選手もマネージャーも全員主役。
名門・相撲部復活へ

コミュニティ福祉学部福祉学科4年次 奥村百花さん

2018/11/08

立教生のキャンパスライフ

OVERVIEW

1919年創部。間もなく100周年を迎える体育会相撲部。その歴史の中で初の女性主将として部を率いる奥村百花さん。その意気込みと相撲部の魅力に迫る。

東日本学生相撲選手権大会 Cクラス優勝(2017年4月)。後列左から2人目が奥村さん

新座キャンパスにある相撲場での稽古

入学当初、新入生勧誘活動でにぎわう新座キャンパスで、相撲部のすがすがしく真剣な勧誘が心に響いたという奥村さんは、後日、体育館の相撲場へ見学に訪れた。
「部員は少ないながら、迫力ある稽古に圧倒されるとともに、先輩方の『相撲が好き』という気持ちがストレートに伝わってきました。女子高時代、休み時間に身体を動かしたくて友達と遊びで相撲をとった思い出ともリンクして、入部しました」
相撲部は、かつて学生横綱も輩出した輝かしい伝統がある。しかし、1970年以降は部員が減少。存続の危機の中、監督・コーチ・OBが他部に「助っ人」を募り、稽古に参加してもらい大会出場を続けてきた。

熱い想いがつないだ歴史にも感銘を受けた奥村さんは、1年次から主務を引き受け、選手のサポートや部の運営にあたってきた。PRのため、誰でも参加できる「学内相撲大会」を企画し、ちゃんこを振る舞うなど新しい試みにも挑戦している。

新入部員初の試合「新人戦 」での集合写真

周防名誉監督就任記者会見。周防監督の映画『シコふんじゃった。』(1992年公開)は立教大学の相撲部がモデル

現在、奥村さんは男子選手と2人体制で主将を務める。「監督から指名されて驚きましたが、主将となり、さらに強い責任感が生まれました。横田奏樹主将(現4)が稽古で皆をまとめ、私は部全体の発展に尽力しています」
日々奮闘する奥村さんにうれしい出来事があった。2018年3月、映画監督の周防正行さん(1981年文学部卒業)が、相撲部の名誉監督に就任したのだ。
「周防監督と記者会見に臨み、メディアで大きく取り上げていただき、相撲部を皆さんに知ってもらうことができました」
周知活動の甲斐あって新入部員が加わり、2018年度は選手4人、マネージャー7人で活動中。入部は、学年を問わずいつでも歓迎している。

「初心者も、両国国技館の土俵に立つまでになれます。マネージャーが多いと思われるかもしれませんが、それも大歓迎で、勝つための研究など、一人一人が欠かせない役割を担えます。私は今年から練習にも参加しています。心身ともに鍛えたい、技の実践により相撲をもっと深く理解したいという思いからです」
名門復活に向けて、近年再び力をつけている相撲部。2017年全国学生相撲選手権団体戦では、Bクラス(2部リーグ相当)8強入り。次は4強へ、さらにAクラス昇格が目標と、奥村さん。頼もしい主将のもと新たな歴史を刻むべく相撲部は活気づいている。

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