2016年度異文化コミュニケーション学部連続講演会
“displacement(強制的な移動/流動)”
第1回講演会 「カザフ系モンゴル遊牧民のノマディズムと騎馬鷹狩文化のエスノグラフィ」(仮題)

INFORMATION

  • 2016年4月28日(木)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)2階 M201教室

異文化コミュニケーション学部では、グローバル・スタディーズが異文化コミュニケーションで果たす役割やその課題について、学部の専門領域の視点から理解を深めていくために、2016年度に計5回にわたり連続講演会を開催する予定である。”displacement(強制的な移動/流動)”という統一テーマを掲げて、グローバル・スタディーズの専門領域から、地球上の人々の課題や暮らしを描きだす。

第1回目の講演会では、現代においても、距離と頻度の点で、比類のない遊動性を維持する中央アジアの草原の遊牧民であるカザフ系のモンゴル人を取り上げて、彼らの暮らしを紹介し、人類史の観点からその行動と文化を考えてみることで、グローバル・スタディーズの可能性と展望を示したい。

講師

早稲田大学高等研究所助教
相馬 拓也 氏

東京都生まれ。博士(農学)。現在、早稲田大学 高等研究所 助教。ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院(SOAS)修士課程修了、早稲田大学 大学院文学研究科博士後期課程史学専攻 満期退学。カッセル大学エコロジー農学部 客員研究員をへてモンゴル西部バヤン・ウルギー県、ホブド県で長期フィールドワークに従事。モンゴル西部アルタイ山脈~中央アジアの牧畜社会を中心とした生態人類学、人文地理学、環境社会学、動物行動学、民族鳥類学を専門とする。

主 著:Human and Raptor Interactions in the Context of a Nomadic Society:Anthropological and Ethno-Ornithological Studies of Altaic Kazakh Falconry and its Cultural Sustainability in Western Mongolia。近年の社会活動に、NHKドキュメンタリー番組『地球イチバン 地球最古のイーグルハンター』(2015年1月29日放送)の監修・制作協力がある。

詳細情報

名称

2016年度異文化コミュニケーション学部連続講演会
“displacement(強制的な移動/流動)”
第1回講演会 「カザフ系モンゴル遊牧民のノマディズムと騎馬鷹狩文化のエスノグラフィ」(仮題)

内容

モンゴルでは季節移動による草地の巡回を行うことで、土地の宿す草原資源の負荷を回避し、数千年にわたり家畜とともに暮らしてきた。なかでも、モンゴル西部アルタイ山脈に暮らすカザフ系モンゴル遊牧民(アルタイ系カザフ人)は、カザフスタンや中国新疆ウイグル自治区にも広く居住し、中央ユーラシアでもっとも流動性の高い民族集団と考えられる。

本発表では、カザフ固有の伝統文化と暮らしを支える「ノマディズム(遊牧活動)」と、イヌワシを手なずけて狩りを行う「騎馬鷹狩文化」に焦点を当て、強制的な移動だけではない “displacement”のあり方について考えてみたいと思う。

対象者

異文化コミュニケーション学部生、本学学生・大学院生、教職員、一般
※申込不要、入場無料

主催

異文化コミュニケーション学部

お問い合わせ

学部事務4課 異文化コミュニケーション学部担当

TEL:03-3985-4824

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