公開講演会「金正恩時代の北朝鮮のメディア文化と住民の生活における韓流」

INFORMATION

  • 2014年6月26日(木)16:40~20:00
  • 池袋キャンパス マキムホール(15号館)3階 M301教室

本講演会は、異文化コミュニケーション学部の招聘研究者として5月29日から6月28日まで本学に滞在する北朝鮮大学院(ソウル所在)の李宇榮教授を迎え、金正恩政権下の北朝鮮住民たちの日常生活における社会・文化的変化や韓流の流入などの外部社会への文化的開放、新しいリーダーシップの再現、などの現象をメディア文化の政策変化を中心に見て、朝鮮半島の平和的統合の可能性を考察することを目的とする。 ※使用言語:朝鮮語(通訳あり)

本学国際学術交流招聘研究員、北朝鮮大学院教授
李 宇榮(LEE, Woo Young) 氏

詳細情報

名称

公開講演会「金正恩時代の北朝鮮のメディア文化と住民の生活における韓流」

内容

金正恩以降の北朝鮮の社会は挑発的な武力示威や核開発の強行を持続するにも関わらず、その一方で、親しみやすいイメージの指導者を再現するため、メディアを積極的に活用し、さらに西欧式の大衆文化や娯楽産業についても従来のタブー的立場から脱皮、親和的な国家イメージを再現しようとする。このように変わった国家イメージの政策によって北朝鮮のメディアには前には見られなかった住民たちの自由な娯楽生活が再現されている。特に、最近の映画やドラマ、公演は、北朝鮮住民の日常に浸透した西欧社会の大衆娯楽と資本主義的消費文化の影響も感じられる。このような変化は一方ですでに金正日時代から多くの脱北者たちによって指摘されている韓流の影響も密接な関係があると考えられる。本講演においては、このような北朝鮮社会の変化した住民たちの文化生活や日常の姿を中心に、これまでの国際政治と外交問題を中心とした国内北朝鮮研究では簡単に接することができなかった北朝鮮住民の生活と意識の変化を考察してみたい。

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

異文化コミュニケーション学部

お問い合わせ

異文化コミュニケーション学部

TEL:03-3985-4824

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