会 場:池袋キャンパス7号館 7301教室  
期 間:5月10日~6月21日 計6回
 
参加者:35名程度

①遺体論(講師:碑文谷 創)
②遺族の悲嘆について(講師:若林 一美)
③祖先崇拝問題とキリスト教(講師:柴田 千頭男)
④遺言とその周辺(講師:清水 勇男)
⑤戒名(講師:藤井 正雄)
⑥総括(講師:永見 勇)


2.体験学習「カウンセラーのための自己探求」 
会 場:清里・清泉寮
期 間:8月29日~31日
参加者:9名、他スタッフ3名


3.カウンセリング講座「面接技法の向上と人間理解」
会 場:池袋キャンパス 7号館 
期 間:9月30日~12月2日、計10回
参加者:各回10名~20名 程度
①「他者を理解するということ」(講師:神田 久男)
②「他者とかかわることの意味」(講師:梅澤 弓子)
③「人格査定」(講師:逸見 敏郎)
④「面接の過程とポイント」(講師:逸見 敏郎)
⑤「精神病理とカウンセリング」(講師:神田 久男)
⑥「神経症とカウンセリング」(講師: 原 信夫)
⑦「家族の心理臨床」(講師:逸見 敏郎)
⑧「看護の心理臨床」(講師:塚本 尚子)
⑨「子どもの心理臨床」(講師:飽田 典子)
⑩「事例を読み解く/振り返り」(講師:神田 久男)


2003年度カウンセリング講座を振り返って (キリスト教教育研究No.21 より抜粋)
大橋 邦一(立教新座中学校・高等学校チャプレン)


 本年度のカウンセリング講座は神田久男(文学部心理学科)、逸見敏郎(学校・社会教育講座)両担当講師を中心として「しなやかな心理援助活動をめざ
して」というテーマで行われた。
 講座は清里清泉寮での2泊3日の“合宿”から始まり、参加はスタッフとして神田、逸見両担当講師、事務局池谷さん、主婦、ソーシャルワーカー、カウンセ
ラー、院生、学校チャプレンと多彩なメンバーであった。       
 合宿は「カウンセラーのための自己探求」というテーマで、様々な体験学習を通して互いに見つめ合い、自らを探求していくというプログラムであった。“ノン
バーバル・コミュニケーション”、“ロールプレイ”などのプログラムが進むにつれ、お互いの違いにこだわらず今ここで体験を共有している者同士の関係を感
じ始めることができた。
 私自身にとっても心地よい始まりであった。      
 2日目の午後から“アート的自己表現”として、参加者に自分自身を深く見つめる時間が与えられた。
 紙面では十分表現できないが、大変印象深く描かれた絵には惹きつけられるものがあった。
 私はやっとの思いで浮かんだ自己表現のイメージに自分自身驚かされ、深く自分を見つめるきっかけが与えられたと感謝している。夜は二つのグループに
分かれ、白い模造紙のまわりに集い、ひとりひとり選んだ動物のミニチュアを黙って移動させたり、また目を閉じて心に浮かんだイメージを互いに語り合い、そ
の後模造紙上に沈黙の内にそのイメージをグループ全員で絵に表現した。両グループとも活発で様々なイメージが行き交い、その関係が生み出した絵を紹介
し合った。
 最終日は、5つの絵を見て各自がストーリーを創作した。私は物語を通して自分を見つめる可能性がこんなに豊かにあることを知り、驚きさえ感じた。最後に
2人ずつ“15の質問”を交わし、実際の傾聴の体験をした。そしてふりかえりの時を持った。終わってみるとわたしたちは何か温かいものに包まれていたような
印象があった。私自身も肩に力のはいることも少なく、他社を見つめ、自分自身をみつめ振り返る時が与えられた。  

9月からの秋の講座は、「面接技法の向上と人間理解」というテーマで全10回の講座を実施した。梅澤弓子(文学部キリスト教学科)、原信夫(清和大学短期
大学部)、塚本尚子(都立保険衛生大学保険科学部看護学科)、飽田典子(茨城大学大学院教育学研究科)の各講師から専門の立場から講義が行われ、神
田、逸見両講師が各3回ずつ担当された。 「基本的な人間の関係性理解」、「技法の話から面接の実際」、「人格査定」について、また「神経症、精神病理、医
療看護 とカウンセリング」、そして「家族、子どもと心理臨床」について学んだ。どの講座も基本的なことから専門的なことまで、また現場の話まで大変多岐に
渡り、内容の濃い講義であった。
 参加者は夏の合宿参加者からは5名が参加したが、全講座を参加したのは私1人であった。
 毎回、院生、卒業生、社会人また立教小学校の保護者の方などその立場は多彩であった。
 参加人数は平均で10名前後、多い時は約20名弱、少ない時は7名前後ではなかったかと思う。
様々な立場の人がそれぞれの生活のなかで心のケアについて関心を持っており、身近にそうした問題を抱えているのではないかと感じた。参加者は大変熱心
に聴講し、時には時間を過ぎても話が続いた。

 私の印象に残った言葉や内容は“一体化のプロセス”、“関係性”、“セラピストの真実性”、“自然治癒の力”、“自閉症だった私へ”、“ひきこもりの兄と恐れる母”
などである。特に“多重人格者の映像”を観た後に、神田講師から「同じところがありませんか?」と尋ねられた時、確かに映像を観ている間、自分の中にいくつも
重なるところがあるのではないかと気づいていたので、素直に「あります」と答えた。そしてその時に自分が微笑みながら答えていたのを気づき、自分で驚いた。
それはそう答えた途端自分の中で張り詰めていたものというか、緊張していたものというか、そうしたものから解き放たれ軽くなったようで、とても癒されたような心
地よさを感じたからだろう。
 基礎的な知識、理解はもとより、様々な現場の困難さ、矛盾、課題なども、聞くことができた。
また参加者が語る様々な思いが聴けたことも講座を豊かにした。毎回、適度な緊張感、講師の誠実な語りや問いかけ、参加者の思いなどが、自分の思いと重な
ったり、離れたり、また重なったりしながら、帰るときには“温泉”からあがったあとのようなほっこりした気持ちになった。こうした関係性が生徒らの学びと生活、教
職員の協働など様々な生活の場面で生まれるよう、さらに学びを深めていく。




4.実践神学研究会公開シンポジウム「弱さを絆に-べてるの家の25年の歩みから―」

北海道で精神病と共に愉しく生きる「浦河べてるの家」のメンバーが池袋キャンパスにやってきました。
利益のないところを大切に、 安心してサボれる会社づくり
3度の飯よりもミーティング 、 “幻聴”鑑定団―「いい病気してますねえ」
などなど、意表をつく言葉の数々!!
がんばらなくていい・・・ 
“強く”ならなくていい
抱えてしまった荷物をおろしていくことで・・・
こころ豊かに生きている人たちがいます。
このメンバーたちのかもし出す、とても不思議なワールド!


場 所:池袋キャンパス 8号館 8101教室
日 時:2003年12月5日 (金) 午後6時30分~8時45分
参加者:250名(アンケート回答者-立教大生;学部41名・大学院12名、職員1名、教員1名他大学53名、記入なし)

シンポジスト
阿部 雅人 氏
川崎 寛 氏
佐藤 伸吾 氏
下野 勉 氏
林  園子 氏
松本 寛 氏
向谷地 生良 氏   
吉井 浩一 氏
佐藤 知之 氏


進行役:  向谷地 生良さん
手話通訳者:  豊島区手話通訳派遣センターの方々
     



 
 






トップページへもどる

トップ アイコン
直線上に配置