公開講演会「熱帯雨林の最後の原生林を守るパプアニューギニアの小さな村からの訴え——国境を超えるキリスト教会と草の根の連帯」

INFORMATION

  • 2017年6月29日(木)18:30~20:30
  • 池袋キャンパス 本館2階 1203教室

パワーポイントとビデオを駆使する講演をもって、最後の熱帯雨林の楽園の人間と生き物たちの暮らし、広大な原生林と水系の相互関連、それを奪う伐採企業の不正と民衆の抵抗、「森を奪わないで」とのメッセージを学生たちに伝える。日本で知られていない現地の状況、森を奪う政府と企業の政策、企業が住民を脅しながら不正な伐採を強行する日々、自らもいのちの危険にさらされつつも、決して諦めない決意を語る。村の教会での礼拝のさなかに住民が企業に襲われて長老が死傷を受けた出来事など、老いも若きも続けている抵抗のなかから、絶望から希望への光が見えてきたこと、多様な連帯が小さな村々の森を守る抵抗を支えてきたこと、キリスト教の連帯がその核にあることなど。

詳細情報

名称

公開講演会「熱帯雨林の最後の原生林を守るパプアニューギニアの小さな村からの訴え——国境を超えるキリスト教会と草の根の連帯」

内容

《講師》
ポール・パボロ 氏(パプアニューギニアの原生林を守る住民のリーダー)
【略歴】
1972年にパプアニューギニアのニューブリテン島のムー村に生まれ、高校卒業後、自動車関連企業での研修と仕事の経験を経て、現在ムー村を拠点に熱帯雨林を守る活動に邁進している。外国巨大伐採企業が原生林を伐りつくそうと迫っているなかで村々のリーダーとして抵抗と啓蒙活動を行ってきた。不正な伐採方法を進めている企業を裁判で訴える活動家として生命の危険にさらされてきたが、現地のNGO(ACT NOW)、欧米の大学、オーストラリアのNGO(FORCERT)、日本のキリスト教会の諸団体(「パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会」)と、ネットワークを組んで、国教を超えて永続的な支援を受けている。講演者の活動は、2016年に米国のAlexander Soros Foundation 人権賞の受賞、およびオーストラリアのGlobal Witness による講演会への招聘によって評価された。講演者はまた、2017年3月にACT NOW主催の「Special Agricultural Business Leases (SABL)政策を廃止」への民衆の嘆願書と署名提出の際の代表者に選出され、テレビ出演も行った。

《通訳者》
清水 靖子 氏(「パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会」会長、カトリックのメルセス会修道院修道女)

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

文学部キリスト教学科

お問い合わせ

学部事務1課キリスト教学科担当

TEL:03-3985-2521

キリスト教学研究科教育研究コーディネーター 有住

TEL:03-3985-4779

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