2017/01/01 (SUN)

新年のごあいさつ

キーワード:その他

OBJECTIVE.

明けましておめでとうございます。

2017年の年頭にあたり、新年のごあいさつを申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸を心からお祈りいたします。
昨年は大きな災害が続きました。犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者の皆さまに心から御見舞いを申し上げます。

私たちが経験している世界的な変動は、これまでの思考の枠組みや常識を打ち破りながらますます加速しています。そのような変動のなかにあって、大学は自分自身に対して、いかにあるべきか、何をなすべきかという問いを不断に問い続けていかなければなりません。時代の変化に流されることなくその本質を問うこと、そこからいまは見えていない多様な可能性を指し示すことに、知性の府としての大学の社会的な役割は存しています。立教大学は創立以来、リベラルアーツを重視し、国際的な視野を持つことを教育研究の大切な柱としてきましたが、それはこのような大学の社会的役割を強く意識してきたからにほかなりません。

今年4月からは「グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)」がスタートします。これは、英語による授業、テュートリアルのもとでの1年半の寮生活、海外のリベラルアーツ校への1年間の留学、帰国後の専門教育という特徴を持つ、全く新しいプログラムです。GLAPで培われるグローバルなリーダーシップとシチズンシップは、「RIKKYO VISION 2024」が掲げる「Lead the Way ——自分、世界、そして未来を拓く」という言葉の実践的具体化となるでしょう。
また、同じく4月に「陸前高田サテライト」を開設します。留学生や海外の大学の学生も参加する種々のプログラムが、グローバル化する世界にあって私たちが生きる日常の意味を考える場となることを期待しています。

学生一人ひとりが自ら自分の道を見いだし、その道を歩む力を自ら養うことができるよう、立教大学は教育の努力を続けていきます。そのことはまた、大学それ自体が自立し、自らの道を切り拓いていく力を強めていくことでもあります。本年もご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

2017年元旦
立教大学総長 吉岡知哉