ビジネスコンペから誕生した「立教ごちそうバーガー」

経営学部国際経営学科2年次 五月女 らなさん、須佐 まな花さん

2019/02/15

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

フレッシュネスバーガーEchika池袋店で限定販売された「立教ごちそうバーガー」。考案したのは、経営学部国際経営学科の五月女らなさんと須佐まな花さんだ。二人はハンバーガーの新商品を開発するビジネスコンペに挑んだ。

立教ごちそうバーガー」 ポスター 。2018年5月8日から8月5日の間、限定販売された

2017年11月、立教大学経営学部の学生団体「BISLIN」とフレッシュネスバーガーが、共同でビジネスコンペを開催するという告知が出された。課題は「池袋に愛されるフレッシュネスバーガーの新商品開発」だ。

「立教経営学部ならではのアクティブな学びがしたいと入学前から考えていた」と五月女さん。須佐さんも、授業だけでなく課外活動も多彩で「思う存分努力して成長できる環境」に魅力を感じて入学したという。よく一緒に食べ歩きをするという二人は、コンペへの参加を決めた。

開発にあたり、ターゲットを「立教女子」に据えた。

「たくさん食べたいけれどカロリーが気になる」というニーズに、「一個で満足満腹になるヘルシーなバーガー」として応じる戦略。価格は、「大学生がランチで出せる額は500円」と分析し、500円以内で「ごちそう感」を出すべく頭をひねった。

ヘルシーを意識して肉はチキンを選び、白ワインで蒸し焼きにすることで、ジューシーな食べごたえと低カロリーを両立させた。さらに、アボカドの緑色でフレッシュネスバーガーのコーポレートカラーを、紫キャベツで立教のスクールカラーを表現し、コラボレーション感を演出。こうして見た目にもインパクトのある「立教ごちそうバーガー」が完成した。

勝戦のポスター。「立教ごちそうバーガー」と「立教フルーツバーガー」の一騎打ち

コンペには7チーム総勢26人が挑み、プレゼンテーションで競われた初戦を経て、フルーツバーガーを提案したチームと共に選出された。決勝戦は2018年1月から2月にかけての販売実額で競われ、五月女さんと須佐さんは優勝を果たした。

「自分たちが食べたい! と思うバーガーを本気で考え、それが実物となって多くの方々に共感してもらえたことに手応えがありました」と二人はコンペを振り返る。

これからについて、「いまできることを一生懸命やることで将来のビジョンが見えてくると思うので、これからも興味のあることには積極的に手を伸ばしていきたい」と五月女さん。

「私は海外で仕事をしたいという夢があるので、グループワークやプレゼンテーションを通じて実践的な英語を学べる授業を選択しています」と須佐さん。

二人とも2年次からSA(Student Assistant)として後輩の学習指導にもあたっているが、自らの成長も実感できる経験だという。学びを大きく発展させることのできる環境で、二人の挑戦は続く。

決勝戦当日、ポスターを囲んで。右から、須佐さん、五月女さん、対戦チームの我妻美佳さん、中野伶香さん、大橋茉由子さん

ビジネスコンペの集合写真

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