ワークショップ「アメリカ福祉国家の政治文化史」

INFORMATION

  • 2017年6月6日(火)15:30~20:00
  • 池袋キャンパス ライフスナイダー館 レセプションルーム

アメリカ合衆国における国家機構・福祉国家の成長と変容をいかに捉え直すかは近年改めて注目を浴びている。国内での「貧困との闘い」とベトナム戦争とを視野におさめる小滝陽報告(第1部)と、第一次世界大戦期の連邦政府と民間団体との折衝過程を追跡する松原宏之報告(第2部)を起点に、ワークショップを催す。佐々木一惠氏のコメントとともに、McGirr氏の近著までを討議に付す。
使用言語:英語(通訳なし)

詳細情報

名称

ワークショップ「アメリカ福祉国家の政治文化史」

内容

《講師》
小滝 陽 氏(一橋大学大学院社会学研究科特任講師)
松原 宏之(本学文学部教授・アメリカ研究所副所長)
佐々木 一惠 氏(法政大学国際文化学部准教授)
Lisa McGirr 氏(ハーヴァード大学歴史学部教授)

対象者

(国内外)研究者、学生
※要申込、入場無料

申し込み

本学アメリカ研究所(ramins@rikkyo.ac.jp)までE-mailにて①氏名、②所属、③連絡先を明記して事前にお申し込みください。

主催

アメリカ研究所

備考

【講師略歴】
小滝 陽 氏
2017年に一橋大学大学院社会学研究科で博士号(社会学)を取得。現在、同大学院社会学研究科特任講師(ジュニアフェロー)。専門はアメリカ史、アメリカ研究。論文に「冷戦期アメリカ軍の軍人家族保護政策」(『歴史評論』780、2015)や「米国の軍事大国化と退役軍人福利政策 1943-1952年-朝鮮戦争下における「復員兵援護法」の継続と変質-」(『歴史学研究』904、2013)などがある。

佐々木 一惠 氏
大阪大学大学院人間科学研究科を経て、2009年にジョンズ・ホプキンズ大学大学院でPh.D.(歴史学)を取得。オーストラリア国立大学客員研究員、日本女子大学非常勤講師を経て、2009年より現職。アメリカ史、主に20世紀初頭の米中関係にみる歴史意識とジェンダーの関係や米中関係史を専門とする。単著にRedemption and revolution : American and Chinese new women in the early twentieth century. (Cornell University Press, 2016)、共著に『ポスト・ユートピアの人類学』(人文書院、2008年)などがある。

Lisa McGirr 氏
1995年にコロンビア大学にてPh.D.(歴史学)を取得。2007年より現職。アメリカ合衆国の近現代史を専門とする。単著にSuburban Warriors: The Origins of the New American Right (Princeton University Press, 2001, 2015)やWar on Alcohol: Prohibition and the Rise of the American State (W.W. Norton, 2016) 、共編著にAmerican History Now (Temple University Press, 2011)などがある。

お問い合わせ

アメリカ研究所 奥村

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。