開講科目・講師紹介ラテンアメリカ講座

開講科目

講義

ラテンアメリカ論Ⅰ ラテンアメリカの音楽と社会/講師:石橋 純
ミックス型授業(対面・オンライン) 土曜日3限 13:25~15:05
授業の目標
音楽をてがかりにラテンアメリカ地域にアプローチします。サウンドや歌詞の背景にある文化と社会について論じます。
授業内容
春学期は、テーマを決めて、体系的にラテンアメリカ音楽を聴いていきます。まず総論としてラテンアメリカ音楽の特徴、スペイン・ポルトガル音楽との相違点、文化混淆と音楽などについて論じます。つぎにキューバを一例としてとりあげ、この島の伝統音楽が国際的に広まり、こんにちのサルサへと変貌し、グローバルマーケットに受容されるまでを論じます。中盤では「うた」に着目し、ロマンティック歌謡や社会批評の歌などを、地域横断で聴いていきます。このシリーズではとりわけ歌詞に着目します。タンゴやボレロなど、かつて日本で一世を風靡したラテン音楽についても、この回で触れることになります。秋学期は、さまざまな地域の音楽をとりあげ、論じます。講師の得意分野はベネズエラをはじめとするカリブ海域の音楽です。折にふれ、ゲスト講師や音楽家もお招きする予定です。
教材
資料配布。参考図書 石橋純『熱帯の祭りと宴』柘植書房新社、2002。
成績評価方法
毎回のリアクションペーパー(60%)。加えて春学期秋学期学期末に1度ずつ口頭発表(40%)。
講師よりメッセージ
ラテンアメリカ愛好家は日本に数多くいますが、国やジャンルの枠を超えてこの地域の音楽を幅広く聴く人は少数です。授業を通じていろいろな音源を聴いていただくことで、ラ米音楽の楽しみがいっそう増すことでしょう。
授業計画
春学期
① オリエンテーションと教師自己紹介
② ラテンアメリカ音楽の概要
③ ラテンアメリカ音楽の歴史と現在:キューバを例
④ アフロキューバン音楽の発展とサルサの誕生
⑤ サルサの大衆化、サルサ化するキューバ音楽
⑥ USA市場におけるラテン音楽:1950~2000
⑦ Despacito現象を考える
⑧ 受講生発表会
⑨ ラテンアメリカの歌1 ロマンティック歌謡の伝統
⑩ ラテンアメリカの歌2 社会批評の歌
⑪ ベネズエラ音楽の20世紀
⑫ 受講生発表会
⑬ ゲスト講師招聘

秋学期
受講生と相談の上決定
授業時間外(予習・復習等)の学習
後日掲載
その他
オンラインで受講する場合、平素の授業における音楽再生を、講師が指定する URL にしたがって、受講生各自の端末で再生することにします。授業中に音楽を試聴できる環境をご用意ください。
ラテンアメリカ論Ⅱ ラテンアメリカ政治/講師:磯田 沙織      
ミックス型授業(対面・オンライン) 土曜日2限 10:45~12:25
授業の目標
ラテンアメリカの政治について学ぶことで、日本でも取り上げられるニュースの背景に迫ります。
授業内容
ラテンアメリカの政治史、政治体制、民政移管後の諸問題について、現地での体験を交えながらわかりやすく解説します。春学期は、ラテンアメリカに共通する政治の特徴を取り上げます。独立後に大統領制を採用したラテンアメリカでは、独立後の混乱を経て、寡頭支配体制、ポピュリストの台頭、軍事政権の誕生、民政移管等を経験しました。こうした共通点や、政治統合、経済統合等との関連を含め、広い視点からラテンアメリカの政治について論じます。秋学期は、ラテンアメリカの主要な国に焦点をあて、個別の事例分析を深めます。また時事解説を取り入れ、最新の政治動向を紹介します。なお、昨年度まで好評だった、現地経験豊かな受講生による体験報告を実施したいと考えています。また春学期、秋学期ともに、ラテンアメリカ政治の専門家をゲスト・スピーカーとして招き、最新情勢を語って頂く予定です。
教材
毎回、講義内容の概要をまとめた資料を配布します。
成績評価方法
毎回のリアクションペーパー(60%)とレポート提出または授業での体験報告(40%)によって評価します。レポートの場合は、各自関心を持ったテーマを選び期末に提出して下さい。
講師よりメッセージ
本講義の内容は、日本ではあまりなじみのない学問分野ですが、政治は経済や社会等の様々な分野と関連しているため、ラテンアメリカについて包括的に理解する足がかりとなります。本講義を通じて、ラテンアメリカへの理解を深めましょう。
授業計画
授業では頻繁に時事解説を取り入れるため、事前の授業計画を変更する可能性が非常に高いです。
各国の政治解説や時事解説の前に、まずラテンアメリカの政治を理解するために必要な基礎的な政治学の知識や独立以降の政治史について解説します。その後、可能な限り受講生の関心に沿ったテーマや時事解説に関連した各国解説を取り入れます。現時点では、ポピュリズム、軍政、民政移管、政党システム、新しい政治アクター、大統領の弾劾、大統領の任期延長、地方分権化、選挙分析(メキシコ等)、ラテンアメリカと中国の関係を取り上げる予定です。
授業時間外(予習・復習等)の学習
レポート提出を選択する場合、ラテンアメリカの政治に関連するテーマを選び、12月にA4・2枚程度にまとめて提出して頂きます。
授業での体験報告を選択する場合、ラテンアメリカの政治に関連するテーマを選び、20分程度で報告をして頂きます。時期はご都合に合わせます。
その他
リアルタイムで参加できない方のために、録画配信をします。録画は講師の説明のみで、受講生の質疑応答等は録画しません。
補講日に授業を実施する可能性が極めて高いです。補講日も録画配信しますので、ご都合がつかない方は録画参加でお願い致します。
ラテンアメリカ文学 ガブリエル・ガルシア゠マルケスを読む/講師:柳原 孝敦              
対面授業 土曜日1限 8:50~10:30
授業の目標
ガブリエル・ガルシア゠マルケスの小説『百年の孤独』(1967)は20世紀ラテンアメリカ文学を、そして世界文学を代表する作品である。この作品を中心にガルシア゠マルケス作品を読む。
授業内容
2024年には『百年の孤独』が待望久しく文庫化されるとのことなので、これを機に20世紀を代表するこの長篇小説を読む。基本的には邦訳を共通テクストとするが、スペイン語原文も参照する。また、これに先立ち同じ作者の『予告された殺人の記録』(1982)——および、状況次第ではいくつかの短篇小説——も読み、作者理解を立体化したい。
教材
ガブリエル・ガルシア゠マルケス『百年の孤独』鼓直訳、新潮文庫、2024(予定)。
同『予告された殺人の記録』野谷文昭訳、新潮文庫、1997。
スペイン語原文、その他資料はコピーで配布。
成績評価方法
参加点50%、学年末の課題50%で評価します。
講師よりメッセージ
小説を読む行為は孤独なものです。それだけに、読書は独りよがりな解釈に陥ることもあります。同じテクストを読んだ者同士で議論することによって理解が深まったり、自分の気づかなかった視点に気づいたりします。読書体験が数倍に豊かになるわけです。事前にテクストを読んで、それについて議論することに積極的に参加してください。
授業計画
初回のイントロダクションの後、第2回からはテクストについて一章ずつ議論する形で進める。『予告された殺人の記録』が5章、『百年の孤独』が20章から成っているので、毎回1章ずつで読み終える計算になる。ただし、あくまでも授業での議論が中心になるので、必ずしもこのペースを守れない場合があるかもしれない。その場合は随時、相談の上、進行を調整する。
また、いずれの作品も番号のふられた章に分割されているわけではないが、ブランクを間に挟んだ5つ(『予告された殺人の記録』)および20(『百年の孤独』)のまとまりから成り立っている。そのひとつひとつを便宜的に章と呼ぶことにする。
授業時間外(予習・復習等)の学習
上で書いたように毎週一章ずつを議論の対象とする。任意にその内容紹介やコメントを求めるので、当該の章を読んだ上でなんらかの意見を用意していただきたい。
また、授業での進行状況に合わせて週に一章ずつ読むのでもよいが、あらかじめ一度は全体に目を通しておくと読みは深まるので、時間のある方にはそうすることを推奨する。
その他
『予告された殺人の記録』も『百年の孤独』も入手しやすい文庫本を底本とすることにしたいが、文庫本以外の形態(当初の単行本や「ガルシア=マルケス全小説シリーズのもの)を持っている場合には文庫本の購入を強要しない。『百年の孤独』はあくまでも本シラバス執筆時点で文庫本の出版が予告されている段階なので、特に動向に注意していただきたい。

語学

ポルトガル語初級/講師:神田 工                            
対面授業 金曜日4限 15:20~17:00
授業の目標
ポルトガル語を初めて学ぶ人やある程度学習した人を主な対象として、基本的なレベルの文法を学び、読解、会話等に運用できるようになることを目指します。
受講レベル目安
初めてポルトガル語を学ぶ受講者を想定して、授業を進めています。スペイン語を既習であれば余裕を持って授業についていけると思いますが、スペイン語未習であっても、外国語の学習に意欲のある方であれば問題なく参加していただけるレベルです。
授業の内容
テキストにそって文法事項を解説し、プリント教材を使って文法の練習問題に取り組んだ後に、既出の文法事項、単語を使って、日常会話レベルの文の口頭での作文を行う、というのが授業の基本的な流れになります。一方通行的な知識・情報の伝達ではなく、受講者が学んだ事柄を実際に運用できるような、プラクティスにも時間を割く授業スタイルです。また、プリントを使った読解の練習も時々行います。
教材
香川正子『ニューエクスプレス+ ブラジルポルトガル語』(白水社、2018)
成績評価方法
出席と授業への参加度(50%)+最終回授業でのまとめテスト(50%)で評価します。
講師よりメッセージ
テキストの第1課からのスタートとなります。初めてポルトガル語を学ぶ人はもちろんのこと、基本からもう一度ポルトガル語を勉強しなおしたい人、忘れないために文法の基本を繰り返し学習したい人にも十分配慮しますので、奮って参加してください。
授業計画
春学期
①発音とアクセント(1)あいさつ表現
②発音とアクセント(2)、文の基本構造、動詞ser
③疑問文と否定文
④名詞の性数、指示詞
⑤所有詞
⑥動詞ter、形容詞の性数、冠詞
⑦動詞estar
⑧規則動詞falar
⑨規則動詞beber,partir
⑩動詞ir
⑪疑問詞
⑫動詞querer
⑬動詞poder
⑭まとめテスト

秋学期
①詞saber,conhecer
②現在進行形
③再帰動詞
④時間の表現
⑤完全過去形(1)
⑥完全過去形(2)
⑦形容詞の比較級と最上級
⑧不完全過去形(1)
⑨不完全過去形(2)、過去進行形
⑩関係代名詞
⑪目的格の人称代名詞
⑫現在完了形
⑬受動態
⑭まとめテスト
授業時間外(予習・復習等)
毎回単語、例文、動詞の活用等の暗唱の課題を出します。予習は特に求めませんが、各回の課題(=復習)に取り組んでくることが授業参加の前提になります。
その他
授業計画では各回のタイトルは文法事項になっていますが、日常会話の実践を念頭に置いて授業を進めていきます。
ポルトガル語中級 会話とリスニング/講師:NAKAGAWA, Sonia                     
対面授業 土曜日4限 15:20~17:00
Objetivos
Aprimorar o uso de expressões, vocabulário e estruturas gramaticais em diálogos da vida cotidiana.
主な目的は、語彙を増やし、会話とリスニングのスキルアップを目指します。
Nível de português
Este curso é destinado a pessoas que já possuem noções básicas do idioma, mas desejam treinar mais antes de ingressar no nível Avançado.
このコースは、ポルトガル語の基礎知識はあるが、上級レベルに進む前にライティングとスピーキングの両方を強化したい人を対象としています。
Conteúdo
Prática oral e auditiva aliadas à redação e interpretação de texto.
総合的に幅広く学習します。(個々人のレベルに応じて、授業の説明は日本語でも行います)。
Material
Materiais originais e recursos de multimídia.
オリジナルプリント、動画、音楽その他。
Avaliação
授業への参加態度を60点、授業中の小テストや課題とプレゼンテーションを40点とし、合計100点で評価します。毎回の授業への参加が大事な要素となっています。
Mensagem da professora
外国語の勉強に費やした努力の見返りは、必ずしも短期間で目に見えたり具体的になるわけではありませんが、最も重要なことは学びたいという気持ちを諦めないことです。 楽しい授業になるようにお互い頑張りましょう。
授業計画
年度初めにアンケートを実施し、文法やブラジルの文化、社会、歴史など皆さんが興味を持っている事項を優先して学習します。各回のテーマに応じて、聴解練習、会話での口頭練習、状況を設定した模擬会話、音読などを行う予定です。前期の終わりには個人発表会、後期の終わりにはグループで劇の発表会を行います。
授業時間外(予習・復習等)
外国語の習得には、継続的な予習・復習が不可欠です。毎回の授業で宿題を出しますので、復習に役立ててください。また、配付資料を基に要点を整理し、まとめておくことがスキルアップの道です。
その他
フィードバックは授業内で行い、毎回のメインテーマが消化不良になっていないかを確認します。
ポルトガル語上級/講師:NAKAGAWA, Sonia       
対面授業 土曜日3限 13:25~15:05
Objetivos
Os principais objetivos deste curso são ampliar e reforçar o teto linguístico, estimular a fluência oral, aprimorar a redação e enriquecer o vocabulário.
Nível de português
Este curso é destinado a todos aqueles que já dominam as estruturas básicas da língua portuguesa, mas desejam elevar seu nível de conhecimento para se comunicar fluentemente tanto em situações do cotidiano como em ambiente corporativo e encontros sociais. 
Conteúdo
O enfoque será o aprofundamento dos pormenores da língua portuguesa e a apresentação de aspectos da cultura brasileira. Faremos uso de temas e tópicos em destaque no Brasil e no mundo para promover o debate e a troca de ideias. (Durante a aula o uso de japonês será restrito ao mínimo.)
Material
Materiais originais e recursos de multimídia.
Avaliação
Participação nas aulas equivale a 60% + testes de checagem e apresentações orais que somam 40% totalizando 100%. A presença na aulas é muito importante.
Mensagem da professora
Manter a motivação e não sucumbir ao comodismo são os maiores desafios para avançar no estudo de uma língua estrangeira, principalmente quando já se domina o nível básico e intermediário. O céu é o limite, vamos continuar nessa jornada!
授業計画
No início do ano letivo faremos uma enquete para priorizar os tópicos gramaticais que serão abordados com mais profundidade. No que se refere a atividades de compreensão auditiva, expressão oral, redação e interpretação de texto vamos usar questões do exame da Celp-Bras e fazer um treinamento efetivo a cada aula..
授業時間外(予習・復習等)
Haverá tarefa de casa para fixação de conteúdo e preparação para novas atividades. Essas tarefas precisam ser cumpridas para o bom andamento e aproveitamento das aulas. Conto com a colaboração e o emrpenho de todos. Além de checagens de redação, estão previstas apresentações orais individuais e em grupo como forma de avaliação do aprendizado.
Outros
Dizem que "quanto mais estudamos, mais percebemos que pouco sabemos". Isso é verdade,mas para avançar é necessário continuar aprendendo.Não hesitem em fazer perguntas e questionamentos durante as aulas.
スペイン語初級Ⅰ 初歩から学ぶスペイン語/講師:中西 智恵美    
対面授業 土曜日2限 10:45~12:25
授業の目標
スペイン語を初めて習う方が対象の講座です。動詞の活用(現在形・過去形・未来形等)や基本的な文の作り方を学び、簡単な日常会話ができるレベルを目指します。
受講レベル目安
今までスペイン語を勉強されたことがない方。「少しかじったことはあるが再度しっかり基礎固めをしたい」という方や、リピーターの方も大歓迎です。
授業の内容
スペイン語の基本を学びます。動詞の活用を中心に基礎的な文法事項を学習し、練習問題と簡単な会話練習で力をつけていきます。例文は旅行などですぐに使えるものを中心に出します。チリ、メキシコ、ペルーなどでの体験談も交えながら、楽しく授業を進めていきます。
教材
1.木村琢也 ¡Así suena! 『響く音(ね)! スペイン語』(朝日出版社、2019)
2.オリジナルプリント等
成績評価方法
「出席80%:授業参加度・宿題提出等20%」をベースとします。
講師よりメッセージ
教科書のほかにも練習問題を沢山出しますので、しっかり毎回の授業の予習・復習をしてください。また、わからない点はどんどん質問してください。
授業計画
春学期
①発音(その1)、挨拶
②発音(その2)、アクセントのルール
③男性名詞と女性名詞、名詞の複数形、冠詞
④「~があります」(hay)、依頼表現(por favor)
⑤主語の人称代名詞、動詞ser
⑥動詞estar
⑦形容詞とその変化
⑧現在形規則活用(-AR動詞)
⑨同(-ER動詞、-IR動詞)
⑩国名と地名形容詞、時刻の表現
⑪動詞ir(行く)、乗り物、近未来表現
⑫動詞tener、義務の表現
⑬動詞hacer、天候の表現

秋学期
①前置詞いろいろ、動詞querer(欲しいもの、やりたいこと)
②動詞poder(~できる)、語幹母音変化動詞
③値段の言い方など
④現在形で不規則活用する動詞いろいろ
⑤目的格人称代名詞
⑥動詞gustarなど
⑦再帰動詞(起きる、顔を洗うなど)
⑧比較表現など
⑨点過去形(その1)
⑩点過去形(その2)
⑪線過去形
⑫現在完了形など
⑬未来形
授業時間外(予習・復習等)
各課の最終ページは宿題にするのでその課が終わったら提出をお願いします。授業で途中までやったオリジナルの練習問題や、やらずに「自習用」にしたオリジナル練習問題などは、復習用にしますので、提出はしないでください(あとで解答プリントをお渡しします)。なお、年度の最後にミニレポートを予定しています。
その他
アクセント記号のつけ方も含め、基礎はていねいに覚えましょう。疑問点はどんどん質問してください。
スペイン語初級Ⅱ/講師:SANTAMARIA, Teresa        
対面授業 土曜日4限 15:20~17:00
授業の目標
本授業は、スペイン語での日常のコミュニケーションができるようになることを目標とします。様々な話題に合わせて、自分の考えを伝えることを大切にする授業です。
受講レベル目安
基本的な文法は習得済みであるが、今のところ会話する機会が無く、この授業を機に改めてスペイン語会話を学びたい方。
授業の内容
会話主体の授業です。映像、配布物、ゲームなどを通じて会話をし、スペイン語を習得していきます。楽しく考えや意見を交換し、話しやすく、リラックスできる雰囲気を目指します。会話重視ですが、文法学習も行いながら、伝わるスペイン語を学んでいきます。読む力、書く力は宿題を通じて伸ばしていきます。少しずつでもみなさんの発言を期待しています。
教材
FRECUENCIAS A1. LIBRO DEL ESTUDIANTE. EDINUMEN. 2020.
教材費(4,703円)は受講料と一緒にお振込みいただきます。
成績評価方法
出席(50%)、宿題(20%)、授業への参加(30%)で評価します。
講師よりメッセージ
会話を楽しむことを目標とする授業です。文法も大切ですが、考えを伝えることを授業ではみなさんと学習していきます。
授業計画
①挨拶。自己紹介と他の人の紹介。個人情報の質問と答え。スペル。説明や繰り返しを求める。
②空間内の物の位置の表現。人や物の存在または・非存在について話す。数量の表現。近所や家のことについて話す。
③人、物体、場所の位置の表現。好みや希望の表現。可能性の表現。交通機関による移動の表現。目的地のを質問して指示を与える。価格を尋ねて伝える。
④家族について話す。人々を説明する。服装について説明する。所有と帰属の表現。人や物を指摘する。
⑤時間を尋ねる。習慣的な行動について話す。日程、日付について話す。頻度と回数の表現。時間内に行動を順序付ける。
⑥好み、趣味の表現。他人の好みに対する同意・不同意を表現するの表現。レストランでの注文やお会計をする。
⑦計画や意図について話す。願いの表現。必要性や義務の表現。提案をする。招待を承諾・ 拒否する。意見を述べる。
⑧病気、症状について話す。気分について話す。アドバイス、命令、指示を与える。許可、好意を求める。頼みを受け入れる・拒否する。
⑨現在よりも少し前に終わった行為や状態、現在までの継続について話す。経験について話す。何かまたは誰かの存在・非存在について話す。評価を行う。済んだ行為やまだ済んでない行為について話す。
⑩日々の行動、過去の経験、希望、可能性、必要性、義務、計画、好み、存在、非存在について話す。提案や指示を与える。
授業時間外(予習・復習等)
毎週宿題があります。
その他
スペイン語中級Ⅰ/講師:佐藤 空子     
対面授業 土曜日1限 8:50~10:30
授業の目標
接続法を一年間かけてじっくり学びます。用法、使い分け、そして時制を細かく見ていき、練習問題もこなしていきます。
受講レベル目安
初級文法は勿論のこと、直説法の各時制がしっかり理解できて使用できれば、その次の段階としてすんなりと接続法に入って行かれると思います。授業内で初級の復習も入れていきます。 
授業の内容
主観的な法である接続法を使えるようにすることで、表現の幅を広げて行きます。そのためにも授業内でもプリントを使い、多くの例文を丁寧に読んでいきます。テキストだけでは決して触れることのできないラテンアメリカの文化や言葉の背景にある文化も折々で紹介してまいります。進行度合いは受講生のレベルによって変化します。
教材
スペイン語教材研究会 Entre amigos 2 -2a edición-『総合スペイン語コース中級改訂版』(朝日出版社、2015)
成績評価方法
出席50%、予習/課題提出/授業への参加50%
講師よりメッセージ
受講生がランダムに投げ掛けて下さる質問が楽しみです。初めての方も最初は躊躇なさりながらも徐々にその輪に加わってくださるのですが、そこから生まれるキャッチボールを通じ世界が広がって行くことも多く、単なる「座学」ではない講座になっています。
授業計画
春学期
①オリエンテーション、受講生レベルチェック、初級復習
②初級復習
③初級復習
④初級復習
⑤命令形
⑥命令形
⑦接続法導入
⑧接続法導入
⑨接続法名詞節
⑩接続法名詞節
⑪接続法名詞節
⑫接続法名詞節
⑬復習

秋学期
①接続法形容詞節
②接続法形容詞節
③接続法副詞節
④接続法副詞節
⑤接続法副詞節
⑥接続法過去
⑦接続法過去
⑧接続法過去完了
⑨接続法過去完了
⑩条件法
⑪条件法
⑫復習
⑬復習
授業時間外(予習・復習等)
予習と復習は必修です。毎回宿題が出ますがそれもかならずこなすこと。
その他
スペイン語中級Ⅱ/講師:PARTIDA, Francisco               
対面授業 土曜日3限 13:25~15:05
Objetivos
Conocer mejor algunos aspectos socioculturales del mundo hispano. Desarrollar las destrezas básicas (comprensión lectora y auditiva, expresión e interacción escrita y oral).
Nivel de español
Comprender los puntos principales de textos, escritos, orales y auditivos relacionados con el trabajo, el estudio o la vida cotidiana. Asimismo, poder producir textos sencillos y coherentes.
Contenido
En esta clase trataremos aspectos de la vida cotidiana, las condiciones de vida, las relaciones personales, los valores y creencias del mundo hispánico, con los cuales los alumnos podrán percibir la diversidad cultural y lingüística relacionada con Latinoamérica y España.
Material
Texto TODAS LAS VOCES (A1-A2) : Curso de cultura y civilización(difusión, 2012)
También habrá material de apoyo preparado por el profesor sobre el tema que estudiemos
Evaluación
Se valorará la asistencia, la participación y colaboración en clase (60%). Al final de cada semestre se hará un trabajo sobre un tema del texto o de su interés, el cual se expondrá a la clase (se podrá usar PowerPoint, Word, fotos, copias, etc.) (40%).
Mensaje del profesor
Vamos a practicar la habilidad de comunicación, así como también nos abra una nueva perspectiva hacia la cultura del mundo hispánico.
Plan de estudio
Semestre de primavera
①Orientación sobre la dinámica de la lcase. Autopresentación de nuevos estudiantes. Introducción a la dinámica de la clase. Breve comentario sobre alguna noticia que ha pasado durante la última vez que nos vimos.
②Unidad 10.1 Celebraciones, Fiestas y Ritos. "La fiesta de 15 años". Lectura y comentarios del texto.
③Responder las preguntas del texto.
④Comentarios de los videos de las fiestas de 15 años.
⑤Las bodas.Lectura del texto y comprensión auditiva sobre la narración de bodas de 2 mujeres.
⑥U10.2 Las fallas, fiestas de fuego. Lectura y comprensión del texto.
⑦Responder los ejercicios sobre el texto "Las fallas, fiestas de fuego".
⑧Presentar una fiesta de este Japón u otro país que te llame la atención.
⑨La lectura del texto "El Carnaval de Oruro, mezcla de tradiciones".
⑩Responder los ejercicios sobre el texto "El Carnaval de Oruro, mezcla de tradiciones".
⑪Presentación de las fiestas "Día de la virgen de Guadalupe" y "Carnaval de Negros y Blancos".
⑫U10.3 Lectura y análisis de una invitación a una celbración.
⑬Lectura y análisis de la descripción de un bautizo. (preparación del siguiente tema)

Semestre de otoño
①Presentación del tema previamente elegido el semestre anterior.
②Lectura "Un triste adiós". Leer y comentar su objetivo.
③Escuchar y responder a las preguntas de la audición "Sobre un entierro en México".
④U10.4 ¡Viva México! Lectura sobre los 200 años de la independencia de México
⑤Videos sobre sobre el bisentenario de la independencia de México.
⑥Práctica de vacabulario. Busca la palabra intrusa.
⑦Presentación sobre las fiestas nacionales de otro país.
⑧Para hablar de…(completar la información)
⑨Completar el cuadro según el DVD.
⑩Tarea final. Hablar sobre fiestas. Escribir un anuncio de una excursión .
⑪(2) Escribir un anuncio de una excursión para participar en una fiesta de algún país.
⑫¿Qué fiesta no se celbra en Japón y que quieres celebrar en tú ciudad?
⑬Los estudiantes de este curso harán una presentación final de un tema de su interés.

Para conocer más detalles sobre los temas que veremos hay que consultar el texto "Todas las voces". Noticias. Esta sección o parte de la clase se hace antes de comenzar con el tema del texto. Se trata de que entre nosotros comentemos alguna noticia actual que les haya llamado la atención.
Estudio requerido fuera de clase
後日掲載
Otros
Sobre las presentaciones de los estudiantes en la clase es necesario tener en cuenta el tiempo dependiendo del número de alumnos.
スペイン語講読 スペイン語を読む、スペイン語で読む、スペイン語を味わう/講師:石橋 純     
対面授業 土曜日2限 10:45~12:25
授業の目標
スペイン語学習最後の壁は長文読解です。主語が明示されず、語順が柔軟であるがゆえの難所です。この授業では、多様な文章を素材に読解のコツを伝授します。
受講レベル目安
最上級者を対象としたスペイン語講読クラスです。接続法過去までの文法を学習し終えた方あるいは当講座の中級スペイン語を履修し終えた学習者を対象としています。大学等で初級スペイン語を習得し、その後学習を継続せず現在に至る方は、いきなりこの授業を選ばず、1年間中級を受講して後にこのレベルに挑んでください。
授業の内容
ベネズエラを代表する歴史家マヌエル・カバジェロ(1931-2010)によるベネズエラ史ブックレットを読みます。スペイン語話者であれば高校生程度の教養で読める平易明晰な文章。
教材
Manuel Caballero: De la "Pequeña Venecia" a la "Gran Venezuela" Una historia de cinco siglos. Monte Avila Editores. 1996.
成績評価方法
出席10%、訳読発表50%、期末課題40%
講師よりメッセージ
スペイン語読解を修練する段階(スペイン語を読む)から、スペイン語で自由に情報収集できる段階(スペイン語で読む)への飛躍を目ざします。名文と呼べる散文や韻文を味わう楽しみも開かれることでしょう。
授業計画
授業中に原文解釈を発表していただきます。毎回精密に予習してきてください。
授業時間外(予習・復習等)の学習
毎回進度予定に従って精密に予習してきてください。
その他
ラテンアメリカスペイン語 Recorrido cultural por Latinoamérica/講師:PARTIDA, Francisco
対面授業 土曜日4限 15:20~17:00
Objetivos
Ampliar los conocimientos culturales del mundo hispánico, así como profundizar y avanzar en el conocimiento de la lengua. Comprender e interpretar cualquier tipo de textos en español (orales, escritos, auditivos y de información audiovisual).
Nivel de español
Es necesario conocer suficiente gramática y vocabulario para entender los materiales que se usarán. Se requiere voluntad para expresarse e interactuar oralmente durante la clase.
Contenido
Al comienzo se comentará alguna noticia de actualidad o relevante. Seguidamente se desarrollará el tema de la clase. Se seguirá el orden del texto, pero se podrá adaptar a las necesidades del grupo. En cada clase se necesita cooperar con los compañeros de la clase para trabajar en parejas o en grupo.
Material
EL MUNDO EN ESPANOL (Nivel B): Lecturas de cultura y civilización(HABLA CON EÑE, 2019)
También habrá material de apoyo preparado por el profesor sobre el tema que estudiemos u otro tema de interés.
Evaluación
Asistencia y participación activa en la clase (60%). Al final de cada semestre se hará un trabajo sobre un tema del texto o de su interés, el cual se expondrá a la clase (se podrá usar PowerPoint, PDF, Word, fotos, copias, etc.) (40%)
Mensaje del profesor
Se tratará de hacer una clase activa, para esto es necesario que todos traten de participar en los temas de discusión y que preparen alguna noticia que les parezca interesante para compartir al inicio de clase. Dice el dicho “equivocarse es de humanos, rectificar es de sabios”.
Plan de estudio
Semestre de primavera
①Orientación sobre la dinámica de la clase. Autopresentación de nuevos estudiantes. Introducción a la dinámica de la clase. Breve comentario sobre alguna noticia que ha pasado.
②ESTILOS DE VIDA Y CONVIVENCIA ENTRE CULTURAS. Tema: Rosa Montero. Noticia 1 y práctica original del profesor. Lectura y análisis del texto.
③Noticia 2 y práctica original del profesor. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura.
④Noticia y práctica 3. Continúa el tema: composición / expresión escrita.
⑤Noticia y práctica 4. Continúa el tema: conversación / expresión oral.
⑥COSTUMBRES. Noticia y práctica 5. Tema: San Juan, la noche más mágica del verano. Lectura y análisis del texto.
⑦Noticia y práctica 6. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura.
⑧Noticia y práctica 7. Continúa el tema: composición / expresión escrita.
⑨Noticia y práctica 8. Continúa el tema: conversación / expresión oral. / Tarea final
⑩Noticia y práctica 9. Tema: El gusto es nuestro. Lectura y análisis del texto.
⑪Noticia y práctica 10. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura.
⑫Noticia y práctica 11. Continúa el tema: composición / expresión escrita.
⑬Noticia y práctica 12. Continúa el tema: Tarea final.

Semestre de otoño
①Noticia y práctica 1. Tema: "La siesta". Lectura y análisis del texto.
②Noticia y práctica 2. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura.
③Noticia y práctica 3. Continúa el tema: composición / expresión escrita.
④Noticia y práctica 4. Continúa el tema: conversación / expresión oral.
⑤Noticia y práctica 5. Tema: "¡Hay, torito bueno!". Lectura y análisis del texto.
⑥Noticia y práctica 6. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura.
⑦Noticia y práctica 7. Continúa el tema: composición / expresión escrita.
⑧Noticia y práctica 8. Continúa el tema: conversación / expresión oral.
⑨Noticia y práctica 9. Continúa el tema: Tarea final.
⑩Noticia y práctica 10. Tema: "La siesta". Lectura y análisis del texto.
⑪Noticia y práctica 11. Continúa el tema: actividades de lengua y cultura / composición.
⑫Noticia y práctica 12. Continúa el tema: expresión escrita y oral.
⑬Los estudiantes de este curso harán una presentación final de un tema de su interés.

Para conocer más detalles sobre los temas que veremos hay que consultar el texto "El Mundo en Español". Noticias. Esta sección o parte de la clase se hace antes de comenzar con el tema del texto. Se trata de que entre nosotros comentemos alguna noticia actual que les haya llamado la atención.
Estudio requerido fuera de clase
Otros
Sobre las presentaciones de los estudiantes en la clase es necesario tener en cuenta el tiempo dependiendo del número de alumnos.
  1. ◆印「ポルトガル語初級」は立教大学学部学生の全学共通科目「ポルトガル語(ブラジル)1・2」と共通のクラスとなります。それにともない、内容や設定レベルに若干の変更が生じる場合があります。また、本学学部生がこの科目を履修希望の場合は、本講座では科目登録せず、各学期授業開始前に大学の履修登録システムで全学共通科目「ポルトガル語(ブラジル)1・2」を登録してください(講座の受講料は不要)。
  2. 受講希望者数が定員(講義科目40名、語学科目30名)を超える場合には、抽選となります。
  3. 講師都合または天災等により休講になる場合があります。講師都合の場合は、補講予定日もしくは別日に補講授業を検討します。
  4. 立教大学の卒業要件単位にはなりません。

講師紹介

石橋 純(東京大学教授/ラテンアメリカ文化研究、文化人類学、民衆文化、ポピュラー音楽研究、音源/コンサートのプロデューサー経験あり)

家電メーカーで12年マーケティング実務に携わっていました。ベネズエラ駐在歴8年。その後フリーランスのライター・翻訳者として働きつつ、学位取得。2000年から大学教員をしています。

磯田 沙織(神田外語大学外国語学部専任講師/ラテンアメリカ政治)

パラグアイに2年、ペルーに1年滞在し、各国の大統領制、市民の政治参加等について調査してきました。講義ではこうした現地調査を踏まえて、ラテンアメリカの政治についてわかりやすく解説できるよう努めます。

神田 工(拓殖大学非常勤講師/ブラジル文学)

ポルトガル語に少しでも関心のある方の参加を幅広く歓迎します。

NAKAGAWA, Sonia(NHK国際放送ポルトガル語アナウンサー/ブラジル出身)

Vamos estudar a língua portuguesa e a cultura do Brasil com entusiasmo e descontração!
「楽しく学ぶ」がモットーです。

中西 智恵美(立教大学ラテンアメリカ講座講師/法廷通訳)

東京外国語大学スペイン語学科卒。テレビでスペイン語圏が出てくる番組(世界遺産や街の紹介など)を観るとまだまだ行きたい場所がたくさんあるなあとわくわくします。今年もわかりやすく楽しい授業を目指します。

PARTIDA, Francisco(立教大学ラテンアメリカ講座講師/メキシコ出身)

Nació en México. Licenciado en Ciencias de la Comunicación. Diploma en Enseñanza del Español para extranjeros de la Universidad Nacional Autónoma de México. Profesor de español en Japón desde el año 1998. En 2015-16 participó en el programa de radio “Mainichi Supeingo” de NHK con el programa “Vivir es viajar”. En 2021 participó el programa de televisión de NHK “Español para el viaje”.

SANTAMARIA, Teresa(立教大学ラテンアメリカ講座講師/スペイン出身)

“Hablando se entiende la gente” はスペイン語の諺。お互いに会話をして、理解していきましょう!という意味です。今年度は一緒にたくさん話をして、楽しみましょう!!

佐藤 空子(学習院大学非常勤講師/西語・英語通訳・翻訳家)

皆さんからの疑問を通して単なる一方通行ではない、面白い発見を毎回楽しみに授業に挑んでいます。

柳原 孝敦(東京大学教授/現代ラテンアメリカ文学研究)

著書:『テクストとしての都市 メキシコDF』(東京外国語大学出版会、2019)ほか。
訳書:アレホ・カルペンティエール『この世の王国』(岩波文庫、2024近刊)ほか。

お問い合わせ

立教大学ラテンアメリカ研究所

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