2014/06/19 (THU)

経営学部の石川淳教授が国際会議「Pan-Pacific Conference XXXI」 でOutstanding Paper Awardを受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

2014年6月2日から5日まで大阪・堺市で開催された国際会議 「Pan-Pacific Conference XXXI」 で、石川淳経営学部教授(経営学部長)が Outstanding Paper Award を受賞しました。本会議は国際学会 「Pan-Pacific Business Association」 の主催により毎年開催されており、今回は100組を超える報告がなされ、最も優れた2組に Outstanding Paper Award が授与されました。

今回受賞した石川教授の報告のタイトルは“Transformational Leadership, Stressors, and Strain in R&D Employees: Evidence from Japan”です。“Transformational Leadership”は、変革型リーダーシップとも訳され、現在のリーダーシップ研究において最も完成度が高く、なおかつ普遍性が高いリーダーシップ・スタイルの1つといわれており、世界のさまざまな国においてその有効性が確認されています。
今回は、その"Transformational Leadership”が、ストレスの原因である“Stressors”を通じて、フォロワーに対してポジティブな影響だけでなくネガティブな影響を及ぼす可能性があることが明らかとなったことが報告されました。これまで、世界的にその有効性だけが論じられてきた、“Transformational Leadership”の逆機能を実証的に明らかにしたことが認められての受賞となりました。

Pan-Pacific Business Associationについて

環太平洋の国・地域の生活の質向上にかかわる重要なトピックスを議論するための学会として、1984年に設立されました。以来、毎年国際会議が開催され、現在では毎年30以上の国・地域から500名以上の参加があります。学会では、主として人材、技術、および国際的な経済活動に焦点が当てられています。参加者の中で最も多いのは経営学者ですが、経済学や社会学など他の学問分野からの参加者も多く見られ、学際的な側面が強い学会であると言えます。

コメント

COMMENT

経営学部長石川淳教授

同僚の教員・職員の皆さん、そして、経営学部生をはじめとした学生の皆さんのご理解・ご協力のおかげで賞をいただくことができました。改めて御礼を申し上げます。グローバル化が進行するにつれ、グローバルな場面において有効なリーダーシップに対する注目度が上がりつつあります。グローバルな場面でリーダーシップを発揮するためには、日本語以外の言語(主として英語)によるコミュニケーション能力が欠かせません。しかし、その前提として最も重要となるのが、多様な考え方や価値観を認め、また、自らの考え方や価値観も伝え、その違いの中から新しい知識や価値を見いだす創造力だと思います。本学経営学部においても、“グローバルな場面でリーダーシップを発揮できる人”を育成することを主たる教育目的として、さまざまなカリキュラムが組まれています。今後も、研究および教育を通じて、多様性の中から創造性を発揮することができる人材の育成に貢献していきたいと考えています。