全学年対象・キャリア支援プログラム「社会を知る講座」

キャリアセンター

2017/02/08

キャリアの立教

OVERVIEW

キャリアセンターが実施する「キャリア支援プログラム」は、「RIKKYO Learning Style」の各期の考え方に基づき、「自分を知る」ことと「社会を知る」ことを循環しながら、段階的に進路の意識を高めることができるように展開しています。最終的には「自立して生きていくこと」、つまり、自らの力で卒業後の進路選択を行えることを目指しています。今号では、学生が「社会を知る」ことを目的に全学年を対象に実施している「社会を知る講座」についてご紹介します。

「社会を知る講座」の目的と特長

本講座では、グローバル市場のトレンド、業界の構成と構造、行政や企業等が連携して成立させるビジネスのプロセス、社会人の働き方といった、学生生活を送る中で意識する機会が少ないテーマを取り上げます。学生がビジネス社会で起こっていることに目を向け、その背景や意味、今後の展望などについて知ることで、視野を広げ、社会を見る力を養い、自身の進路選択に役立てることを目的としています。

この講座の最大の特長は、「業界編」「プロジェクトストーリー編」「仕事内容・働き方編」の3編から構成されており、1編だけ受講しても学びを得ることができますが、3編を受講することでそれぞれの内容がリンクして、学びの連続性が確保され、より深く「社会を知る」ことができるところです。

業界・会社を選ぶための視点・考え方を養う 《業界編》

2016年度は、マーケティング・コンサルティング企業の矢野経済研究所から講師を招き、現代社会の変化や業界の構造を分かりやすく分析・解説。グローバル市場のトレンドや業界のつながりなど、社会を俯瞰する目を養います。
【2016年度春学期実施内容】
  • テーマ
    大きな視点から業界・企業を捉える。自身の気づきから、市場、社会の動きを通して、働く環境を考える

企業・組織が世界市場に挑む姿(実態)を知る 《プロジェクトストーリー編》

グローバルビジネスプロジェクトに携わった、日本を代表する企業や行政・団体等から事例を聞くことで、世の中のトレンドをつかみ、企業・組織同士がどのように連携しながらビジネスを成立させるのか、そのプロセスを学びます。
【2016年度春学期実施内容】
  • テーマ
    インド・デリーメトロプロジェクト
  • 参加企業・団体
    国際協力機構(JICA)、三菱電機

仕事内容やキャリア観のリアルを知る 《仕事内容・働き方編》

B to B企業、B to C企業、公務・非営利団体などの業界・企業の営業、広報、生産管理、人事、経理といったさまざまな職種の方のお話しから、社会の構成や動向、企業等の役割、働き方や社風などの現実(実態)を知り、仕事に必要な力について学びます。
【2016年度春学期実施内容】
  • テーマ
    企業活動や国民の生活を支える仕事
  • 参加企業・団体
  • 経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、日本生活協同組合連合会
春学期参加者数のべ541名
《参加者の声》
  • OB・OGや内定者に直接お会いして、就職活動時のエピソードを聞いてみようと思った。意外と日本のことを自分は知らないと気づかされたので、日本についても知ってみようと思った。
  • 専門性と同時に全体的な視点を持つことも日ごろ意識したいと思った。
  • 自分がどのような目的をもって仕事をしたいのかということを、まず考えようと思った。そのためには幅広く企業・行政に関わるところまでリサーチしたいと思った。
  • 働き方のイメージが持ちやすく、社会で働くことが楽しみになった。

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