2015/05/08 (FRI)

社会学部・異文化コミュニケーション研究科の阿部治教授が第3回TEMM Environment Awardを受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

4月29日(水)~30日(木)に中国・上海で開催された日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)において、社会学部・異文化コミュニケーション研究科の阿部治教授(前ESD研究所所長)が、第3回TEMM Environment Awardを受賞しました。

各国の受賞者・環境大臣

日中韓三カ国政府は、北東アジアが直面する緊急かつ重要な環境問題に取り組むために、1999年に日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)を設立しました。毎年各国持ち回りでホストを務め、環境問題における課題の共有や取組についての議論が行われています。TEMMでは、2013年より日中韓環境協力において多大な貢献をした各国1名に対して、TEMM Environment Awardを授賞しています。阿部教授は日中韓三カ国において長年にわたり環境教育・ESD分野の研究と実践・交流に努めてきましたが、これまでの功績が高く評価され今回の受賞に至りました。

コメント

COMMENT

社会学部・異文化コミュニケーション研究科、前ESD研究所所長阿部治 教授

約20年にわたってアジア太平洋地域の環境教育/ESDの推進に向けて、政府系機関やNGO、学会などを通じて研究と実践に取り組んできました。特に、北東アジアに位置する日中韓は大気汚染や黄砂、海洋汚染など環境面で運命共同体の関係にあります。もちろん、気候変動や生物多様性などの地球環境問題も共通の課題であることは言うまでもありません。このため、特にこれら3国間の関係者の交流について3国政府間の環境教育ネットワーク(TEEN)の提案と設立など交流の仕組みづくりに尽力してきました。

今秋の岡山会合で17回目となるTEEN会合には、政府や産業界、NGO、研究者など多様なステークホルダーが参加し、相互理解の下、共通のプロジェクトを進めるまでになりました。今回の受賞を契機に、この間共に活動してくださった3カ国の皆さんにあらためて感謝し、引き続き3カ国間のより緊密な協力関係の構築と、さらには東アジア全域にまで広げた環境教育/ESD分野における多国間協力の仕組みづくりに尽力したいと思っています。