2016年度異文化コミュニケーション学部連続講演会 “displacement(強制的な移動/流動)”第2回講演会「終戦後の在朝日本人の生活・強制移動・引き揚げ」

INFORMATION

  • 2016年7月7日(木)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)2階 M201教室

異文化コミュニケーション学部では、グローバル・スタディーズが異文化コミュニケーションで果たす役割やその課題について理解を深めるために、2016年度に計5回にわたり連続講演会を開催する予定である。“Displacement(強制的な移動/流動)”という統一テーマを掲げ、グローバル・スタディーズの専門領域から、地球上の人々の課題や暮らしを描きだす。第2回目の講演会では、日本帝国の中心にあった朝鮮半島と「満州國」に滞在した日本人の終戦後の本国への引き揚げ、旧ソ連への強制移動後の暮らしを紹介する。歴史的観点でこの移動を俯瞰し、併せて体験者の話を聞く事で、この歴史上の移動の現在的意義を包括的に理解する。

講師

京都大学名誉教授、立命館大学客員教授
水野 直樹 氏

主な著書に『在日朝鮮人 歴史と現在』 (岩波新書、2015年)、『創氏改名—日本の朝鮮支配の中で』(岩波新書、2008年)、『朝鮮衡平運動史料集』(解放出版社、2016年)、『生活の中の植民地主義』(人文書院、2004年)、『歴史教科書の可能性—「つくる会」史観を超えて』(青木書店、2002年)がある。

佐藤 知也 氏

東京都生まれ。朝鮮半島(平壌)で育ち、1948年7月帰国。中央大学法学部卒業、川崎市市役所に勤務。主な著書に『平壌で過ごした十二年の日々』(光陽出版社、2009年)がある。

詳細情報

名称

2016年度異文化コミュニケーション学部連続講演会 “displacement(強制的な移動/流動)”第2回講演会「終戦後の在朝日本人の生活・強制移動・引き揚げ」

内容

1945年8月15日の終戦時、軍人・民間人を含めて約六百万人の日本人が「外地」と占領地に滞在していた。その多くは無事に本国に引き揚げることができたが、何十万人は解放された土地で死亡し、帰国できなかった。帝国によって動員された日本人の“displacement”は、終戦後の引き揚げの時期に大量に起こったが、この歴史的意義を理解するためには、戦前の日本列島からの移動との連続性を考慮する必要がある。この講演会では、史資料からこの移動を理解しようとする研究者と、実際に移動を体験した人物を招き、史資料と実体験の両方から移動の歴史的意義に迫る。

対象者

異文化コミュニケーション学部生、本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

異文化コミュニケーション学部

お問い合わせ

学部事務4課 異文化コミュニケーション学部担当

TEL:03-3985-4824

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