2014/10/01 (WED)

社会学部現代文化学科の三田知実助教が「第5回日本都市社会学会若手奨励賞(論文の部)」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

社会学部現代文化学科の三田知実助教が論文「衣料デザインのグローバルな研究開発拠点としての都市細街路—東京都渋谷区神宮前における住宅街からの変容過程— 」(『日本都市社会学会年報』第31号 pp. 61 – 76)により、日本都市社会学会の「第5回日本都市社会学会若手奨励賞(論文の部)」を受賞しました。

日本都市社会学会は、日本都市社会学会賞(磯村記念賞)および日本都市社会学会若手奨励賞を隔年で選考・授与しています。今回、三田助教が受賞した日本都市社会学会若手奨励賞は、「都市社会学に関する将来性に富み奨励に値する優れた」研究に授与されるものです。

本論文の内容について
本論文は、これまで日本の都市社会学で積極的に調査・分析がなされてこなかった、東京都心の細街路が、衣料デザインのグローバルな研究開発拠点へと変容した過程とその要因を明らかにし、それを都市社会学の文脈で考察を深めた論文である。
分析枠組みとして、ピエール・ブルデューの文化生産に関する議論に着目し、グローバルな純粋生産とグローバルな大量生産という独自の分析枠組みを生み出した。この枠組みを基に、渋谷区神宮前および港区青山の細街路変容過程の記述を行った。
結論では、事例記述に基づく考察を、グローバル都市(サスキア・サッセン)と海外の都市文化生産研究を結びつけながら深めた。この一連の研究過程に、本論文の学術的意義がある。

コメント

COMMENT

社会学部現代文化学科三田知実 助教

このたびは、拙著論文に対し、第5回日本都市社会学会若手奨励賞を賜り、皆さまに心より御礼申し上げます。
拙著論文における事例記述を、都市社会学の枠組みから外れずに考察を深めたところに、評価を頂き、この賞を受賞できたのだと考えております。
今後も真摯に研究に取り組みながら、都市社会学および本学社会学部に貢献できるよう努力いたします。