2017/04/13 (THU)

陸前高田市の中学生と立教小学生、大学生が歌を通して交流。
4/12「感謝の合唱ミニコンサート」を開催しました

キーワード:社会・地域連携

OBJECTIVE.

4月12日(水)、池袋キャンパスに陸前高田市立第一中学校(以下「高田一中」)をお迎えし、「感謝の合唱ミニコンサート」が開催されました。

陸前高田市立第一中学校 生徒会長の吉田昴生さん

本コンサートは、「これまでの立教大学をはじめとした立教学院からのさまざまな支援や励ましに対して、感謝の気持ちを歌にしてお返ししたい」という高田一中からの申し出を受け、同校の中学3年生の修学旅行のプログラムの一つとして、開催したものです。

コンサート冒頭、高田一中の小野寺哲男校長より、「陸前高田市へ継続して心を寄り添っていただき、ありがとうございます。陸前高田市内では、かさ上げ工事が続いており、まだ終わっていません。また、高田一中の校庭には、まだ仮設住宅があります。そんな中、市内外に頑張っている姿を届けたいと思い、私たちは学校行事や日常生活に本気で取り組んでいます。本日のコンサートでは、生徒会のスローガン『心~伝える、動かす、尽くす~』のもと、歌を通して一人一人の心を伝えたいと思います」と同市の現状の報告と感謝の言葉が述べられました。

陸前高田市立第一中学校3年生による合唱

高田一中は『How wonderful living together』をはじめ計6曲の合唱を披露。生徒会長の吉田昴生さんからは、「私たちは小学2年生の時に震災に遭いました。一変した不自由な生活に戸惑い、不安を感じました。その不安を拭い去ってくれたのは、全国から寄せられた優しい支援です。今日は皆さんからいただいた優しさに対する、私たち一人一人の『ありがとう』の思いを歌声にのせて届けたい」と挨拶がありました。

立教小学校6年生による合唱

その後、立教小学校6年生、立教大学生からそれぞれ高田一中へのメッセージとお礼の合唱が行われ、歌を通した交流を深めました。

6年生代表の3人は「クリスマスカードは少しでも楽しい気持ちになってほしいと願い、毎年送っています。僕らが他にできることは忘れないこと。これからも忘れません。高田一中の皆さんも僕たちが忘れないということを忘れないでください」と伝えました。

中学生へメッセージを送る大学の体育会野球部、バレーボール部

2012年から同市で野球教室を開催している体育会野球部の酒井継助さん(社会学部社会学科4年次)は「困難な時に助けてくれるのは仲間。夢と仲間を大切にしてください」、2013年から同市でバレーボール教室を開催している体育会バレーボール部の石田瑛士さん(理学部数学科3年次)は「一つになって一つの歌を作りあげる姿に感動しました」とメッセージや感想を述べました。

陸前高田市出身の村上空さん

また、同市出身の村上空さん(コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科2年次)も参加し、「震災があったのは中学3年生の3月。自分がいま、このように立教で夢に向かって勉強している姿は想像できなかった。皆さんの支援のおかげ。一つ一つの出会い、縁を大切に歩んでいきたい」と抱負が述べられました。

最後は参加者全員で『ふるさと』を合同合唱

ミニコンサートの最後は、およそ250名の参加者全員で『ふるさと』を合唱し、「感謝の合唱ミニコンサート」は終了となりました。

立教大学と陸前高田

コンサート概要

日時
2017年4月12日(水)14時20分~16時20分
会場
立教大学池袋キャンパス 立教学院諸聖徒礼拝堂(東京都豊島区西池袋3-34-1)
プログラム

高田一中3年生による手作りのサンクスカード。参加者全員に配られました

1.開会のあいさつ
立教大学総長 吉岡 知哉
陸前高田市立第一中学校校長 小野寺 哲男
2.陸前高田市立第一中学校3年生による感謝の合唱
『How wonderful living together』、『未来』、『今 このとき』、『絆』、『糸』、『あの鐘を鳴らすのはあなた』
3.立教小学校6年生によるお礼の合唱
『Ave Maria』、『未来へ』
4.立教大学生によるお礼の合唱
『聖歌第2番第2譜 かぜにめをさまして』
5.閉会のあいさつ
立教小学校校長 佐々木 正
6.合同合唱
『ふるさと』