2014/12/22 (MON)

文学部キリスト教学科の長谷川修一准教授が第11回日本学術振興会賞を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

文学部キリスト教学科の長谷川修一准教授が、「碑文史料・考古資料・旧約本文の史料批判に基づく紀元前1千年紀南レヴァント史の研究」により、第11回日本学術振興会賞を受賞しました。

日本学術振興会賞は、優れた研究を進めている若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰してその研究意欲を高め、独創的、先駆的な研究を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としています。

受賞対象者は、人文学、社会科学および自然科学の全分野において、45歳未満で博士または博士と同等以上の学術研究能力を有する者のうち、論文等の研究業績により学術上特に優れた成果をあげている研究者としています。今回の受賞者25名のうち、私立大学所属の研究者は長谷川准教授を含め2名でした。

授賞式は、2015年2月24日(火)日本学士院で行われます。

コメント

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文学部キリスト教学科
長谷川修一 准教授

このたびは、第11回日本学術振興会賞を受賞させていただくことになり、光栄に存じます。このような名誉ある賞をいただくことができたのも、諸先生方ならびに諸先輩方のこれまでのご指導と、同世代の研究者たちからの励ましあってのことに他なりません。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。

今回評価していただいたのは、日本ではなかなか注目を浴びることのない、そして日本とは時代も地域も遠くかけ離れた「古代イスラエル史」についての業績です。このような地道な研究を評価していただけたことは、私自身にとっても大変な励みになりますし、また、関連・非関連分野において、決して脚光を浴びることがないものの、真摯にこつこつとたゆまぬ研究を積み重ねている他の大勢の研究者にとってもまた大きな刺激となることと拝察いたします。

これに慢心せず、より一層気持ちを引き締めて研究に邁進してまいりたいと存じます。

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