JICA留学生がカントリーフェスタに参加し学部生と交流

国際化推進機構

2023/07/13

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

立教大学の大学院では、様々な国からのJICA留学生を受け入れています。彼らの出身国はアフリカ、東南アジア、中央アジア、太平洋諸島諸国、中南米と多岐に渡っており、さらに社会人経験が豊富であるなど、そのバックグランドも多様です。彼らはその知識と経験を活かし、様々な学内のイベントで学部生との交流を図ることにも積極的に挑戦しています。今回は、そのようなイベントのうちの一つであるカントリーフェスタの様子についてご報告します。

カントリーフェスタとは

留学生が自身の国を紹介し、他の学生と交流をはかる企画。年間2回、池袋・新座の両キャンパスで開催してています。本年度春学期のカントリーフェスタ参加国はホンジュラス、カンボジア、コートジボワール、ペルー、アルゼンチン、中国、ベトナム、アメリカでした。

新座カントリーフェスタ(6月26日開催)報告

新座キャンパスのグローバルラウンジにて、お昼休みの時間帯に開催されました。今回、参加してくれた留学生2名はいずれもJICA拠出の奨学金受給者で、一人はホンジュラスから、もう一人はカンボジアから立教の大学院に入学しました。両学生は様々な方法で自国の魅力を伝えてくれました。

ホンジュラス出身の学生は大きな国旗や動画を用いて、ホンジュラスの地理、歴史、街、文化、料理など自国の魅力を紹介しました。バロック調コロニアル建築のカテドラル、700年間止まらず動いている一番古い時計、世界中のダイバーが集まる世界一、二を争う美しい海、マヤ遺跡の町コパンなど、短い時間にテンポよく説明してくれました。

またカンボジア出身の学生は、ブースを色とりどりのスカーフやカンボジア大使館から取り寄せたパンフレットで飾り、カンボジアの文化や言語を紹介しました。カンボジア流挨拶のレクチャーを行ったり、クイズを出すなどして、参加した学部学生と賑やかに交流を深めていました。

参加した学生は30名近くおり、いずれのブースも終始笑顔の絶えない雰囲気の中、活発な交流がなされ盛況となりました。

ホンジュラス学生の感想

カントリーフェスタに参加してとてもよかったです。ホンジュラスやラテンアメリカについては日本ではあまり知られていないので、立教生に知ってもらう良い機会になったと思います。ホンジュラスの良いところ、国の美しさや文化について、伝えることができました。日本に留学する機会を得たことへの感謝の気持ちをこのような形に表すことができ、嬉しく思います。参加者からの質問に答えるのも楽しかったです。日本のアニメが流行っていることについても何度か質問がありました。自分が想像しているよりも、深い話ができたと思います。

カンボジア学生の感想

カンボジア学生として立教に入学したからには、自分の国を紹介するために何かしたいと考えていました。「カンボジアってどこにあるの?この大学でカンボジアから来た留学生って初めて聞いた!」と言われたことがあったからです。幸いなことに、立教大学ではカントリーフェスタという、その他の学生と文化交流を持つことができるイベントを行っています。そこで今回、私はカンボジアの古くから続く豊かな文化や食べ物や観光地などを、日本人、留学生問わずいろんな学生と共有する機会を得ることができました。私にとっても、とても良い体験となりました。

日本人学生の感想

ホンジュラスとカンボジアの両国の文化を知ることができ、良い学びになりました。立教大学のグローバルな繋がりをカントリーフェスタに参加したことで感じ、より多くの留学生と交流したいなと感じました!またぜひ参加したいと思います。

立教大学では、多様なバックグランドを持った学生を受け入れているだけでなく、このようなイベントを多く企画・実施することで、積極的な国際交流を促しています。

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