公開講演会「シリア紛争にみる人道支援の限界と挑戦」

INFORMATION

  • 2017年10月14日(土)14:00~17:00
  • 池袋キャンパス 14号館2階 D201教室

2011年に発生したシリア危機は、6年が経過した現在も収束の道筋は見えず、人口2200万人のうち、47万人が死亡、半数の1100万人は難民や避難民として住む家を追われる事態となっている。
国際社会は、政治的解決を目指しつつも、糸口の見えない中で、国際連合や赤十字組織、国際NGOを中心に人道支援活動を実施している。しかしながら、治安上の理由から、各組織とも国際スタッフの活動は最小限に抑えられ、現場の人道支援活動や救出活動を担っているのは、シリア人やシリアのNGO、ディアスポラと呼ばれる在外シリア人による組織である。
そこで本シンポジウムでは、日本で紹介されることの少ないシリア人によるNGOの関係者を招き、シリアにおける人道支援活動の実態と課題について、シリア情勢に詳しい研究者、シリアのNGOと協働する日本のNGO関係者とともに討議する。

詳細情報

名称

公開講演会「シリア紛争にみる人道支援の限界と挑戦」

内容

《基調講演》
Fadi Al-Dairi 氏(Hand in Hand for Syria 共同設立者)
《パネリスト》
Fadi Al-Dairi 氏(Hand in Hand for Syria 共同設立者)
高城 大吾 氏(難民を助ける会シリア支援担当)
青山 弘之 氏(東京外国語大学教授)
《ファシリテーター》
長 有紀枝(21世紀社会デザイン研究科・本学社会学部教授)

対象者

21世紀社会デザイン研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般、援助関係者

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

21世紀社会デザイン研究科、社会デザイン研究所

共催

特定非営利活動法人難民を助ける会(AAR Japan)

備考

【登壇者略歴】
Fadi Al-Dairi 氏
シリアにルーツを持つイギリス人。イギリスに本部を置き、シリア国内で人道支援を行うNGO・Hand in Hand for Syria(HiH)の共同創立者。HiH は400人以上のメンバーを抱え、現在ではシリア国内で活動する代表的な団体のひとつ。保健、水・衛生、避難所、農業・食糧等のプロジェクトを行い、2016年には200万人以上に支援を届けた。

高城 大吾 氏
民間企業を経て、イギリスの大学院で紛争からの復興支援を学ぶ。2011年5月よりAAR東京事務局にて勤務し、福島県での支援を中心に東日本大震災緊急・復興支援などに従事。2012年2月よりケニア駐在員として給水支援に携わった後、2014年からはシリア国内における人道支援活動の統括を務める。

青山 弘之 氏
東京外国語大学卒。一橋大学大学院修了。シリアのダマスカス・フランス・アラブ研究所、JETRO アジア経済研究所研究員を経て現職。専門は現代東アラブ地域の政治、思想、歴史。編著書に『混迷するシリア:歴史と政治構造から読み解く』(岩波書店、2012年)、『シリア情勢:終わらない人道危機(岩波新書)』(岩波書店、2017年)などがある。ウェブサイト「シリア・アラブの春顛末記」を運営。

お問い合わせ

21世紀社会デザイン研究科委員長室

TEL:03-3985-2181(月~木)11:00~18:00

イベントレポート