2016/06/08 (WED)

ESDを通じた大学と自治体による全国初の協定 立教大学ESD研究所と対馬市が覚書を締結

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

立教大学ESD研究所(所長:阿部治)と長崎県対馬市(市長:比田勝尚喜)は、6月7日(火)、池袋キャンパスにて、ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)の実証研究を通じ、地域創生、またその地域創生を担う人材育成に寄与することを目的として、ESD研究連携に関する覚書を締結しました。

本件のポイント

●ESDによる地域創生を目的とした大学と自治体の覚書締結は全国で初めて
●ESDの実証研究を通じ、地域創生と、地域創生を担う人材育成を目指す
●本件をモデルケースとし、今後、海外を含めたどの地域でもカスタマイズ可能なESD地域創生プログラムを提示し、活用を促すことを目指す

本件の背景

政府主導の「地方創生」がうたわれる中、全国各地でさまざまな地域創生に向けた取り組みが展開されています。しかし、取り組みの多くは短期的な経済活性化策にとどまっています。
このような現状を打破するために、立教大学ESD研究所では、長期的な視点にたった人づくり による地域創生を目的として、2015年より、学校や地域における子どもから大人までを対象とした多様な教育と学びによって、持続可能な地域づくりの担い手を育てる研究※を続けています。
一方、長崎県対馬市では、「域学連携」(地域と大学との連携)や「地域おこし協力隊制度」等の外部人財を活用しながら、人づくりを地域創生の根本に据えた取り組みを展開しています。
本学と同市は、これまでもさまざまな取り組みを通して交流を重ねてきましたが、このたび、同市とESD研究連携に関わる覚書を締結し、ESDを通じた地域創生の可能性について実証研究を行うことになりました。
※文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(研究拠点を形成する研究)に選定。

本件の協力事項の内容

(1)地域創生におけるESDの実証研究に関すること
(2)対馬におけるESD推進および人財育成に関すること
(3)ESDに関する市民、地域団体、企業、大学、行政との相互連携と人財交流に関すること
(4)その他本覚書の目的を達成するために必要な事項

■ 本研究連携や記念講演会は文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ESDによる地域創生の評価とESD地域創生拠点の形成に関する研究」(研究代表者・阿部治)の一環で行われました。

左から比田勝対馬市長、吉岡総長、阿部ESD研究所長

調印式後に開催された記念講演会の様子

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