2015/09/28 (MON)

現代心理学研究科博士課程の千葉元気さんと都築誉史教授の共著論文が2014年度日本認知科学会奨励論文賞を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

現代心理学研究科心理学専攻博士課程後期課程3年次の千葉元気さんと、現代心理学部心理学科の都築誉史教授による共著論文「多属性意思決定における妥協効果と魅力効果の生起機序に関する包括的分析:生理学的指標と眼球運動測定に基づく実験的検討」(『認知科学』第21巻第4号 掲載)が、2014年度日本認知学会奨励論文賞を受賞しました。本論文は、都築教授が研究代表者である文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C)「認知的負荷が多属性意思決定に及ぼす影響の解明:生体信号・生理指標に基づく分析」の助成を受けたものです。

本論文は、意思決定における妥協効果と魅力効果という二種類の文脈効果を対象として、二重過程理論との関連、意思決定時に喚起される感情、決定方略との関係を実験的に検証することで、二種類の文脈効果が生起するメカニズムを明らかにしようとした研究です。血中グルコース濃度の実験的操作、感情状態の測定、眼球運動の測定など多様な指標を用いた包括的な検討が行われており、実験デザイン、実験操作のレベル、データの質、データ解析において非常に完成度が高く、実験報告型論文の好例として高く評価されました。

授賞式は、9月19日(土)日本認知学会第32回大会内(会場:千葉大学)で執り行われました。

コメント

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現代心理研究科心理学専攻博士課程後期課程3年次千葉元気さん

このたび、ご指導いただきました先生方や、実験にご参加いただいた学生の皆さまのおかげで、日本認知科学会奨励論文賞をいただくことができました。大変光栄に思っております。

本研究は、眼球運動測定や生理指標測定を組み合わせたもので、現代心理学部倫理委員会、立教大学ライフサイエンス委員会の先生方のご指導や、何より学生の皆さんのご協力がなければとうてい達成し得ない研究でした。本研究に関わっていただいた皆さまに対しまして、この場を借りて深く御礼申し上げます。

また、今回の受賞を励みに、今後より一層精進していきたいと思います。